先日、世界に通用するミュージシャンは誰か?世界で成功したミュージシャンは
誰かという話になった。
小室哲哉が世界に認められたミュージシャンか?という話から始まったのだが、
僕はあんまり認めたくはない。
ハッキリ言って、少年ナイフも喜多郎(どう書くか忘れた)も、坂本九だって認めないぞ。
僕が唯一認めるミュージシャンはYMOです。
「そりゃ、お前が好きだからだろうが!」という意見が聞こえてきそうだが、その通り!
11の時から聴いてるからもう16年も聴いてる。(もうすぐ17年)
人生を変えたと言っても過言じゃないな。(笑)
なに?そりゃ偏見だ?偏ってる?
な~にが悪い!!
こんなこと相対化してどーすんじゃ!!(笑)
よく坂本龍一と小室哲哉を比較する記事などが昔(今もか?)あったが、
くそ生意気な中学生だった僕は”ケタが違うよ”と鼻で笑っていたものである。
”たかが音楽グループの解散がNHKのニュースになるか?”ってね♪(←権威主義)
ここに、今では計算不能のプレミア(笑)がついた、YMOの写真集「OMIYAGE」(ワールドツアーの記録写真集)があるが、これを見ても思い浮かぶのはこの一言である。
”前人未踏”
まさにこの一言に尽きる。
日本がそれほど大きなマーケットとして欧米に見られていなかった70年代に
第一回目のワールドツアーを行い、その後、全3回の世界公演
(なぜかアジアでは公演を行っていない)を成功させ、
逆輸入という形で日本でブームを巻き起こしたというのは、はっきり言って異常と言っても
良いくらいだと思う。(実際、リーダーである細野晴臣は”病的”と言っている)
つい最近、MIRRA氏からYMOのリメイクを大量に頂き(どうもありがとう!)
、それを聴いて痛感したのだが、
散開から15年以上経っている現在でも海外での評価は衰えていないばかりか、
若いミュージシャンのフォロワーが国内、海外を問わず誕生していると言う事を
切に感じた次第である。
よく聞く”○○○、アジアツアー大成功!”とかって言うのも僕にとって見れば
「世界的」とは言えないわけ。なぜか?少なくとも洋楽を基礎にしている音楽の
先進国は、誰が何と言おうと「欧米」だから。これは偏見じゃなく「現実」です。
それと、”×××、アメリカの超大物プロデューサーの手によりデビュー!!”とか、
”×××、アメリカの超大物プロデューサーを起用!!”とか、
”超大物ギタリストと共演!!”とか
”超大御所バンドの前座を務める!!”とか、
”世界的に有名な何とかかんとかでライブ!!”とか、うるせーっての!!
そんな風に権威に頼るやつに限って、大した事ねーんだな。まったく
それにしても、こうしていろんなミュージシャンがリメイクしてくれるおかげで、
散開から17年経った今でも新鮮に聴けるって言うのは本当に幸せだね。