今日の國売新聞雑感

Posted by yonezo in 日記 | Leave a comment
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たまには新聞記事への感想とかを書いてみようと思う。

■「中間施設会合急遽中止」

汚染土壌の中間貯蔵施設を巡って、各町長がドタキャン。

思惑もあろうが、理由が「一部で事前報道された事を欠席の理由に挙げ」ってのが、振り回されてる感満載というか、メディアの言うことなんか聞く必要無いし、間に受けて大事な機会を逸しているというのが残念な感じ。

■「税と安心」一体改革の行方

有識者によるなんちゃらという、お約束の内容。

新聞に出てくる「有識者」って、読めば読むほど信用力を無くさせてくれます。

今回は元経済産業省の与謝野馨、大和総研理事長の武藤敏郎、北海道大教授の宮本太郎のお三方。

要するに「なんだかんだで消費税増税は必要ですよ。」という内容。

個人的に与謝野さんというのは経済通で、民主党に移りながらもそのやり方を批判している人だと思っていたんだが、違っていた様子。かなりガッカリ。

中でも政府の財政赤字について「家計と同様に考えれば途端に破綻するのが主婦の皆さんなら分かるはず。」と言っているのに度肝を抜かれた。

これが経済産業省のトップだったんですね。

なんつか、最近の読売は(他紙でもそうかも知れないが)少子化だから、景気が悪いから、円高だから、外需が伸び悩んでいるから、デフレだから、震災復興だからという理由を持ってきて、だから増税が必要でしょ?という論法が多くなってきているような気がする。

なんで、デフレって言ってるのに、そこで増税なの?という素朴な疑問を投げかけてくれる有識者は新聞には載らない。

何かデフレ下での増税でも景気が好転するというマジックがあるのか、それともそもそも景気なんてどうでもよくて、大真面目に増税で政府の債務を解消しようと目論んでいるのか。

どちらも私のような一般庶民には理解できない政策である。

この「税と安心」はシリーズ化されてるっぽいが、内容的にはかなり酷い。

 

■「地球を読む」

経済以外での記事は面白いんだが、今日は増税プッシュな内容が満載。

国際日本文化研究センター所長の猪木さんが少子高齢化について話しています。

意味がさっぱり分からないんですが、人々の意識が変わって、自己中心的な生活を選択するようになった結果、晩婚化や非婚化、出生率低下を招いて少子高齢化が進んだと言いたいらしい。

ただ、どこでこの考え方が導出されるのか何度読んでも理解できないんだが、国民の豊かさを計るのには一人当たりGDPではなく「総GDP」なるものが必要との事。

GDPの「G]ってグロスの略だと思ってたんだが、違ったかな?

で、最後の方では、フランスやアメリカでの婚外子を例にあげて、人口を増やすために日本でもそういう婚外子を法的に保護する必要があると言うのです。

つまり、結婚してなくても学生でもバンバン子供作って国が面倒見ろと、そういう事だろうか。

はぁ…、まだ子供が新聞とか読まない年だから気楽に読んでられるが、高学年になったらさすがに新聞とるのはやめた方が良いかも知れないなぁ。

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