自転車は作るのも楽しい。【ニューバイク製作一日目】

Posted by yonezo in 自転車 | Leave a comment
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ヤフオクで落札したフレームが台湾から届いた。
落札価格は81,790円だったが、希望したサイズの在庫が無いとの事で、
違うカラーのものになってしまった。

まぁ、そのカラーは9万円台で出品されていたので、トクしたと言えばそうなのだが、
どうなんだろうか。
まぁ良しとする。

で、発送の連絡から3日ほどで到着。
さすが台湾。仕事が早い。

matrix F-35

デカイダンボールに入っているが、想像以上に軽い。
期待させるぜ。
手前にある箱は別で注文していたモロモロのパーツ。

で、開封。
無造作に入ってます。

matrix F-35

新聞は当然、台湾のもの。
今回の震災について記事が沢山載ってました。

matrix F-35

大量の新聞紙を取り除き、まずは小物の確認。

matrix F-35

ISPクランプとヘッドパーツとか。
で、フォークを取り出す。

matrix F-35

ヤフオクの画像は少しオレンジ色っぽい感じだったのだが、実際はキレイな赤でホッとしました。
カーボンだけあって、軽い~。
でもって、フレームを取り出します。ドキドキです。

matrix F-35

梱包から出して持ってみると、その軽さに驚きました。
測ったわけじゃないが、既存のアルミフレームとは全然違うのが明確に分かる。
で、今回購入したフレームは台湾のtank cycleという会社のmatrix F35ってヤツ。
http://www.tankcycle.com.tw/index.asp

軽量フルカーボンのフレームにしたいが、有名メーカーのフレームは軽く30万はする。
だけど実際に作っているのは台湾工場だったりするので、ブランドとかロゴで早く走れるわけじゃないし、
スペックが同等ならこれで十分じゃんと思って決めました。
多分このフレームがSPECIALIZEDとかPinarelloとかGIANTとかのロゴに変わるだけで値段が倍以上に跳ね上がるんだろうなぁ。
私は浮いた分のお金で他のパーツに投資します。

で、ヘッド周り。
フルカーボンなので、今まで乗っていたアルミよりも全てにおいてぶっとい印象。

matrix F-35

ケーブルのガイドも初めて見る形で、おおーって感じw

matrix F-35

BB周りは圧倒的なボリュームで剛性を確保?
タマランなぁ。

matrix F-35

でもって、作業場へ移り、並べてみました。
これから各パーツを移し換えます。

matrix F-35

まずはサドルとかハンドル周りから取っ払う。

matrix F-35

でもってケーブル類を取っ払い、ハンドルを外します。
何だか、「今までありがとう。」という気分になります。

matrix F-35

ホイールを外して骨となったGROOVESIGN号。
余生は普段乗り用のチャリとなって過ごす予定。

matrix F-35

で、ニューバイクの方はヘッド周りから取り掛かります。
とりあえず仮組みって感じで。
インテグラルなので、素人の私でも簡単。ハメるだけ。

matrix F-35

本当は専用のグリスとか塗りたくらなきゃダメなんだろうが、持っていないのでとりあえず後でDURA-ACEのグリスを塗ることにする。
フレーム側にぶっ刺して、上側のヘッドパーツを押しこむ。
「コンナンで大丈夫なんだろうか?」と思うほど簡単。

matrix F-35

取り外したコンポーネント類を洗浄します。
とりあえずこれも新しいコンポーネントを購入して付け替える予定なので、ざっとした感じで適当に。
しかし、シマノのTIAGRAグレードなんだが、よく持ったなと思います。
5年くらい使ったのかな?
他のグレードやブランドを使ったわけじゃないので分からないが、これでも十分という感じだった。
DURA-ACEとかはどう違うんだろう?
まぁ多分よほど会社が儲からないと買えないと思うが、気分的には105辺りで十分じゃないかという気がする。
あ、電動が将来的に105にまで降りてくればいいなとは思いますが。

matrix F-35

ホイールを付けてみると、概観が見えてくる。
それにしてもシートポストが異様なほどに長いぜ。
もうこの時点で「あー勿体無いなぁ。」という気分にw

matrix F-35

ブレーキを取り付け。
順番が違うような気もするが、まぁ素人だし。
ブレーキだけは命に関わるパーツなのでDURA-ACE。

matrix F-35

でもって、BBを取り付け。
ホローテックは簡単でいいなぁ。
本当はセラミックのBBもあるんだが、一応商品なので温存w
というか、どんだけ違いが「感じられる」のか謎だし、お金もそれほどかけられないのでTIAGRAって事でw

matrix F-35

クランクも取り付けて、段々形が見えてきました。
さて、次は最大の山場となる作業。
「シートポスト切断」に移ります。

事前にFRP切断用のノコギリを購入。
なんか、硬くて切るのに時間がかかったというブログの記事とかもあったが、全然簡単に切れた。
これはノコギリの性能が良いのか、フレームがヤワイのかどちらだろうかと一瞬不安にw

で、写真で分かると思いますが、シートポストのほとんどを切断するという、どんだけ足が短いんだ俺!って感じです。
あーもったいない。
あと、音が凄いので夜はできない作業です。

matrix F-35

切断面は結構キレイ。
しかし、勿体無いなぁ。なんかに使えないだろうかw

matrix F-35

なんか、去勢された感じで残念な容貌に…。
まぁ仕方ないですが。

matrix F-35

切断面に軽く瞬間接着剤を染みこませて強度を確保します。
粘度の低い接着剤が良いとの事だったが、分からないのでアロンアルファの一般用で。
これって、ちょっと使うと忘れちゃって使うたびに買っている気が…。

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で、サドルを乗せてみた。
白よりも黒の方が似合うかなぁ。
まぁ、買い換える財力もありませんが。
「走っている間は見えないからサドルの色なんざ関係無い。」という人もいますが、
私の場合は部屋で眺めている時間が乗っている時間よりも長いので大事な要素なのです。

matrix F-35

やはり、シートポストの長さが…。
残念な感じです。

matrix F-35

気をとりなおして第二の鬼門。
フロントフォークのコラム切断。
ここもカーボンだが、シートポスト部分と違ってスペーサーで調整できるという安心感がある。
一旦セットしたフォークを抜き取って、ざっくりと切っていきます。
固定とかもせず、手で押さえるだけなので切りにくいがまぁ何度も行う作業じゃないのでゆっくり丁寧に…。
あ、当然ですが事前に切る位置の線は引いてあります。

matrix F-35

切断面はバリだらけ。

matrix F-35

ここは接着剤は付けず、ヤスリでキレイにします。

matrix F-35

そんでもって、ようやっとフォーク取り付け本番。
グリスを乗せるように塗りたくる。
よく分からないが、まぁこの程度でいいだろう。

matrix F-35

下側にも。

matrix F-35

フォーク側にも。

matrix F-35

しかし、DURA-ACEのグリスって全然無くならない。
もう5年くらい経つが。半分も無くなってないような…。
もっとメンテしなきゃダメですか、そうですか。

で、組み付けて完了。
長さも良い感じでした。
ヘッドパーツはスターファングルナットとマルチプレッシャーアンカーが付属してました。
重さ的な事を考えると前者なのですが、圧入工具とか持ってないし、このために危険を冒して自作工具で行うよりも簡単でやり直せる後者を選択しました。

matrix F-35

まぁこんなもんでしょう。
あとは注文したコンポーネントが届いたらセットして完了です。
さて、いつ届くやら…。

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