南京大虐殺、従軍慰安婦問題以来のマイブームが昨今の消費税議論。
思えばいろいろとホームページで書いてた頃から10年近くも経っていた。
当時も「ふざけんな、この売国奴が!」と思いながらせっせと本買って読んでネットで調べまくって書いてたが、今回は当時と比べて緊急度が桁違いだ。
興味を持ったきっかけはTPP問題だが、これも本当に「どうなってんだこの政党は!」状態で、ここまでデタラメを押し通そうとするのは、マジでコミンテルンの手先なのかと思ってしまう。
問題といえば原発も大問題だが、正直「分からない」。
ベクレルとシーベルトの違いくらいはわかるが、「どこからがどういうふうに危険なのか?」というのがさっぱり。
というか、国際的な基準に比較して政府の出す基準が甘すぎるとか言われても、その国際基準というのはどうやって決まったんだと思うと、やっぱり「国際基準はハードルが高すぎる」という科学者も世界にいたりして、こりゃ手が出せないなと思ってしまう。
個人的には、無ければ無い方が良いと思うが、じゃー無くす方向で…とも言い切れない部分はある。
1000年先までOKな油田が本当にあるんであれば、そりゃ火力で行けばいいじゃんと思いますけど。
で、話を元に戻して「TPPと消費税」。
TPPはあふれんばかりの問題点があるんだが、報道も腐ってるので「国民周知」とはお世辞にも言えない状態。
まぁここで詳細について書いてたら仕事する時間と酒飲む時間がマジで無くなるので書けないけど、アメリカのいいようにやられとるなぁと。
それを「第三の開国」とかいって、意味不明だがそれを「おお!なんかすごい!日本も開国しなくては!」とか純粋素直君が洗脳されてしまうというのも、まぁ問題は政府・与党や財界・マスコミだけじゃないんだなと痛感する。
で、消費税の増税については、何が問題なのか知らなかったのでいろいろ調べてみたら、まぁこれが面白い。
ケインズだとか新自由主義だとか、言葉としては知っていても内容までは知らなかったし、国家財政・国民経済・税金・自由貿易ナドナド、調べれば調べるほど面白い。
で、なるほど経済学も歴史に学ぶ部分があるのだなぁと思ったのが、高橋是清の存在。
これも名前だけは知ってた…という非国民状態な私なのだが、ホント昔の人には凄い人がたくさんいたのになと思います。
で、その高橋是清を取り上げて経済評論家の三橋貴明氏が経済小説に仕立てたのが、「コレキヨの恋文」。
今までもいくつか、「これは子供に読ませたいなぁ。」と思う本はあったけど、これは久しぶりのヒットです。
良い本はあっても、子供にはさすがに難しかったりすると「読ませたい」とは思えないし。
とは言え、まだ小学2年生とかなのでちょっと無理かもだが、中学生くらいなったら是非読ませたい。
通勤の電車で読んでいたが、不覚にも興奮して泣いた。
特に主人公が政策を大転換して日本経済が復活していく様は、ある種憧れの存在を見るような気分だった。
とはいえ、著者によればこれは「経済政策として至極当たり前の事をしているに過ぎない。」との事。
それだけ現在の財務省・日銀主導の経済政策がデタラメだと言う事です。
物語としても面白いが、国家経済の常識を理解する本として、メチャオススメである。
しかし消費税どうなるんだろうなぁ、国民新党は連立抜けるって言うので閣議決定さえ出来ないじゃんと思ってたら、分裂とか、しかも8人中6人が賛成とか???
その理由が「郵政民営化法改正案」って…。
でもって、自民党の石原幹事長も「小沢さん切って、総選挙約束してくれんなら賛成するよ?」とか、
ガッカリ感が半端無いんですけど。_| ̄|○
小沢さん切って総選挙して政権戻してくれるなら
「国民なんてどうなってもOKです。」
って事?
まぁ国民なんて、所得移転系の美味しいこと言えばほいほい応援してくれるし、どーせ細かい事なんて考えてないから口達者な大阪の方と連携しておいて、解散総選挙したら人気に便乗して与党になっちまえ、どうせ国民なんて馬鹿ばっかりだから。
って考えてんだろうね。