公開講座:日本企業の生産性と競争力

Posted by yonezo in 日記 | Leave a comment
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専修大学経済学部経済学科の公開講座を受講してきた。

全6回の講座で統一テーマ 「日本経済の再生-震災を越えて」との事。

初回は出張があったので行けなかった。2回目からの受講となった。

今回のテーマは「日本企業の生産性と競争力」 専修大学准教授 金 榮愨

タダだし、家から近いので申し込んだのだが、思いの外面白い。

面白いというのも、講師の話というより、受講している人たちのレベルが高く、
講義そのものよりも、質疑応答の内容が面白かった。
100人~200人くらいだろうか、ほとんどが白髪交じりの方ばかり。企業経営者?

内容的には90年代以降の日本の経済状況について説明していて、低迷の原因を「企業の生産性の低下」という風にまとめていたんだが、案の定という感じで質疑応答ではその論拠についての質問が相次いでいた。

中には日本経済の低迷やデフレの深刻化は企業の生産性の低下が原因ではなく、経済政策その他マクロ的な要因によって企業の生産性が低下したんじゃないのか?という鶏が先か卵が先か的な質問があり、これは全くその通りで一般市民の方が大学の先生よりも正しい事を言っているなと感じた。

この先生はいろいろ理屈をこね回すが、最終的になぜか「企業の生産性の低下が日本経済低迷の原因」という結論を持ってくるので、自分でも何を言っているのか分からなくなってしどろもどろになっている印象を受けた。

ここまで書くと失礼かもしれないが、なんつーか、高卒の俺でも「それ間違ってますよ。」と言いたくなります。

まぁ大学のセンセイで経済学博士の称号も持っているので、私が理解できないだけだと信じたいけど。

 

で、終わって外でくつろいでいたらGoogleのストリートビューカーならぬストリートビューバイクが走っていた。

学生が協力してるんだろうか?

こちらがカメラを向けると挨拶してきた。

 

さて次回は「社会保障・税の一体改革とは何か:専修大学教授 中野 英夫」との事。

この公開講座で聞きたいのは、経済政策とその結果であるデフレ・経済低迷の因果関係についてだったので、いよいよ核心に触れた内容になることが期待できて今から楽しみである。

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