楽天銀行口座凍結問題その後の雑感

Posted by yonezo in 日記 | 3 Comments
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ネット上で祭りになった事から一時的にコメントが増えたが、まとめサイトや記事などが増えてきて、アクセスが分散したせいだろうか?だいぶ落ち着いてきたような気がする。

楽天銀行の対応が雑すぎる

ただ、コメントが落ち着いたというだけで、楽天銀行側の対応が何か変わったという事も無く、粛々と対応は行われているのだろう。

取り付け騒ぎか?とも言われたが、特にマスコミ・メディアが取り上げなかった事もあり、それほど大騒ぎにならなかったのは個人的に良かったと思っている。

こういうのって、最初は擁護されても、後からなぜかベクトルが変わってきて叩かれる方に変節するというのが、ネット上の祭りの定石だもんね…。

山本氏の記事や余命3年時事日記の記事を見て、「あーやっぱり来たか。」とは思ったが、大抵の人にとってはそこまで大騒ぎする問題でもなく、「凍結処理自体ではなく企業としての対応について問題があるんじゃないか?」というエントリの主旨について理解頂いていたようで、特に私個人が叩かれるという事も無かったのは良かった。

 

頂いたコメントやツイッター、今回の件について書かれた各サイトを見ていて思うのは、楽天銀行側の対応が雑というのは、「そういう部署が対応してないから」というのが原因な印象。

基本的に「犯罪者であるかも知れない」を前提で口座を扱っているために、CSのような丁寧な対応を行うという頭が無いのでは?と想像しています。

楽天銀行側が特に何も言わないのも、山本氏の言うとおり「銀行とはそういうものだよ、何を騒いでるんだ?」という事なのでしょう。

 

ただやっぱり気になるのは、なぜ楽天銀行だけに報告が相次いでいるのだろうか?という部分。

楽天銀行が比較的口座が開設しやすくて、詐欺や出会い系など、あまり銀行が扱いたくないような人たちにも人気があったという理由が関係してるんでしょうか。

そしてテロ資産凍結法というのも関係しているのでしょうか。

でもそれって、果たして楽天銀行だけに当てはまる理由なんだろうか…とも思います。

そう考えると、今後は他の銀行でも同様の事例が報告されてくる未来を想像してしまいます。

楽天銀行と同じような対応をされたら…、被害者爆増ですね。

 

あとは、ブラックな口座との入出金が2回以上あると凍結されるという話しですが、これはなんというか、ウィルス感染を想像させました。

ツイッターなどでは、「たとえ凍結されても1円しか入ってないから問題無かった。」などの茶化したコメントをよく目にしましたが、もし自分が知らないうちに口座が凍結され、それを知らずに何もせず、そのまま放置されて銀行側からブラックな口座だという烙印が押されたままとなってしまうと、今度は、過去にその口座との取引があった他の口座についても凍結の対象とされてしまうのではないか?という疑念です。

これされるとマジで、関係ない人や企業や団体へと対象が広がっていって、爆発的に凍結口座が増えるような気がします。

まぁそれは私の想像が雑過ぎるって所ですかね。

さすがにそこまでデタラメなロジックにはなっていないと思いますが。

 

あとは、頻繁な入出金だとかが原因とされる事についても、

2015秋のテロ資金防止キャンペーン!

今なら、使えば使うほど凍結!

というのが冗談でもなんでも無いという事になりそうな感じ…。

 

テロ資金を撲滅するのは大変結構で、ガンガンやってくれ!安倍首相GJ!という感じなんだが、

銀行側がそういう対応について、経験が無いからか、顧客への対応方法が整備されてない、対応しきれないという事態が頻発しそうです。

 

まぁ、私がここで何を言っても妄想の域を出ないんですが…。

 

最近のコメントを読むと、凍結されても数時間から数日で解除されるようなので、私の時のように返金まで何週間もかかるという事は無いようですね。

やっぱりなんでもそうだけど、生産性って続ければ高まるものなんですね。

そして山本氏の言うように、今後は「銀行とはそういうものだ」という認識で銀行と付き合う必要があるのかも知れないですね。

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