週末は待望のキャンプ。
そろそろ冬キャンプという事で、防寒対策が必要になってきました。
とりあえずストーブは必要じゃないか?という事で、石油ストーブ導入を決定。
我が家には存在しないため、慌てて前日にホームセンターで買ってきた。
これが5980円とかだった。
ホームセンターの改装セールはお買い得である。
ただ、これ買うと灯油容器だとか、灯油そのものの保管・管理が必要になるので、それが煩わしい所。
で、今回のキャンプ場は「清水国明の森と湖の楽園」へ。
家族4人+電源で6500円。
本当は入場料もかかるらしいが、クーポン使用でそれが無料。
チェックインが14時と遅めだが、サイトを利用しなければ入場は10時くらいから可能との事なので、10時くらいに出発。
心配した中央道もそれほど渋滞してなくて、サクサクと到着。
12時過ぎに到着して受付に行くと、オートキャンプは我が家だけとの事。
なので、好きに使って下さいとの事。
本当は14時からだけど、もう入っちゃっていいっすよーとの事で、早速サイトへGOです。
入り口から少し奥に行った所がオートキャンプのサイトだったが、サイト数は12くらいかな?全部空いておりました。
他に誰もいないというのは、開放感抜群で「これぞ冬キャンプの醍醐味!」という感じだったが、キャンパーを遠ざける意味を予感させるようで少しばかり不安がよぎるw
ちゃっちゃとテントとタープを設営します。
子供たちは横で昼飯のラーメン・ホットケーキを作っています。
せっかくのキャンプなので、こだわった豪快な料理を…というのは過去の幻想になってしまいましたw
最近はもう手軽にさっさと食べて遊んだほうが良いという結論ですね。
まぁ、豪快料理を作るだけの道具も技術も持っていないというのもありますが。
設営と昼飯が済んだ所で、焚き火の準備です。
ここのキャンプ場は周りが森で、焚き火の燃料はそこら中に転がっています。
とりあえず掃除がてら集めただけでも、簡単に大量の燃料が集まるので、買う必要無し。
売店で売ってるけど、500円もするので買う意味がほとんど無いですね。
でもって、朽ちて転がっている適当な丸太を薪にします。
斧で断ち割る感じだけど、さすがに丸太となるとハンマーが必要。
おりゃー!って感じで、丸太に斧を叩き込み、ハンマーで割っていく。
うーん、楽しいぜ。
途中、買ったばかりのハンマーが壊れ、ヘッドがすっ飛んでいくというハプニングがありましたが、なんとか完了。
少しだけ寒いですが、焚き火を満喫…してるのは私だけのようです。
あー、焚き火台が欲しいw
嫁が散策したいというので、場内を散策。
BBQしてる団体がいて、ちらほらとキャンパーもいるようですが、ほとんど目につきません。
トレッキングコースとかもあって、深い落ち葉を踏みしめて散策。
とにかく広い。
元々は清水国明さんが移住するために購入した敷地らしいんだが、実際の住居はこのキャンプ場の一番奥にあり、見ることはできませんでした。
というか、土地が安いのかも知れないけど、これだけの広さの土地を購入できるってのはすげー財力だなぁとか、変な所で感心してしまいましたw
サイトに帰ってきて、子供たちは紙粘土でキャンドルもどきを作成。
ガラスの瓶にガラスのおはじきを貼り付けて、紙粘土で周りを覆っていくだけなんだが、これが難しい。
キャンプ場自体は広いんだが、フリスビーとか出来るような広場的なものが無いので用意してきて良かった。
とにかく、キャンプってのは「いかに子供が楽しめるか」がキモなので、準備に余念がありません。
で、そんなこんなで夜です。
ゆっくりしている時間が無い…(T_T)
今回はシンプルにすき焼き。
寒くなってきたので、ご飯炊いて、さっさと煮込んで食事です。
一応、タープは閉めきってストーブも全開だが、一酸化炭素中毒が怖いので空気窓を開けるとそれほど暖かくならない。
この辺、石油ストーブの矛盾を感じるが、無いよりマシかなぁ。
サクッと出来る割には、旨かった。
ただ、ちょっと今回は量が足りなかったかも。
毎回大量に食材を持って行ってしまって、必ず大量に余って持って帰るのに苦労するので今回は少なめにしたんだが、それが裏目に出てしまったようです。
