2014夏、沖縄、家族旅行記

Posted by yonezo in 日記 | Leave a comment
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沖縄への旅行は何度目だろうか。
正直、雨や台風に遭遇する確立が予想以上に多いので、あまり良い印象は無いのだが、夏の休暇にどこか海外へ…という話しに家族とするとなると、費用面や息子が長時間の飛行機に耐えられない事から、比較的手頃な沖縄へ…という展開になる。
今回も娘は「ハワイ!」と言い、嫁は「タイとかマレーシアとか~。」という調子なので、費用面は何とかなるとしても、5歳になりたての息子は無理だろうという事で、沖縄になったのだった。
今回はJTBで申し込んだみたいで、ざっくり40万くらいだったのかな。 ハワイに家族で行った友人の話しによると、100万近くは飛んで行くという話しだったので、沖縄は安いし言葉の心配は無いし左側通行だし日本円で買い物できるし便利だなぁ。
今回の沖縄旅行は、前回までの反省を込めて、事前にガイドブックを熟読しつつ、主にホテルのある沖縄名護地区・中部を中心にいろいろと回る事にした。
今回お世話になったホテルはここ
本来であれば、夏の沖縄という事で海でのレジャーがメインになるのだが、そこは沖縄。雨や台風が襲来するという懸念があるので、その場合を想定してプランを練った。
実際、今回の沖縄は台風11号が襲来し、且つ、勢力も大きいという事から、半ば諦め半分な気分で望んだのだった。

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午前発の飛行機で沖縄に到着すると、予想外に晴れ渡る空が迎えてくれたのだった。 雨男の汚名を返上できるかも知れないなどと、早くも心は躍ります。
しかしながら、いつもの事だが沖縄の湿度はすごい。川崎の方がまだ過ごしやすいかも知れないなどと、贅沢な事を考えつつ空港を出る。

いつものようにレンタカーを借りる。 レンタカーの配車を待っていると、息子の幼稚園の友達が前の便で到着していたとの事で、なんや知らんが走り回って遊んでいた。
結構、沖縄に来る人いるんだなぁと人気ぶりが伺えます。   で、沖縄一発目は、とりあえず昼飯という事でステーキです。

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 ジャッキーステーキハウス
有名店なのか、沢山の色紙が飾ってありました。
ただ、有名人が沢山来てるから、色紙が沢山飾ってあるからというのは、出される料理の美味さとは何も関係がないという事を経験上痛感しているので、期待もせずに着席。
店内は昼時とあってか、ごった返していて、入り口の所で待っているお客さんが沢山いました。

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とりあえず無難な所でステーキを注文。

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思った通り、見た目も味も普通でございました。
腹減ったーと言いつつ肉を頬張っていると、早速というか何というか仕事の連絡。しかも比較的緊急。 何でしょうね、なんでこう外出していてしかも満喫中に限ってこう…、まぁ仕方ありません、それが俺の仕事。
大急ぎで胃袋に突っ込んで、家族を店内に残し、一人灼熱の駐車場でパチパチをノートパソコンのキーボードを叩きます。 もう慣れっこなので、「なんでこんな時に限ってー!!」とかは、全然微塵も思ったりはしません。
家族が涼しい店内でゆっくりとお食事を終えて出てきた頃に対応完了。
お次の目的地へと車を走らせる。
嫁のリクエストで「水牛車に乗れる!」との事で、ビオスの丘という所へ向かいます。
自然公園のような感じで、熱帯の植物が多く、広場や遊具もあって子供にとっては楽しい所です。

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で、売店のような所でチケットを購入し、お目当ての水牛車に…。

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なんか、想像していたような感じではなく、園内をぐるっと一周するだけで、乗り合いでした。 しかも、少し遅れて集合したので、一番後ろになってしまい、あまり楽しくなかった。
終わった後で見たらガラ空きだったので乗った時間帯が悪かったのかも知れない。 ただ、子供たちに牛を引かせてくれたり、乗せてくれたりでサービスは良かった。子供たちが楽しんだのかは微妙。

