今日は仕事を早目に終わらせて、テレキャスのフレットを磨きました。
ずっと仕舞いっぱなしだった事もあり、フレットに僅かだが錆が浮いていた。
ギターフレット用の研磨剤がフェルナンデスから販売されているとの事で、試しに磨いてみました。
研磨剤はピカールとかでもOKみたい。そっちの方が安いかも。
磨く前のフレット。画像では全く分からないが、チョーキングすると如実に分かります。
早速作業開始。慣れてる人は数分で出来るとの書き込みもあったが、マスキングするだけでも結構大変です。
とりあえず、錆びた弦を外しました。
2000年製の割には(ほとんど弾いてないので)綺麗なネックです。(フレットは錆びてるが)
反りも無いようで、安心。
で、早速マスキングしていきます。テープは100円均一で買ってきたものです。
マスキングテープの幅が太くて、14フレットくらいまで来ると次のフレットに被さる。まぁこの辺は臨機応変に工夫してやりましょう。
ここまでで慣れていても数分はかかると思います。
今回使用したフレット磨きはこちら。
FERNANDES 946 Scratch Mender
ピカールよりも硬い感じ。ネック木材に染みこんだりしない配慮かも知れません。
で、こいつをティッシュに(できれば布が良いと思います)少量取って、磨いていきます。
大体30往復くらい少し力を入れて磨くと、明らかに輝きが違ってくる。
おお!まるで新品!w
しかも簡単。
磨いた後のティッシュには真っ黒な線が残ります。相当汚れてるという事なんでしょうね。
全てのフレットを磨いたら、マスキングテープを外して、ネックにみがき剤が残っていないか確認。
100円均一の割にはマスキングテープが良い仕事をしてくれたようです。
念のため、再度ティッシュで拭き取ります。
で、フレットを磨いたついでに、ネック全体にレモンオイルで磨きをかけます。
使用するのは、もう四半世紀前から使っている(使い切れてない)こちら。
TAURUS ARMY Lemom Oil レモンオイル トリートメント
一回の使用で、ほんの数滴しか使わないので、全然減りませんね。
まぁ、こまめに使えって事なんですが。
で、これもティッシュ(ホントは布が良い)に含ませて伸ばすようにすり込んでいきます。
個人的にこのレモンのオイル臭が好きです。
で、ネック全体が綺麗になりました。
近くで見ると、ネックに輝きが戻っていますw
次に新しい弦を張ります。
今回は(いつ購入したのか分からない)保管してあった弦を使いました。
幸運なことに錆びてはいなかった。
チューニングを合わせて弾いてみると、メチャ弾きやすくなってます。
チョーキング時のフレットの錆に引っかかるようなのが無くなってスムーズになり、そのせいでサスティーンも伸びてますね。
ホント、簡単なメンテナンスでも効果絶大な事って意外にあるんだよね。ギターに限らず。
で、こうなっちゃうと、他のギターも…となります。
見てみると、磨いた後のテレキャスのフレットと、長年使ってきたセミアコのフレットでは、輝きに雲泥の差が。
このギター、特に弾きにくいとは感じてないんだが、フレット磨いたら更に弾き心地が良くなるのだろうか!?
他にも数本の(フレットなんて磨いたこと無い)ギターがあるが、生まれ変わっちゃうのかな。
何かワクワクしてきます。
ギタリストの皆さん、簡単且つ効果絶大です。フレット磨きオススメです。