「何にも特色がなくとも正直に働く人は、それは新しい世界の基礎になる。」- 武者小路実篤

Posted by yonezo in 日記, 音楽 | Leave a comment
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生きてるといろんな事があるように、会社も「法人」というだけあって、人と同じように紆余曲折艱難辛苦ありますな。

あーシンドイ。

 

ちょっとだけ仕事(というか経営)を忘れてしまいたいので、趣味について。

 

相変わらず、低スペックなインテルヘッドのせいでジャズギターの難しさに身悶えする毎日。

思えば、ロックとかブルースとか言ってた頃は、「コードトーン」とか「スケール」とか、考えながら弾いてませんでした。

まぁそのせいでアボイド出しまくりの、なんちゃってギターソロだったわけですが、それでもペンタトニック一発とかで、それなりには弾けていて、いいんじゃないかと思っていたわけ。

ぶっちゃけ、ペンタトニック覚えれば誰でも弾けるんじゃね?って感じだったので、ギターが弾けるって事にそれほど価値があるとは思ってなかった所がある。

それよりも、速く弾けるとか、テクニックじゃねーよ、ロックはセンスだよ。みたいな。

で、練習と言いつつ、まぁ同じような事を繰り返すわけです。既に出来る事ばかりを。

 

今年になって、「そうだ、ジャズやろう。」となってから、先生に習い始めて、いろいろ考えるようになって、

「あー、やっぱいろいろ考えながらやらないと駄目なんだよな。」と思うようになりました。

「出来ない事をやるから練習なんだ」とも。

今まで、コード進行とか本当に苦手で、全然覚えられなくて、ほとんど運指の形、フレットの位置で覚えてた。

ジャズは転調も普通にあるので、当然のようにペンタトニック一発では対応できない。

俺の中のジャズ・ギターのイメージは、それまで弾いてたロックのギターと比較すると以下のような感じになっている。

・ロック

とりあえずコードとペンタトニック知ってればある程度かっこよく弾ける。

転調しない限り、コード進行とか把握してなくても、リフ覚えてキーさえ分かればなんとかなる。

少なくとも私はそれでソロとか対応してましたw

・ジャズ

そもそもコード進行を把握しないと、何もできない。

コロコロと変わる調性やコードに合わせて指板上のコードトーンを把握しつつ、現在と後に続くコードから最適なスケールを選択しつつ、弾いている音がキーではなく現在鳴っているコードの何度に当たるのか度数を把握しつつ、単純なスケールの上下動にならないように弾かなければならない。

そして、それ以上に「ジャズのリズム」で弾く必要が。

書くと、「それだけか」という感じだけど、相当難しいんですよ私には。

そもそも、セブンスコードの押さえ方なんて、えーと…4つとか5つくらいしか思い浮かばない。そして、押さえた指がそれぞれ何度の音なのか把握してません。

なので、テンション入れるにしても、まぁ13thとかb13thとか、要するに6弦ルートですな。

覚えるしか無いんでしょうけど、あー若いときからやっておけば良かったってなもんです。

なので、コツコツと「ドレミファソラシド…」を弦移動しながら弾くというのを続けてます。なんかこれで指板上の音が覚えられるって聞いたので…。

ただ、「3弦の5フレットはドの音!」って覚えても、実際には鳴っているコードによって度数が変わるので、それほど意味無いかなぁという印象…。

CM7の時はrootだけど、Dm7の時は7thってな具合ですね…。

と、愚痴のように書いてもキリがないので、俺の目指すべき所を整理しよう、そうしよう。

  1. 曲を弾く前にコード進行と主旋律を覚えてから弾きましょう。
  2. コードトーンが指板上のどの位置にあるのかを、把握しましょう。
  3. コード進行に合わせて、コードトーンがどこなのか、度数も合わせて瞬時に把握して弾けるようにしましょう。
  4. スケールは、決まったポジションだけでしか弾けないという風にならないよう、全方位で弾けるようになりましょう。
  5. メジャー・マイナースケール、ペンタだけにならないよう、モードを意識しつつ、オルタードやディミニッシュなども自由自在に使えるようになりましょう。
  6. 何はともあれ、リズム感を養いましょう。

お、なんだ書いてみるとたった6つだけか。

一つ制覇するのに1年かかるとして、6年あればジャズギタリスト!!

 

 

その頃は50になってるのか…。

 

 

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