分かりにくいタイトルですが、要するに複数のインスタンスをALB(ロードバランサー)で振り分けてる場合に、「このURLの場合はこのインスタンスに固定でアクセスさせたいなぁ。」といった場合、簡単に設定できるという事です。
複数WEBサーバをバランシングしてるが、とある事情で片方のインスタンス(WEBサーバ)にしか無いAPIをhttpsで叩きたい、というような要件があった場合です。
今回既に稼働しているシステムだったので、ロードバランサーは設定済み。そこへ振り分けのルールを追加していきます。
手順は2つ。
1.ターゲットグループ作成
2.リスナールール設定
だけです。
![](https://yonezo.biz/wp-content/uploads/2022/09/image.png)
「ターゲットグループ」から後でリスナーで設定する振り分け先インスタンスの設定を行います。
![](https://yonezo.biz/wp-content/uploads/2022/09/image-1.png)
気を付けたいのは、ヘルスチェックの設定でしょうか。
この部分を設定しておかないと、動作してくれないみたいです。
![](https://yonezo.biz/wp-content/uploads/2022/09/image-2.png)
ターゲットグループが設定できたら、リスナーの設定。
![](https://yonezo.biz/wp-content/uploads/2022/09/image-4-1024x369.png)
追加します。
![](https://yonezo.biz/wp-content/uploads/2022/09/image-5.png)
ルールは上に設定したものから順次判定されるみたいで、自由に優先順に設定できるようです。
![](https://yonezo.biz/wp-content/uploads/2022/09/image-6-1024x378.png)
「ルールの挿入」を押下すると、設定フォームが表示されます。
条件は結構細かく指定できるようですが、今回は特定のURLで判定させたいので「パス」を選択。
![](https://yonezo.biz/wp-content/uploads/2022/09/image-7-1024x275.png)
ドメイン以下のパスを設定して、このURLでアクセスされた場合に振り分けるターゲットグループを設定します。
![](https://yonezo.biz/wp-content/uploads/2022/09/image-8-1024x260.png)
上記では「https://hugahuga.com/hogehoge/index/」にアクセスされた場合に「web1」のターゲットグループで指定したインスタンスにアクセスさせたい、という感じです。
シンプルにこれだけで、設定は完了。
ブラウザなどで叩いてみると、ちゃんと指定したインスタンスにアクセスしているようです。