去年に引き続き、今年も参加する事ができました。
やるやると言いながら結局は通勤以外の練習もせず、ガチで「ただ参加して楽しむだけ」となる予定だった今大会ですが、
その通りとなりました。
レースやイベントの前には必ず洗車や整備を行うのですが、今回は仕事もありそれどころではなく、フキフキしただけで終わりました。
ただ、今回はメンテナンススタンドを購入したので、すげー捗った。
思いの外大きくて安定感がある。
多少の作業では倒れそうな気がしない。
部屋の中だとそれなりの存在感があります。
予想通り、作業箇所が目の前に来る事のメリットは大きくて、腰も痛くないし立ったまま作業できるというのは大事だなぁと痛感したのだった。
折りたたむと(それなりに重いけど)余裕で車に積める大きさになるので今回のレースにも持っていった。
当日は10時くらいに出発。
今回も娘の誕生日だというのに、お構いなしに一人での前橋入りですw
環八が渋滞していたが、関越道はスイスイ進む。
途中、嵐山のSAで安倍晋三新総裁就任をお祝いしてカツカレーを食す。680円也。
検車とゼッケン受け渡しのため、グリーンドーム前橋に向かう。
相変わらずでかい施設である。
到着したのが14時くらいだったので、すでに会場は多くのサイクリストがいて自転車も置く場所が無いほどだった。
受付を済ませてゼッケンを貰い、ウェアなんぞを物色する。
ONYONEのウィンドブレーカーとグローブを購入。
いろいろとウマそうな地元の物産など販売していたが、カツカレーが胃袋を占拠していたためホテルに向かう事にした。
ホテルは去年と同じコンフォートホテル前橋。
去年より1000円近くも安くなっているような気がするが大丈夫なんだろうか。
デフレの影響がここにも…。
駐車場に車を停めると、他に誰もいない。
ちょっと早かったんだろうか。
しかし、ここの駐車場は早い者勝ちなので、これで良いのだ。
そそくさと明日のために整備を開始。
※置き方が逆だと思った方がいるかも知れないが、足が意外に長いので他のクルマが駐車場に入ってきた時に邪魔になりそうでこういう置き方にしているのです。
今見ると全然問題無さそうだが…
うーん、やっぱり持ってきて良かった。作業がやりやすくて捗る。
と言っても、やった事はチェーンの掃除・オイルアップ・ギア調整・フレームその他の掃除くらいか。
準備万端である。
その後はお土産を買いに行ったり、明日食べる朝飯をコンビニに買いに行ったりした。
去年の経験があるので、迷うこと無く前橋を行き来できる。
夜はこれも去年行った近所の居酒屋へ。
一人でも入りやすい。
ビールを2杯飲んで、刺盛・枝豆・カキフライを食べてホテルに戻った。
生姜焼き丼食いたかったが、胃袋が…。
居酒屋を出て、もう一件軽く飲みたいなぁと思ったが20時を過ぎていたのでホテルに戻る事にした。
シャワーを浴びてテレビを見たりして21時に就寝。
しかし、中々眠りにつけずそのまま4時に起床。
朝はいつも通りおにぎり2個とスイーツ代わりのつぶあんぱん。
ゴール後の補給食は別で持っていくので、そんなにバカ食いはしない。
トイレで軽量化が完了したら、準備開始です。
どうでもいい画像だが、パッドに股ずれ防止のシャモアクリームをべっとりと。
脚全体に筋肉痛予防のサロメチールを塗りこむ。
何だかんだで時間は4:30くらい。
ホテルをチェックアウトして外に出るとまだまだ暗いです。
そんな中、ホテル周辺ではサイクリストが続々とスタート地点へ向かっています。
前回はグリーンドーム前橋の駐車場に停めたのだが、今回は運良くスタート地点に近い群馬大学教育学部付属中学校の校庭に停める事ができた。
到着すると、既に沢山の車が停車していて整備する人やローラーでアップしている人がいる。
スタート地点までは自転車で5分程度なので、かなり時間が余ったが運良く2度目の軽量化が成功w
スッキリして早めにスタート地点へ向かう。
会場に着く頃には明るくなっていて、荷物を預ける人が沢山いた。
まだ6時にもなっていない早朝だというのに、大ボリュームでアナウンスとかしている。
近所の人とかの協力無しでは成り立たない大会ですね。
私が整列する場所にはまだまだ集まってなくて、結構前の方に並んでしまった。
まだまだ閑散としております。
スタート時間が迫ると整列場所が自転車で埋め尽くされてきた。
まだ7時台だというのに開会式が始まり、うるさいくらいの大音量で市長などの挨拶が始まる。
程なくしてまずはアスリートクラスの人達からスタートです。
順番にぞろぞろとスタート地点へ整列。
ゆっくり行きたいのに前の方に並んでしまった。
スタートすると気合の入った人達が颯爽と追いぬいていきます。
私からすれば全力に近いくらいのスピードで走っていくので、とてもじゃないが付いてはいけない。
で、同じようなスピードの人を見つけながら引いてもらいます。
沿道には去年よりも多くの応援の人達がいて、否応なく気分が盛り上がります。
ただ、去年はここで調子こいてスピードを上げてしまったために、後半のスタミナが切れた経験があったので、ゆっくりと手を振り返しながら進みます。
どんなレースでもそうなんだが、事前にコース図とかを見ればみるほど恐怖心というか「相当にキツイぜこのコースは…。」という気分になってしまい、実際に走ってみると「あれ、そうでもない。」となる事多し。
そこで「余裕じゃん、スピードあげちゃえ♪」となると失敗するので、あくまでも後半の事を考えながらペースを保って走ります。
※自転車レースにも経験が大事というのはこういう事なんですかね
途中、明らかに上のクラスと思われる人が追い抜きざまに「お、電動(ギア)じゃん。」と言ってきて、
何だか「金かけてもマニュアルの俺に抜かされてるね、ププ(笑」という心の声が聞こえたような気がしたが、当然そこでスピードを上げるような事はしませんw
というか、未だに電動は珍しい存在なんですかね?
