ついに初宮参りから始まる幼年期の儀式行事が終わった。
これで卒業・入学のお祝いを除けば、次は成人式となる。
とりあえず親の勤めに少しの区切りがついた感じがして、一安心な気分。
家の近くにある比較的大きな神社には、周辺から集まってきたと思われる七五三を祝う家族が大勢来ていた。
受付を済ませて本殿に上がり、お祓いなど。
帰りにお札などを頂くのだが、女の子には可愛いバッグとかいろいろ付いてくる。
なるほど、だからこの神社は人気があるのか…と、信仰も経営なんだと考えさせられる。
義父母もわざわざ遠くから来て頂いて、食事などしに行った。
鷺沼の住宅地にある、民家を改築してレストランにしたと思われる店だった。
栄養バランスを考えたフランス料理との事。
大皿に少量盛りつけた料理が出てくるのは変わらず。
ゆっくり食べると少量でも満腹になるというのを知らしめる料理だよなー、フランス料理って。
こういう極普通の生活や習慣、行事が当たり前のもので、普通に行えるものだと考えていられる時代はいつまで続くんだろうか。
TPPの問題などを見聞きしていると、今の生活ってつくづく微妙なバランスの上で成り立っているに過ぎず、ちょっとでも判断を誤ると気づかぬうちに失われていくような…。
たまに行う贅沢を心から喜べるような時代が、この子供達の未来に来ると良いんだけど、と。
そんな事を考えておりました。