で、この辺でパラパラと雨も降り出し、時間もそろそろ夕食という事でホテルへ向かう事にした。

今回のホテルは美ら海水族館に近く、そのため沖縄でも僻地に存在する感じ。僻地と言うと失礼だが。
そのため空港からは1時間半くらい自動車道を走り、なんだかんだで遠いなと感じた。まぁそれもいつもの事である。

全室オーシャンビューとの事で、6階からの眺めは中々に良かった。

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海の向こうに瀬底島が見えます。 夜になるとプールがライトアップ。

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水中もライトアップされて、楽しそうである。
夜の9時まで遊べるとの事だったが、食事を優先。当然、子供たちからは大ブーイング。 で、どこで食べようかという事になったのだが、外に行くにも場所柄車での移動になってしまい、アルコールがNGになるので、とりあえずホテル内のレストランで済ませようという事になった。
沖縄料理というものは存在するが、ほとんどは東京や川崎でも食べる事が可能、しかも多分本場沖縄には負けてない。 なので、もう何度も来ているという理由もあるけど、あまり興味は無い。 そのため、食事も極普通のものとなる。結果、寿司とサラダとか、意味不明なチョイス。

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まぁ美味しかったので良しです。 食後はラウンジで飲み直し。私はハーパーをダブル。嫁さんはアイスコーヒーとマンゴーとか。子供たちはアイスかな。

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ピアノの生演奏をしていたんだが、息子がかぶりつきで見学。いつもの事だがちょっと近すぎる。

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もうこの時点で22時とかです。さすがに早く寝かさないと明日の朝が大変なので、早々に部屋へ帰り就寝。
明日からは本格的に台風が上陸との事で、かなりブルーな気分だが覚悟して来れた分だけ気分は平静を保つことが出来た。

翌日。

予想に反して快晴。

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無茶苦茶晴れてるじゃないですか。 もうこれは今日行く予定だった場所は全てキャンセルして海に行くべきじゃ?と思うが、近場のビーチは全て遊泳禁止との事。
もうすっかり残念な気分で打ちひしがれましたが、それじゃーホテルのプールで…と思ったが、これもダメ。

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なんか宣伝用の写真撮影な気分である。ものすごく天気も良くて風もそよ風なのに、なぜダメなのか。お役所的対応のホテルに腹が立つ!がまぁ仕方ないのかも知れない。
このホテルには室内プールもあって、仕方なくグダグダになった子供たちを連れて行く。

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とにかく子供たちは海だろうが何だろうが泳げれば楽しければOKなんだと思った。逆に息子の方は波のある海よりもプールの方が好きみたいだ。
午前中は蒸し暑い室内プールで監視役をしつつ、午後から出かけることにした。

沖縄二日目の一発目は「OKINAWAフルーツらんど

ガイドブックを見てて、フルーツ盛り合わせが美味そうだったので、私がリクエストしたのだ。

で、内容はというと、沖縄の動植物の展示と謎解きゲームっぽいアトラクション。 ところどころにあるクイズに答えながら先に進みます。

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で、展示物の中で最も驚いた&見れて嬉しかったのがコレ。

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以前、GIGAZINEか何かで見て、すごい生き物がいるなぁと感心していたのだが、それが実物で見れるとは。
本当にピカピカで驚いた。

最後はJTBがくれたチケットで無料のデザートを頂く。

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そういえば、このJTBのクーポン冊子なんだが、結構いろいろな所の入場料が無料になったり、上のような試食・プレゼントがあったりと、かなり有用だった。
JTBやるな…旅行会社のツアーは侮れないと思った。とりあえず次もJTB…かも知れない。

お土産売り場では、パイナップルが食べ放題です。昼飯前との事で人目も気にせずモリモリ食べます。
で、ここで泡盛とか試飲させてもらって、自分へのご褒美に購入。古酒50度オーバーの泡盛も試飲させてもらったが、なかなか強烈だった。さすがにむせた。でも美味い。