自分で付けてしまうと分からない。
ヒルクライムにはデメリットこそあれ、メリットはそれほどないと思っていたが、そうでも無かった。
今までいかにギアチェンジに労力を奪われていたか痛感しましたよ。
淡々と、とりあえず9%超えの激坂が始まる15km地点まではマイペースで行く。
残り5kmくらいになると、沿道にいる人達が「もうちょっとだよ!がんばれ!」とか言い出すので、それを目安にギアを上げます。
ただ、練習不足からか左足が痙攣しそう。
微妙に小さな虫がふくらはぎをくすぐっているような感覚が続いたが、なんとか誤魔化してペダルを踏む。
最後1kmになると、去年もいた「余力残すな!おらー!」のおじさんが予想通りいてw
それをトリガーにして更にギアアップでスパート。
それなりにキツイ九十九折の坂だが、スピードメーターは20km/hを超えていた。(普通でこれくらい出るといいんだが…)
最後はいつもどおり、ヨダレ垂らして薄くなった酸素を貪るように吸いまくってゴール。
タイムは1:24:02で一般男子Cでは241位/922人(暫定タイム)だった。
去年が1:29とかだったので、まぁ5分近く縮まった。完全に予想外。
ちゃんと鍛えておけば、もうちょっと早く走れたのかなと。
ゴール地点はいつもの光景で、ゼーハー言っている人で溢れています。
ゆっくりしたいのだが、さっさと補給して着こまないと寒さにやられてしまうので、荷物受取り場所まで向かいます。
台風の影響かわからないが、雲がすぐそこまで来ていて寒いです。
赤城山て、こんな高い場所に湖があるんですね。
何だか、普通に家族で観光でも来てみたいと思いました。
疲れているのもお構いなしであっという間に汗が冷えてきて、ウォーマーやらジャケットやら羽織ります。
ビスケットで補給して、下山集合地点まで向かいます。
下山は長い。
グループで下山しているので、思うようにスピードを上げられないというのもあるが、マジで下りは苦手だ。
下るに連れて気温も上がってきて、ポカポカと気持よくなってくる。
まだ登っている人達とすれ違う。
記録とか見ると3時間とかかけて登る人もいたようなので、違う意味ですごいなと。
私は3時間もこの苦痛に耐えられる自信がありません。耐久系のエンデューロでは負けているだろう。
去年は沿道に沢山の「おつかれさまー!」の人達がいたが、今年はちょっと下山するのが遅かったのかチラホラとしか見えなかった。
今度は早めに下山することにしようw
スタート地点まで戻ると灼熱。
台風の前ぶれなのか、晴れ渡っていて暑くて暑くていろいろと楽しむ余裕も無く、クルマを置いてある中学校まで向かう。
続々と下山してくる参加者達。
みんなに「おつかれさま!」と言いたい気分でした。
今回も昨年同様に大変充実したレースとなりました。
タイムが縮まった事よりも、脚を付かずに無事にゴールできたのが嬉しいです。
前橋市、スタッフの皆様、沿道で応援してくれた地元の皆様。
本当にありがとうございました。
来年も是非参加したいです。
まえばし赤城山ヒルクライム大会 | 公式ウェブサイト
2625人疾走 前橋・赤城山ヒルクライム大会 : 上毛新聞ニュース
自転車:まえばし赤城山ヒルクライム 山頂目指し一気に /群馬- 毎日jp(毎日新聞)
中日スポーツ:群馬・赤城山でヒルクライム大会 2600人参加:スポーツ(CHUNICHI Web)
赤城山走破いざ出陣 きょう自転車レース : 群馬 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
前橋赤城山ヒルクライム、コースレコード更新-台風17号との競争も勝ち /群馬 (みんなの経済新聞ネットワーク) – Yahoo!ニュース
「坂バカ」たちの応募殺到 群馬・赤城山ヒルクライム – MSN産経ニュース