関東オートキャンパーの二大聖地?の一つである「ふもとっぱら」へ突撃してきた。
さすが、超有名キャンプ場だけあって今まで行ったキャンプ場の中では最高のロケーションでした。
今回、特に新しいギアや試みなどはなく、普通のキャンプでした。
とりあえず、違うのは家からの距離。
しばらく道志近辺ばかり行っていたので、高速を使って行くキャンプ場は久しぶり。
でもまぁ、正直言って遠くても高速道路を使って行くほうが身体的には楽でございます。
河口湖インターを降りて、しばらく走り、以前にお世話になった渡辺製材所で薪を調達。
以前来たときはご主人らしき人が出てきて対応してくれたのですが、よく見ると無人販売になっていました。
広葉樹は300円で、針葉樹は200円。とってもリーズナブル。全部買ってしまいたいが後続のキャンパーもいると思うので遠慮しました。
材木は豊富にありますね…。いい景色。
とりあえず広葉樹を3束頂いて、キャンプ場へ向かいます。
30分程度走ると、晴れているという事もあってか、楽園のようなロケーションが見えてきます。
この辺の道はほんとに走っていて気持ちが良い。
画像ではあまり伝わらないかと思いますが…。
道を走っていると、広大な草原にポツポツとテントが立っているのが見えてきました。
思わず声が出ます。「うぉぉぉおおお!」
未だかつて無いこの感じ。
大体のキャンプ場は、隔絶されたような場所に入っていって狭い道を抜けて到達する感じなんだが、ここは真逆。
とにかく開放的で素晴らしい。
到着して受付です。
晴天のためか受付は混在していて、スタッフの人も慌ただしく動いていました。
結構混んでる?と思いましたが、ワタシ的には場内ガラガラ…。
富士山が…美しい…。
管理棟では受付の他に薪やその他キャンプ道具なども販売しているようでした。
自販機はここだけではなく、他の場所にもありましたね。
ひとしきり説明を聞いて、場内へGO。
いやすごいなコレ。
サイトは選び放題ですが、この日は奥側の場所で撮影してるらしく、そこだけはNGとの事でした。
それでも、ガラガラなので、逆にどこにしようかと迷ってしまう。
とりあえずトイレ(仮設)や水道のある場所の近くに陣取りました。
サイトは芝ですが、重機か何かが走ったようなあとが所々にあって、そこは土がむき出し且つドロドロになっている部分もありました。
それでも、芝の場所は豊富にあるので、ふかふかな場所を選びつつ設営。
スクリーンタープの設営も慣れてきて、少し風があったが何とか完了。
久しぶりに沢山ペグダウンしたような…って毎回思っているような…。
で、とりあえず乾杯ですかね。
何このロケーション…と、リアルにつぶやきながら頂きました。
息子はサッカーボールとか持ってきてましたが、余裕で遊べます。
風があるので、凧揚げなんかも楽しそう。
上を見ると、パラグライダーの人達が優雅に空を舞ってます。
Segway乗ってる人達もいる。
なにこの楽園…。
軽くラーメンでも食べて、まずは場内を散策しましょう。
とにかく広い。広さだけならもっと広いキャンプ場はあるんだろうけど、道志の森とかと比較すると開放感が桁違い。
先程まで撮影をしていたであろう場所まで来ると、全く人がいませんね。というか見えません。
音もなく、ただ目の前の富士山が圧倒する光景。あぁ癒される…。
息子としばし芝生に寝転んで、無言のまま時が過ぎます…。
更に奥へ行き、よく見ると朽ちた廃材などが大量に落ちています。
ノコギリがあれば、薪とかわざわざ買わなくても済みそうな感じです…。
走り回って疲れたのでサイトへ戻ります。
ほんと贅沢にスペースを使うことができますね。
これから寒くなって、リアルキャンパーだけになったらもっと過疎化が進んでいくのでしょう。
あぁ…(恍惚)
息子は疲れたらyoutube。回復したら走り回る(そしてそれに付き合わされる)というのを繰り返しつつ、夕方にはテントの中で寝てしまいました。
いつものパターンで、夜には起きると思っていたんだが…。
6時位になると一気に暗くなってきます。
同時に寒くなってくるので、薪スト点火。