ここから、レンタカーの運転は嫁さんにバトンタッチ。 とりあえず昼飯を食べに行きます。これも私のリクエストで沖縄で展開しているハンバーガーチェーンの「A&W

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逆光のせいで廃墟のような佇まいだが、ちゃんと営業しております。
初めて食べたけど、ポテトは娘にだけ好評。ハンバーガーは…。 あまり空腹でもなかったせいか、ファミリーセットとかいうのを注文したのが間違いだったのかも知れない。
とりあえずガイドブックでオススメされていたような感じではなく、普通…なハンバーガーでございました。
お客さんも場所のせいもあるのかも知れないが、少なめでした。

食事の後は、古宇利オーシャンタワーへ。

カートへ乗って、入り口までの坂道をトコトコと登っていく。こういう乗り物は子供たちは大好きで早速運転席の奪い合い。制したのは前回娘に譲った息子。

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ご満悦。

島の高台に建っているため、眺めは良い。

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で、中に入ると貝の博物館があり、なかなか興味深い展示内容だった。 貝ってホント、沢山の種類があるんだねぇと。

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深海の珊瑚とかも展示・販売されていて、その値段にビックリだった。

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いつもながらの感想だが「誰が買うんだろうなぁ。」と。

子供たちもいろいろとメモしたりして勉強中…なんだろうか。

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博物館の後は、展望台へ。人も少なくゆっくりと景色を堪能。

その後、ここでもJTBのクーポンでシークワーサージュースを頂く。

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ここは最近出来た施設っぽいが、観光名所となるかどうか。
確かに展望台から見える景色は素晴らしい、貝の博物館も素晴らしい。ただ「見せるだけ」という印象は拭えず、それだと子供には人気が出ないかも知れないなぁと、勝手に想像。
次に沖縄に来た時に、また来るかと言われたら、まぁ来ないだろうな。

次は、嫁さんのリクエストで、嵐出演のCMでお馴染みとなった、ハートロック見物へ。
車で小道を抜けると、広い有料駐車場があり、そこに車を停めて浜辺まで向かいます。

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何かおじちゃん連中が集まって、酒盛りしてます。
ジロジロと見られながら横を通り抜けて浜辺へ。
風が強くて不快な湿気を吹き飛ばしてくれる。岩と雑草の中を向かいます。

浜辺へ降りるためには、結構急な階段を下る必要があり、ビーチサンダルな人達は柵に掴まりながらゆっくりと降りる必要があります。

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人気なのか、人も沢山来ていて、”ハートに見える”ベストスポットは人だかりと順番待ちの列が出来ている。
ちゃんとベストスポットで見ると、こんな感じでハートに…。ハート?

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なんか、ハートというか、どこかで見たような気が…。どこかの国のような…。

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もう完全にあの国の形…。

 

そういえば、ホテルやその他、いろいろ行ったが中国人が沢山いた。もう何というかひと目で分かるのはなぜなんだろうとずっと考えていた。 尖閣の問題以前に、ジワジワ来てるよなぁと思ってしまった。

浜辺自体はとても小さくて、この日は台風のせいか波も高いし泳げる感じではなかったが、一応ビーチパラソルとかも貸し出しているらしいので、天気が良くて波が穏やかなら泳ぐことができるのかなと。

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横から見るとこんな感じ、至って普通の沖縄なら他でも沢山見れるもの。

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しかし、観光地の宿命なのか分からないが、名所作りも大変だなぁなんて考えてしまった。
ここも、

「なんかこの小さなビーチに人が来てくれるような方法無いもんかねぇ?」
「そうだなぁ、あそこの岩さーどう見てもあの国だけど、ハートロックって言って売り出すのはどうだ?」
「いいねぇそれで行こう、まぁそれで人が来るとは思えないけど、やらないよりマシか。」

もしくは、誰か勘違いしたカップルが考えだした妄想の産物か。
とりあえず、それほどすげぇとも思わず、ビーチの綺麗さに感動しただけで日が暮れたのでした。

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逃げろーーー!!