やはり少し余るくらいが丁度良いのかも。
外は寒くて、春夏のように夜でも外で花火とかできないので、どうしても「飲んで食べて温まる」という事がメインになってしまいますね。
大人はお酒を飲んで楽しめるが、子供はジュースとお菓子だけではもたない。
とりあえず、食事の後はお風呂です。
このキャンプ場は、風呂(温泉ではない)が併設してあって、車で外にでる必要がありません。
どんなもんかなぁと思って入ってみたら、結構ちゃんとしていて、今まで行ったお風呂併設のキャンプ場の中では一番だったかも。
ただ、女湯の方がなぜか小さくて、嫁と娘は「それほどでも…。」という感じでした。
十分に温まったので、再度飲みます。
酒だけはビール・焼酎・ワインと豊富なのでw、薄暗い中、グビグビと。
本当はキャンプ場の規則で22:30には寝なきゃいけないのですが、周りに誰もいないので時間過ぎても気兼ねなく飲みますw
そうこうしているうちに、子供たちはテントへ。
その後、嫁も眠りにつきます。
今回は電源サイトなので、ファンヒーター点けっぱなしで寝ます。
テント内に入ると暖かい、ただそれも上の方だけで、寝袋に入ると微妙な感じ。
ただ、この時はそれほど寒いとは感じなかった…。
AM3:30
ガサガサという音で目が覚める。
テントの外で音がします。
何か動物が食べ物をあさりに来ているのかも知れないなと、タープの中を見てみると、なんと猫がゴミ袋をぶちまけているではないですか。
しかも、こちらと目があっても逃げない。
仕方なく寒い中起きて、散乱しているゴミを集めてゴミ捨て場に捨てに行く。
タープの外にでると、相当な寒さ。
これは氷点下かも知れないなと思いつつ、再度眠りに…、さ、寒い。
さっきまでは気にならなかったのに、地面からの冷気が、というか、地面に体温が奪われる感じで眠れない。
あー、やっぱり面倒でも電気カーペット持ってくればよかったーと思ったが、どうしようも無く、このまま朝までごまかしながら寝てました。
起きてから聞いたら嫁も娘も寒かったとの事。
ただ一人息子だけは何ともなかったとグースカ寝ておりました。鈍いのか逞しいのか…。
テントの外に出てみると、霜が降りていてザクザクと良い音がします。
外に置いていたランタンや放置していたソフトケースなどが凍りついている。
後から聞いた話ですが、ここは木が林立していて他の場所よりも一層寒くなるようです。
近くの、もうちょっと標高の高い高原にキャンプしていた人が話していましたが、そこはそれほど寒くはなかったとのこと。
いやしかし、雪中キャンプとかする人はどういう感じなんだろうと。
相当な対策が必要なのか、何かテクニックがあるのか。
来月も千葉へキャンプを予定してたが、さすがに予定変更かなー。
朝食は定番のホットサンド。
何気にハムとチーズを挟んだだけの、このホットサンドが安心の美味しさです。
ゆっくりしている時間もそれほど無くて、さっさと撤収です。
毎回思うが、この「設営・撤収」が楽しめないとファミリーキャンプは無理だなあw
結構な時間がかかるので、時間が短いと何のために来ているのか分からないという感じです。
木立の中にあるサイトなので、早い時間では日も当たらず、テント・タープの乾燥も出来ません。
何とも微妙な後味のキャンプとなりました。
で、昼過ぎに出発。
高速に乗る前に昼食です。
今回は回転寿司へGOです。
あぁ…美味しい…www
キャンプでの食事も美味しいですが、また違った安心感です。
レジ横には、ガッキー(自民党)とかの色紙が。
サイクリングの途中とかで寄ったんだろうかと想像。
帰りも中央道で帰ってきたんだが、途中からものすごい灯油臭い。
きっと灯油が漏れてこぼれているのかなと思ってたんだが、帰宅後に荷物を下ろすと、ストーブから灯油がダダ漏れ。
本格的に漏れていて、ビショビショ状態です。
何だか散々なキャンプとなってしまった。
壊れたハンマーを見てみると、やはり柄の部分に刺さってるはずのヘッドから出た鋲部分がポッキリ折れてます。
脆すぎ。
冬キャンプだから…という事もあるが、次回はもうちょっとシンプルに行きたいなぁという感じでした。