最近、娘の帰りが遅い。

Posted by yonezo in 日記 | Leave a comment
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KK-031

なんだかダメ親父の戯言のようなタイトルの一文だが、本当だから仕方がない。

まぁ遅いと言っても、夕方5時を過ぎて帰ってくるというレベルだが、もうこの季節は5時でも真っ暗。
堪忍袋の緒が切れた嫁は「4:45までに帰ってこなかったら家に入れない!」と息巻いていて、実際そうしているようだ。

昨日も仕事中にLINEで「また遅く帰ってきた。家に入れないでいい?」とか言ってきたので、
とりあえず、俺が言い聞かせるから家に入れてあげなさいと。
もう何度言っても時間通りに帰ってこないので、嫁も呆れてるっぽい。

で、早めに帰宅して娘に話を聞くと、どうやら早めに帰ろうとしても一緒に遊んでいる友人が引き止めるらしい。
なんで帰るの?まだいいじゃん!」とかなんとか…。
昨日もお菓子か何かをスーパーだかで買い物していて、その友人がレジに並んだところメチャ混みでなかなか進まず、しかもその友人を置いて帰れず、帰るのが遅れたとか。
子供には子供なりの理由があるんだなーと。
ある程度大きくなれば、「あ、ごめんねー先に帰ってて、バイバイー。」という気遣いがお互いにできるようになるのかも知れないが、
まだ小学3年生。
あまり過度に期待したり、こうしろとは言えない。

そんなん「ママに怒られるから。」とか言って帰ればいいでしょと言っても、なかなか言い出せないのか、
それとも性格が優しすぎるのか、言い出せないらしい。
臆病な所や優柔不断な性格は俺にそっくり似てしまったようである。

それに、その友人も一曲あるようで、翌日学校で「先に帰ったんだよぉ、信じられないー。」とか言いふらされる、のが嫌だとか。

なぁ、それ友達って言えるのか?

さすがにそれくらいは理解できるようで、もう一緒に遊びたくないと言う。
遊ばなきゃいいじゃん、と言っても、しつこく誘ってくるんだと。

あー、それ聞いて古い記憶、思い出したよ。

遊びたくもないのに、というかどちらかと言うと避けたいのに、しつこく遊びに誘ってくるヤツいたなぁと。
他に友達いないのかよと思うほど。
で、用事があるからって断ると、すごく不機嫌な顔すんのw
しかも、一緒に遊んでも何かにつけ強制的だったり強引だったりして、楽しい時間が長続きしない。

大人の社会でもそういうのはあるかも知れないなぁ。
俺はたまたま友人の絶対数が少ないから、そういう嫌な目に合う確率が少ないだけかも知れない。
というか、俺がそうなってないよな?と考えてしまうほど。

学校も社会もそうだけど、これだけ沢山の人間がいて、一緒の空間で生活したり勉強したりして、みんながみんな仲良く平和に付き合えるなんて幻想です。
生活環境も違うし、経験も異なる人間が「仲良くしましょう」ってスローガンだけで仲良くできるわけがない。
大人だったらそんな事は自明の理で、やり過ごしたり、きっぱりと断ったり環境や職場を変えたりもできるが、子供は「じゃー転校しよう。」とは出来ないからなぁ。

そして、そういう悩みは、もうこれは親が出て行ってどうこうする問題じゃないと考えている。
友人同士の関係や悩みなんて、あって当然なので、年齢に関係無く自力で解決するしかない。
そして、自力で解決できれば、次に同じような事があってもうまく対処できるスキルが身についているだろう。
ただ、これがクラス中を巻き込んだ話に発展したり、暴力的な事態になったら話は別で、その時に親や先生が出て行くべきだと思っている。

そうなった時はもう遅いよ、そうなる前に親が守らないと。

それもよく分かる。
なので、どこで親が口出しするかというラインは常に注視して子供の態度や言動から判断できるようにしておかないとダメって事だな。
放っておいても子供は育つが、放っておいたなりの育ち方をしてしまうような気がする。
それは避けたい。

とりあえず、門限を早めて、また同じような事になって帰りづらくなったらパパかママにメールしろと言っておいた。
娘もそれで納得したようだ。
何だか悩みのレベルで子供の成長を感じたのでした。

 

それにしても最近は、俺が正論で言い負かされる事が増えてきた。

「私にはお菓子やジュースばっかりはダメだって言うのに、なんでパパは具合悪くなるほどお酒飲むの?」
「私にはお小遣い使いすぎって怒るくせにパパばっかりamazonで自由に買い物してズルいよ!」
「私には早く帰れっていうけど、パパ飲んで帰ってくるのいつも遅いじゃん!」

 

ぐぬぬ…。」です。

 

ホント、最近「俺が変わらないと子供は変わらない。」ってつくづく思います。
子供を躾ける前に、自分自身を律する必要を身に沁みて感じる今日この頃です。

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