 

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今回泊まったホテルの隣には「海の駅」なる施設があって、売店やら食堂みたいな居酒屋とか海を見ながらBBQができる場所があったんだが、夜はそこの居酒屋で済ませる事にした。僻地にあるので何かこだわって食事する場所を選ぼうとすると、どうしても車で移動せざるを得ず、アルコール禁止となってしまうので、近場をチョイスしがちになる。

なんかメニューとかを見てもそれほど魅力を感じないが、とりあえず店内は満席に近い状態。きっと美ら海水族館からのお客が寄っているのだろうと推測。
で、とりあえずオススメの海ぶどうを注文です。

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可もなく不可もなく、こっちで食べるものとの違いが分からない鈍感な舌。とりあえず言うとおり新鮮なのだろう。そう思うことにして食べる。
海ぶどう自体にはそれほど味がないような気がする。食感を楽しむものでしょうか。個人的にこういうプチプチなものは好きなので完食です。

あとは、定食みたいなのを食べて私は適当にビールとか飲んで終わり。本当に普通の夕食となっていました。

泊まったホテルには沖縄では珍しく温泉の大浴場があった。
息子と一緒に入ったが予想以上に広くて、温泉も気持ち良い。総合的に印象の良いホテルでございました。

 

翌日。三日目。

この日も台風の影響でビーチは無理。遊泳禁止プラスビーチへの立入禁止も追加されている所もあり、朝から観光です。

まず最初は、ホテルから近くにある「もとぶ元気村
ホテルから車で5分くらいの場所にある、体験からマリンアトラクションまで、いろいろできる場所みたい。しかし僻地にあるというイメージから「何だか全てが中途半端で終わってそう」という勝手な思い込み。
着いてみると、駐車場にはほとんど車がなく、人気もなく「今日はお休みでは!?」と思った。
で、施設の中に入って行くと、これまた中国人が大声で怒鳴り合うように話していて、何だかなぁという溜息が出る。

入り口受付の10m手前でスコールが降りだして、ほんの数秒でびしょ濡れ。更に何だかなぁという溜息。

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しかしよく見るとカヌーのような乗り物に乗って海に出ている人達がいるし、イルカと戯れている人達もいる。スコールの中で大変だなぁと思いつつ傍観。

受付の前を占拠して怒鳴り声のような会話をしている中国人を避けつつ、かなり対応の良い受付のお嬢さんにいろいろ聞くが、さすがに台風の影響でマリンアトラクション系の体験は中止になっている模様。まぁ水着とか持ってきてないしそれはそれで良い。

子供たちは貝殻と珊瑚で作る風鈴を作るみたいだ。
私は三線の体験を申し込んだ。

受付のある建物から更にスコールの降り続ける中を息子を抱えつつ傘をさして別の建物へと向かう。
で、やっぱりそこにも人気はない。
何か焼き物の準備をしている方と、三線の補修作業のような事をしている方しかいない。
声を掛けると、いろいろと用意してくれた。

風鈴はグルーガンで紐にくっつけていくみたい。娘の方は器用にやっていたが、息子はあっという間に飽きてしまって結局、嫁さんが作ったようだ。

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風に吹かれると、かなり心地よい音がするのだが、帰宅後一週間経った今も未だに家のどこにも飾られてはいない…。

で、私は三線を教えてもらう。先ほど三線の補修作業をしていた方が先生らしく、後から知ったのだが、ここ「もとぶ元気村」のポスターにも登場するような方のようだ。
有名なのかは分からない。
で、おもむろに三線を渡され、楽譜のような紙を見せられて教えてもらう。
詳細は面倒なので書かないが、弦は当然の事ながら3本。三線のネックには抑える場所がテープで示してあって、迷うことはない。
ただ、記法が当然の事ながらドレミではなくCDEとかでもなく、「五」とか「乙」とかで、それがどこを指しているのか、すぐには記憶できず上手く弾けない。

