格付け会社のフィッチ・レーティングスが日本国債を格下げしたというニュースをテレビが流していた。
まぁ格付け会社なんてバカばかりで、サブプライムローン問題を見れば分かる通り、なんの信用性も無いと個人的には思っているんだが、影響力があるのは事実。
結果、円安になって首相は火消しに追われたとか言ってたが、実際の所は「しめしめ、これで消費税増税を強行する言い訳が増えたぞ、何しろ格付け会社が消費税増税しないと国債の格付けを下げるって言っているんだから…。」という思惑が見え隠れ…。
実は財務省が格付会社にお願いして言わせているんじゃないかと邪推したくなる。
過去の格下げでは財務省が「お前、俺らの国債が信用出来ないから格下げしたって聞いたけど、どういうこと?100%自国通貨建ての国債だってのに、どこをどう分析したら破綻の可能性が増しているとか言えるの?正式に回答して。」という抗議文書を送っているくらいなのだが、今回は果たしてどうなのか。
実際に日本国債の金利は1%を切る超低金利で、日本の金融機関のみならず世界中が安定した金融商品としての日本国債を買っている状況なんだが、もう意味不明。
で、アメリカだかのハゲタカファンドが出てきて「日本国債は2年以内に暴落する、ツケを払うのは日本の国民だ。」とか、マジで「はぁぁ??」という感じ。
なんで逆張りする人というのは、相場の動きを自分の都合の良いようにこじつけたがるんだろうかw
「年金運用法人とゆうちょ銀行はことし、合計で17兆から20兆円分の国債を売りに出す。」というのも、どういう試算でそう言っているのか謎だが、感覚的には「それがどうした。」という印象。
日銀が「あそう、じゃうちが買い支えますんで。」と言うだけで、なんの影響も無いと思われ。
逆にそのお金が市場に流入してインフレになり経済が活性化するんじゃないでしょうか。
どの世界にも危機を煽って儲けようと企む人がいるので、気をつけないとだな。
酒でも飲まないとやってられません。