確かプログレの頃に渋谷のイケベで購入したテレキャス。
10数年も死蔵していたので、ヤフオクにて旅立たせました。
何がきっかけかと言うと、以前にコスパの高さを絶賛したplaytechのコレです。
友人のを弾かせてもらう度に「いいなぁコレ」という思いがつのり、その資金を捻出するためにテレキャスを売っぱらいました。
テレキャスはUSAとはいえ、まぁせいぜい4万くらいで落札されればいいやと思ってましたが、蓋を開けてみれば9.5万という想定外の高値落札でした。
というわけで、余裕で注文です。
注文してから2日程度で到着しましたが、箱から取り出してみると、まるで長年倉庫に眠っていました的に弦が錆びて今にも切れそうだし、ネックは白くホコリを被っていて、ハズレを引いたかなと思いました。
分かりにくいかも知れないが、触ると指が白くなります。
弦に至っては、ブリッジのところで切れそうになっていて、そもそも錆が出ている。
これは「ちゃんとメンテしてから弾かないとダメだよ。」という神のお告げと捉え、早速弦交換です。
ガットギターの弦なんて張り替えたことも購入した事も無いので、何を選んでいいか分からない。
とりあえず安定のヤマハかなと思ったら、Amazonの評価はあまり高くない。
という事で、AUGUSTINEというのを買ってきました。
これが一番安かったというのもあります。
なぜか3つの袋に入っています。普通は6つそれぞれ分けられている。
早速張り替えたいところなのですが、まずはネックの掃除をしましょう。
20年以上前に購入してから、まだ半分しか消費してないレモンオイルをティッシュに含ませて拭いていきますよ。
違いは歴然です。レモンオイルを染み込ませているので当たり前ですが。
ただ違うのは、ティッシュに付着する汚れが半端ない事でしょうか。
なんかヤニみたいです。
フレットも拭きます。
フレットが汚れているのは、新品の証ですな。
ほぼほぼキレイになったところで、弦を外し、ついでにブリッジも掃除。
いやー汚いw
で、サドルを外したついでに、調整もしてしまいましょう。
なんか、微妙に汚れているような気もしますが、多分こういうものなんでしょう。
何かの骨なのかなぁ。
高さを測ると、9mmちょいでしょうか。
テーブルに置いてみると、微妙に両端が浮いているので、紙やすりで真っ直ぐにします。
すげー微妙ですが、両端に隙間が見えます。
60番から1000番まで使って、できるだけ真っ直ぐになるように。
高さを測ると、1mmくらい削ってました。
これで多少は弾きやすくなったでしょうか。
削った粉はこんな感じで、結構削ってしまったなぁと。
これでようやく弦交換ができます。
弦の交換自体は全く難しくなく、あっという間ですね。
ただ、チューニングの狂い方が半端ありません。最初は巻いても巻いても下がっていくw
グイグイ引っ張って、ようやく落ち着いたが、まぁあと数日は狂うかなぁという予感がします。
ただ、音はアコギと較べても抜群だなぁ。
この叙情感溢れる暖かな響きはマジで病みつきになりそうです。
とりあえず、今は「愛のロマンス」を練習中です。