ただ、私が弾いているのを見て先生が「何かやってたの?」と。ギター経験者という事を見抜いていた。

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遠目に見ていた息子もやりたいらしく、今度は私がレクチャーw
他に人もいないので、かなりフリーダムな感じ。

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体験が終わって外にでるとスコールも止んでいて、良い天気になっていた。
そろそろ昼飯時という事で、今度は私のリクエストである「ととらべべハンバーガー」へ。

ガイドブックのハンバーガーを見て、一番気になっていたお店であった。
車を走らせて向かった先は、普通の海辺の住宅地にある、ちょっとオサレな佇まいのお店。

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結構、周りに何もない割にはお客さんが入っていて、人気店ぶりを伺わせます。期待が高まる。

メニューを見ると、それなりの値段設定で更に期待が高まります。やはり美味しいものはそれなりの値段がするものだ。

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で、出てきたのがコレ。

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おおおーーー!!と思わず声が出る迫力。期待以上の予感。
ぐいっと潰して食べます。マジで美味い。
どう美味いかの説明はやめときますが、今まで食ったハンバーガーの中でもベスト3に入る。
残りの2つは佐世保バーガーとクアアイナのアボガドハンバーガーですが。

やっぱハンバーガーとアボガドって合うなぁ、最高。
という事で、みんながポテトを食べ終わるかどうかという時間で完食。その後、息子が残したハンバーガーも完食。お腹いっぱいになった。

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ここは、関東とかに進出しても全然イケると思ったなぁ。とりあえず沖縄に来た時はちょっと遠い場所にあるけど、また来たいと思った。

お腹が満たされた後は、沖縄家族旅行の定番とも言えるガラス工芸体験へ。
今回は吹きガラス体験で凸凹グラスを作成。

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型にはめたガラスに向かって息を吹き込むとブワーっと膨らんでグラスの形の原型ができる。
取り出したガラスの口を回しながら小手を当てて広げて完成。

その場では渡されず、翌日以降に再度取りに行く感じだった。
勿論、郵送も可能との事。
で、翌日取りに来るのを選んだんだが、やっぱり郵送にしておけば良かった。これ、取りに来るの結構面倒。

出来上がったのがコレ。

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なかなか綺麗な出来上がりでした。
ガタガタすることもなく、安定してるし、飲みやすいと評判は良いようだ。

この日の夜は、またまたホテルの近所にある、「美ら海キッチン ぱぱいや」へ。
しかし、今更だが、こんな小さなお店でもしっかりとサイトを作って公開しているというのは、さすが観光地と言うべきか。

ここでは、沖縄県産あぐー豚のサーロインステーキ定食(200g)というのを注文。
そして、泡盛をおかわりでグビグビと。

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いつも通り、味音痴なので普通の豚肉との明確な違いは分からず。
ボリュームがあって美味しかった。
そして泡盛が美味い。42にしてようやっと泡盛の旨さが分かる歳になってきたようである。

この日もホテルの温泉に入って就寝…。

 

翌日。4日目。

台風も過ぎ去り、朝から晴天が広がっている。
近場のビーチの遊泳禁止も解除されて、さすがに今日は海へ行くぞ!という事で、ホテルから近い瀬底ビーチへ。

ここは、瀬底島という島にあって、比較的大きな橋を渡って向かう。
行き方が少しややこしいというか、「ここ入っていくの!?」という感じの狭い路地へ分け入っていく感じなので、ちょと怖い。
ナビに示された道を行くより、その手前の道を行くほうが良い。とりあえずどちらの道を行っても、すれ違いは無理なので、覚悟していくべし。

