たとえその人が死んでも
その人のことを憶えている人がいる限り
その人は生き続ける

Posted by yonezo in 日記 | Leave a comment
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結局、今日も休んでしまいました。

職場に電話して、仕掛かっている業務の状況を聞いてみると案の定テンパっている様子。

マズイ、何だかんだ言って6日も休んでしまった。

このくそ忙しい時期に。

今月は稼働日も少ないし大幅な売上減だな。

米蔵です。



葬儀屋に葬儀代金を払いに行った。

親父を運んでくれた人が出てきてくれて少し話をしました。

やはりワシと同じような人達と毎日接しているせいか、穏やかに励ましてくれる。

こんな時だけは厳しく励ましてくれるよりも同情してくれた方がありがたいです。

一人になってもがんばらなきゃと素直に思います。

何でも分からない事があったら相談しなさいとも言ってくれた。

葬儀屋を探している人がいたら間違いなくココの葬儀屋を薦めようかと思ったが、縁起でもありませんね。



電車に乗り、作業途中で置いてきたノートパソを取りに東日本橋まで。

家の本棚にあった「輪廻と解脱」という本を車中開くがあっと言う間に眠りこけた。

気持ちは落ち着いても体は疲れているのかも。



社長に挨拶をして、香典を頂きました。

部長や本間嬢にも声を掛けて頂いて励ましてくれた。

ありがたいです。

月末に入金される予定だった10月分も既に振り込んでくれたとの事。

ちょっぴり社長を見直しました。(笑



空は暗くなって、寒風吹く中を肩をすぼめて歩く。

みんなやけに早足で歩いているように思えた。

いつまでもうつむいて歩いていく訳にはいかない。

明日からは気持ちを切り替えて仕事に集中しなくては。



陸運局から電話がきた。

親父は個人タクシーの運転手だったのだが、その廃業届を出さなければならないとの事。

また面倒な事にならなければいいが・・・。

とりあえず今月は休日は無いな。



夜になってさすがに腹が減ったので近所のお好み焼き屋に初めて行った。

清原のサインとか飾ってある。

大して美味くもなかったが、こんな所までテレビの取材に来るんだなぁと思いながら食ってました。

不謹慎だがこんな時でも生ビールは美味い。



溝口に住んでいる親戚から電話がかかってきて、これからの事を話した。

葬儀が終わってもまだまだやる事は沢山ある。

それにしても、細かい事まで教えてくれたりワシと同じように仕事で忙しいだろうにいろいろと手伝ってくれる。

親戚とはこんなにもありがたいモノだったのかと正直驚きと感謝の念でいっぱいです。

事あるごとに「お父さんには沢山お世話になったから。」と言う。

一体、親父はどんな事をしてきたのだろう?

親父の部屋を整理していた時、以前使っていた携帯電話が出てきた。

電源を入れ、メモリを見ると亡くなる10日前に誰かに電話をかけている。

もう随分前に解約して通じないはずなのに。

名前を見ても親戚ではないようだし、ワシも知らない名前だ。

どういう事なんだろう?

謎だ。

電話帳に記憶されているデータを見てもワシと兄貴とその人だけ。

友人や自分の実家の電話番号を差し置いて入力したその人物とは?

そして、驚く事に女性だ。



親父が遺した結構な量の書類を見てみる。

ワシが生まれる前からの仕事上の書類や請求書や明細が盛りだくさんだ。

きっちりと書かれている青色申告の用紙にワシの名前が扶養家族として控除欄に載っていたのには笑った。(29万ペソ

まぁ当然なのですが。

住所録も沢山あって、その中に携帯の女性も載っていた。

生命保険会社の人だった。

保険証書を探して見たが見つからない。

解約してしまったのだろう。



沢山の書類、膨大な量の日報、広告の裏に書かれたメモ。

これは・・・。

親父の「今日出来」だったのかも知れないな。

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