なんか、毎日落車が起きて、誰かが(結構有力な選手が)リタイヤしてツールを去っていく。
今年が最後と明言して、またあの熱い走りを見せてくれると思っていたのに、骨盤骨折とか選手生命としても終了な落車で、
今年のツールの面白さが10%ダウンした感じ。
あと、衝撃的だったのはフランスTV中継車がルールを守らずに強引に選手を抜きにかかって60km/hで逃げていた選手を跳ね飛ばした事。(2:50辺り)
しかも、逃げきり確実でステージ優勝目前での落車。
サポートすべき中継車が選手跳ね飛ばして先に行くレースとか、あり得なさ過ぎる。
ただでさえツールは他のレースよりも落車が多いと言われていますが、今回は今まで見てきた中でもダントツ。
明らかにコース設定がマズかったんだろうなと。
毎年変わるコースだし、ツールが通過するとなれば地元は大騒ぎだろうから、いろいろと政治的な思惑もあるのかも知れない。
それにしても、選手第一で設定してくれって感じだな。
個人的に一番好きなコンタドールも落車続きで、「ダメだこりゃ、使えん。」みたいな感じで自転車投げてたシーンは彼の苛立ちを如実に垣間見せていた。
そのすぐ後でカメラに向かって親指を立てて「大丈夫。」みたいなポーズを取っていたが、今後の山岳で脅威の登坂力を爆発させてジロに続く総合を勝ちとって欲しいと切に願う。
あと、SRM Liveというサイトで、リアルタイムに選手の出力が見れるサービスがあるんだが、これがスゴすぎ。
多分、サポート級の選手ばかりだと思うんだが、出しているワット数が半端無い。
見た限りでは瞬間的に900wとか出している選手がいた。
そうでなくても、平均して300w~400wくらいを常に出している感じ。
別に後半のペースアップしている場面でも無いのにだ。
プロはガチで半端ないな。
つか、あーこれで俺もパワーメーター買いたくなってきてしまったという、見事なSRMの戦略…w。