細い道を下って行くと、駐車場があって、一日1000円だった。
通常は確か朝の9時から開いているのだが、この日は台風の後という事で12時から開いていた。

ビーチへ下って広がるビーチは、今まで見たビーチの中でも1,2を争う美しさ。

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iphoneのカメラレンズが汚れていて、残念な感じだが、マジですごい景色だった。
勿論、海の透明度もナイス。遊泳区域は区切られていて、どこまでも沖に出れるわけではないが、それでも30cmくらいもある熱帯魚が普通に間近を横切って行く。

やっと入れた海なので、童心に帰って遊ぶ。この後、我慢できなくてシュノーケリングセットをレンタル(1000円/日)。
家族の中で誰よりも遊んでいた気がする。

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まるでプールのような海水の透明度!

やどかりも沢山いた。

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昼から夕方まで遊んで、さすがに私以外の家族が疲れてきて、息子はすでに木陰で昼寝。
私はまだまだ遊んでいたかったが、帰る事にした。

帰りに、ついでに寄って行きたいという嫁さんのリクエストで、瀬底にある古民家風カフェ「fuu cafe」へ。
が、しかし、営業時間を日没までと勘違いしていて既に閉店。
がっくりして、近所にある喫茶店のような店でジュースを飲んで、帰ってきた。

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この日の夕食もホテル近くにある、ステーキ屋「ステーキハウス88」へ。

チェーン展開しているステーキ屋みたいだが、結構賑わっていて期待ができます。
とりあえず私はオススメのステーキを注文。出てきたのがコレ。

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今回の沖縄であぐー豚を入れると、三回目のステーキだが、ここが一番美味かった。
脂身が少なくて、赤身たっぷり。これぞステーキでございます。
で、パクパク食べていると、何やら外が騒がしい。何かと思っていると祭りのハッピのような格好をした若者たちが店内に入ってきて踊りだした。

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地元のお祭りなのかも知れない。ここではこういう風に青年会のような人達が地域の店を巡って、商売繁盛を願うような踊りを踊るのかも知れない。
若者たちの容貌はちょっと怖いおにーさん的な感じなんだが、見た目とは異なりこういう地元の祭事に参加して、地域の発展を願うような踊りを踊るというのは、何というか見習うべきなのではという思いが湧いてくる。
沖縄というと、成人の日の式典で暴れまくる若者のイメージもあるが、どうやらそれも沖縄の気風なのか?と思ってしまった。
要するにお祭り騒ぎが大好きで陽気で、だけど地元愛に溢れる若者という印象を持った。

ひとしきり踊った後は、また次のお店へ移動していったようだ。
食事が終わって店を出ると、すっかり日も暮れていた。

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沖縄の4日目はこうして終了。やっと海に入ることができて大満足だったが、翌日が最終日。さすがに海に入る時間は無いので、それだけが悔やまれる家族旅行となった。

 

翌日、5日目最終日。

帰りの飛行機は夜の8時発なので、少しは遊ぶことができる。
ただ、レンタカーも返さないといけないし、ホテルのある場所は返却場所である空港の近くからかなり離れているので、海は断念。
その代わり、私のリクエストでオスプレイ見学に普天間基地へ向かう事にした。
普天間基地へそのまま行くよりも、高台から一望できるという「嘉数高台公園」へ。

ホテルをチェックアウトして、向かった。
公園に着くと、灼熱。ほとんど遊んでいる人はいない。
で、何段あるんだと目眩がしそうな階段を登ります。

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階段を見る限りでは、あまり手入れもされていない感じ。
で、階段を登り切ったあと、更にドーム状の中に入っていって、また登ります。
一番上まで出ると、普天間基地が目の前に見えました。

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ただ、何か様子がおかしい!そうです、滑走路らしき駐機場所に何もいない!
オスプレイどころか、普通のヘリや戦闘機もいません!(T_T)

