2chだから仕方ないのかも知れないけど、大方「ざまぁ!メシウマ!」な意見が多数ってのにゲンナリなので愚痴と希望。

Posted by yonezo in 日記 | Leave a comment
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シャープ勤務30代「一生安泰といわれたのに人生設計狂った」

なんかもう本当にこの国(世界と言ってもいいのかもだが)はどうなっていくのかなぁ。
竹島や尖閣なんかの問題が霞んで見えるほど、経済的な失政の影響が大きすぎてもうこういうニュースを見るたびにウンザリというかため息しか出てこない。

また大企業の大規模なリストラのニュース。
他人の不幸は蜜の味というのは私も認めるが、この不幸はこの人達だけの不幸ではないし、どうしてこんな事になったのかと、このリストラの影響がどういう結果をもたらすのかを考えれば「この人は考えが甘かったね」なんて言えないと思うんだよ。

まぁ個人的な偏見で言わせてもらえれば、この板に書き込んでいる人達はバブル後に社会に出た「知らない世代」(私もそうだが)だから、こういう感想を持つのかも知れないけど、だからといってこの状況でリストラされたサラリーマンのせい(かのように)叩くのはどうかと。

バカな経済学の教授たちは「生産力の低下が原因」とか「グローバル化に乗り遅れた日本が悪い」とか、ひどいのは「韓国経済を見習え」とか言うんだっけ。

もうバブルが崩壊して20年、デフレに突入して14年だと言う。
様々な人達がよってたかって「なんでこんな状況に?」と分析しているけど、経済現象ってのは自然現象じゃないので、人為的な操作が可能だという前提(まぁ真理だけど)に基いて考えれば、この不況は知恵を結集させて迅速に行動に移せばとっとと上向きに修正できるし、その逆に、馬鹿な政治家とその人達に助言を行う人達とそれらの人達がばら撒く誤った政策を後押ししてしまうイデオロギーまみれの御用なんちゃらが大勢を占めて声を大きくすれば、まぁあっという間に国って崩壊するんだよねって感じ。

さんざん「民主党に投票した奴は責任取れ」って言ってる人が今度は維新の会とかを絶賛してたりするので、まぁ哀れだなと。

不況だとか社会不安が増大している時に救世主を求めてしまう、今までとは異なる斬新な「改革路線」を求めてしまう魅力を感じてしまうという心理は歴史的にも何度も繰り返しているし理解できるんだけど、まぁこう短期間で過ちを忘れてしまうってのは如何なものなのか。

本当に次は戦争でも起きて強制的かつ爆発的な需要が発生しないと経済的には立ち直れないんじゃないのかと思ってしまう。
日本の神様が「なんじゃ、随分と長く不況に苦しんでいるな。どれどれ少々手荒だが起爆剤を投下してやろう。」と言って東日本大震災を発生させたのかどうかは分からないが、(不謹慎極まりないのは至極承知)せっかく「復興」という特需が発生したのに、この国の為政者は遅らせ滞らせ支出を減らし需要を抑制し、せっかくの再建のチャンスを叩き潰さんとしている。

野党が見かねて「国土強靱化基本法」で復興とデフレ脱却を両立させようとすれば、「バラマキ」だとか「公共事業増やしてどうする」とか、イデオロギーまみれで、じゃーなんで悪いんだろと突き詰めて考えると「いや、細かい事は分からないけど」と言ってのける言うだけ番長前原と大竹まこと。

外に目を向けてもEUは毎日紙面を賑わせているし、アメリカも今年は選挙という事なのでオバマかロムニーかでごった返してます。

もう不況は日本だけじゃないし、韓国や中国は景気が良い?とか言う人がまだこの世界に存在するのか分からないが少なくとも数年前まではいたような気がするが、まぁ実質的には世界的に不況なわけですね。

先日、ポール・グルーグマンというアメリカの経済学者の本を読んでみたんですが、まぁ日本がバブル崩壊後に辿った道をアメリカも歩もうとしている状況なんだなと。

笑ったのはバーナンキが「日本銀行はもっと積極的に金融緩和を行うべし」的な事を言っていたのに、FRBが金融緩和を求められたら「いや、やっぱうちも同じだわ、大規模な緩和はできないっす」とか言って日和ってしまったという事。とは言え日銀ほどにはひどくないが。

なんでそんな事になるのというのも書いていて、まぁそれは日本もアメリカも変わらないんだなと。
要するに間違ったイデオロギーと間違った知識を持った人間が大勢になってしまったので、発言力が大きくて正しい言葉がなかなか届かないという事。

聞くと耳触りのよい政策に聞こえるが、蓋を開けてみるとなんじゃこりゃ的な結果のオンパレード。
今度の解散総選挙でも同じ轍を踏むんだろうな。

と、愚痴ばかりで自分も嫌になりそう。
とりあえず、今度の総選挙で自民党が勝って与党になり、建設国債発行と政府日銀のアコードで国土強靱化が進み太平洋側を震度7以上の地震と津波が襲っても最小限の被害で済み、強靭化と復興事業の余波で経済が活性化して世界に先駆けてデフレを脱却してリストラされた人達や新卒の人達が職を得て失業率が改善し、その結果GDPが上昇すると共に国際的な影響力も復活して竹島や尖閣や北方領土についての問題が決着し、GDP上昇に伴う税収増で財政赤字が改善され、メタンハイドレートの開発が進んで原発が無くなり資源大国化してそれを見たEUやアメリカやアジア諸国が今までの間違った緊縮政策から財政出動に舵を切り(痛みは伴うが)不況を脱出して世界的に景気が改善してやっぱり日本はスゴイ国なんだなと尊敬を集めるようになり、何だかんだで安定した社会が実現して私の会社もその余波を受けて売上が上がるというのを切に希望しております。

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