同時に定番のおでん。
今回調子に乗って具を沢山入れすぎた。結果食べきれずに大量に残ってしまったです。ごめんなさい。
前回購入して家で乾燥させていた薪はそこそこ乾燥していたようで、よく燃えてくれます。
息子は寝ているので、先に夕食&晩酌を。
ここで無理にでも起こして夕食を食べさせていれば良かったです。私の判断ミス。
今回は赤霧島をお湯割りで。
うーむ、飲みやすいとの友人評だったが、黒の方が好みかもしれない。
普通に近所のスーパーで買ったものですが、美味しかったです。
鍋は手軽で美味くていい。
そうこうしていると、タープ内の温度が上がってきて、暑いくらいです。
気温を計ると、20度超えです。
立ち上がると更に暑い。
時折、外の空気を入れたりして調整してましたが、外は一桁なので、下手すると風邪ひきますね。
夜もふけて、それでも息子は起きてこない。
やることもないので、とりあえず仕事を片付けよう。
ここのキャンプ場は大規模なイベントなどが開催されるためか、電波状況は大変良いです。
先月からスマホをOCNへMNPしたので、利用できるパケットが最大7GB(Docomo)から20GB+もう一台のアンドロイド機10GBへ大幅アップ。
youtubeも余裕で視聴できます。
普通に仕事も出来ますが、電源サイトではないのでPC電源的に使い放題という感じではないですね。
モバイルバッテリーは必須です。
仕事を片付けて、とりあえず映画でも見るかという事でamazonへ。
止まることもなく普通に観れる…、素晴らしい…。
時間は0時近くになっていて、そろそろ寝るかという時間です。
テントに入って、寝ていると…息子が起床(午前二時)
そこからトイレに行ったりおでん食べさせたりして、再度寝ることができたのは午前4時でした。
そして朝は自分のトイレで目が覚めてしまい、時計を見ると午前6時。
寝不足のまま、前日余った餃子とか食べながらの朝食です。
それでも快晴で富士山も美しい。気分は良い。
チェックアウトは余裕の14時なので、のんべんだらりと過ごします。
で、ふと薪ストを見ると…。
煙突貫通部分が大変なことに。
どうやら二重煙突部分が不完全だったようで、外側煙突が内側煙突に接触していたために熱がそのまま伝わって、耐熱テープを溶かしたようです。
コルクも一部焦げていました。
幸いタープ生地には影響が…無いと思ったら小さな穴が。
煙突から出た火の粉が冷えずに落ちて穴を開けたようです。
燃え広がらなくて良かったです。
一瞬だけ意気消沈しましたが、リアル変態キャンパーの本領発揮か、新たな課題が出来たことに興奮している自分がいました…。
とりあえず、
1.穴の空いた部分の補修をどうするか。
2.二重煙突の構造を固定できるような方策を考える。
でしょうか。
1については、穴を塞げばよいので、修理に出すとかは考えてません。
ある意味、
ここにデコレーションできる。
と考えれば、不幸中の幸いです。
2.についてはどうしましょうかね。
120mmの煙突に106mmの煙突を通しているので、7mmの隙間が出来ているんだが、これを接触させずに固定したい。
ボルト固定しかないかな。ワクワクしますね。
とりあえず7mm厚のナットをホームセンターで探してこよう…。
少し息子と遊んだ後、ちゃちゃと片付けて、キャンプ場を後にします。
久しぶりに息子と「もう一泊してーなぁ!」と叫びました。
帰りは、なるさわの道の駅で昼食。
好物の天玉うどん。
がんばってる嫁と娘にパンとワインとジュースのお土産も忘れずに…。
帰りは中央道で、サクサクと帰ってきた。
激安キャンプとは言い難く、それなりにお金も使いますが、このロケーションはそれに値するものがあります。
キャンプ代:4500円
高速料金:約5000円
食材など:約2000円
薪など消耗品:約1000円
これが新戸キャンプ場だと
キャンプ代:2100円
になり、高速料金も必要ないので、半分くらいで済むようになる。
とは言え、晴れた日にまた行きたいと思わせるキャンプ場でした。
勿論、雪中キャンプでも!