これ、日曜日だから訓練がお休みとかなんでしょうか?
階段を登ってきたという疲れもあり、かなりのガッカリ感が家族の顔にも浮かびます。
一応、解説パネルとかもあって、基地問題について書かれたものがありました。
一読した感じでは、基地に反対の立場みたい。このパネル自体が民主党政権の時に作られたもののようで、そういうのも関係してるのかなぁなんて考えてしまいます。
確かオスプレイの事故についての記述もあったような気がする。

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結局、オスプレイを見れたのは初日に空港から沖縄自動車道を走った時に見ただけとなった。
かなり遠くに見れただけだったが、かなり衝撃的な姿だったなぁ。まるでスターウォーズに出てくるタイ・ファイターのような感じだった。

で、仕方なく登ってきた階段を降りて、次の見学場所である「旧海軍司令部壕」へ。

太平洋戦争時に沖縄における海軍の司令部が存在した場所で、地下に降りていくと迷路のような感じになっていた。
中は思っていたよりも広くて、天井も高い。
天井や壁を見ると、ツルハシで掘り進んだのが分かる跡がある。
これを人力で掘り進んだのかと思うと、相当大変だったろうなと想像した。
展示内容は、戦争の年表に従い沖縄での生活や戦闘の内容。兵隊の使った銃器や手紙など。

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出撃用の出入口。
ここから出て行った兵隊のほとんどは帰ってこれなかったとの事。

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沖縄での当時の様子や戦闘の内容については、正直よく知らない。
せいぜい、よしりんの「沖縄論」を読んだくらい。

これを機会にもう一度読んでみよう。
歴史や風土を知って、また今度行けばまた違った沖縄を楽しめるかも知れない。

ここで終わりかと思ったが、まだ時間があるようなので、「おきなわワールド」へ。

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いろいろあるみたいだが、時間もそれほど無いので、とりあえずお土産を買うのと昼飯だ。
時間ギリギリだったが、バイキング形式の食堂があって、そこで済ませた。
確か、マグロの漬け寿司を10カン食べた。

基本、追加の入場料金を払わないで回れるのは、物産品を売っているお土産屋だ。
ただ、それだけでもソコソコ楽しめる。
お約束のようにハブ酒。
お出迎えは真っ白な白蛇。

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金運がアップアップみたいです。

ここはハブ酒の酒造工場も併設してあって、当然のように品揃えも豊富。他の土産物屋には無いようなハブ酒も置いてある。
中でのこの25万のハブ酒は最高級らしく、ものすごい存在感を放っていた。
つか、誰が買うんだろうかとひとしきり考えこんでしまった。

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店の奥に進んでいくと、工場が見学できます。
最初にお目見えするのは、タンクに入った大量のハブ。
中々の迫力。

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これ飲むんだよね…。

で、黒糖だとか藍染めだとか、いろいろあって、結局ハブ酒だけ買って出てきたのです。

とりあえず、沖縄での観光はこれで終了。
この後、空港へ向かってレンタカーを返却し、あとは軽く食事でのしながら飛行機を待つだけ…だったんだが、沖縄を通過した台風が羽田で嵐になっていたようで、なんと2時間遅れ。

ただでさえ遅い便なのに。
で、空港内のレストランに入り閉店まで粘り、ANAの人に頼んで少しでも早い前の便に振替をしてもらって、ようやっと沖縄を離れたのは夜の10時を過ぎた頃。
もうこれで帰宅が午前になるのは確定。
飛行機は問題なく羽田へ到着して、眠い目をこすりながらP1の駐車場まで歩いて移動して、帰ってきた。

今回の沖縄旅行は行く前までは台風のせいで、かなりブルーな気分だったが、行ってみれば予想外に晴れ渡っていて、しかもホテルも良かったし楽しい家族旅行となった。
今までで、一番数多くの観光をしたんだじゃかろうか?
今度また行くかどうか分からないが、次に泊まるホテルは中部か那覇に近い場所にしようと思う。
次こそはオスプレイを生で見たい!

 

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