今年は一足早くお休みを頂いて、キャンプ&スキーに行ってきた。
一応、社員旅行として年に一回くらいは経費で落ちるので、そろそろ行こうかなぁという気分だったし、恒例の花瓶貯金もそろそろ満期に近づいてきているという事もありです。
ただ、オートキャンプにしては寒すぎるし、温泉とか言い出すと娘が「下呂温泉行きたい!」とか言い出すと予想(予算オーバー、というかそこまで楽しい場所だとは思わないw)。
なので、父親の独断でキャンプという事に決定!
で、かねてから注目していた高規格キャンプ場の代名詞とも言えるPICAに行くことに決定しました。
いくつか場所はありますが、とりあえず富士吉田。
あんまり高いコテージは避けて、初心者ぽくキャンピング・パオにしました。
トイレもお風呂も無いけど、まぁ前提はキャンプなのでOKでしょう。
で、ワタシ的にはおまけなのですが、スキーを家族的なメインとして行くことにしました。
行ってきたのは、ふじてん。
キャンプ場から近いし、まぁサイトを見る限りではいい感じです。
というわけで、行く前段階・準備からレポしていく。
とりあえず我が家にはタイヤチェーンがありません。
以前、長野にスキーに行った時も、チェーン無しで行って道に迷って山道で死ぬかと思ったので、
今回はちゃんと買いに行きました。
近所のイエローハットです。
しかし、タイヤチェーンて高いなぁという印象です。
ほとんどワイヤとチェーンなのに、15000円とかしやがります。
これでも、安い方みたい。
いろいろ迷ったのですが、こういう感じの↓
非金属タイヤチェーンてやつは、異様に高いのでパスして、こういう感じの↓
所謂、普通のタイヤチェーンにしました。
買ったのは、UNIQAという所のチェーンでした。
比較的簡単そうに見えたし、増し締めが自動で行われるというのも惹かれた。
装着してから、わざわざ降りて増し締めするとか相当面倒に思えたので。
結果、この選択は正解でした。
で、早速家に帰って練習です。
予想通りのシンプルな製品です。
これで15000円かぁ…。(しつこい
で、黒いワイヤみたいなのをタイヤの後ろにまわして、フック(ワイヤ含めて3箇所)をかけて完了!
という事らしいのですが、以外に難しい。
慣れると1分程度で出来るという触れ込みだったんですが、初心者には当然無理。
ただ、構造が理解できると早いかも知れない。
とりあえずは、装着できる事がわかったので、安心してスキー場まで往復できます。
UNIQAのサイトで動画があると思いますが、装着して少し車を動かすと、このテンショナーがキャリキャリキャリと音を立ててワイヤーを締め込みます。
そうすると、手で触った感じも、かなりガッチリとタイヤに密着していてワイヤにもテンションがかかっており、なるほどという感じでした。
益々安心でございます。
【薪拾い】
と、雪道について対策完了となったところで、キャンプ恒例の焚き火の準備です。
まずは、おなじみ菅生緑地へ息子と薪拾いへ。
小枝が沢山落ちているので、サクサク集まる。
少し大きめの木も落ちていたので、担いで持ってきた。
結構デカイ。
2mくらいあるかもです。
小枝はボックス一杯に持ってきた。
ただ、どうしてもスカスカにしか積めないので、見た目ほどの量は無い。
この辺、今後なんとか対策したい所です。
で、家に帰ってきて先ほどの木を切断。
薪割は現地で行うとして、まぁまぁの量は確保できたかなと。
とりあえず、外に放置して少しでも乾燥させます。
【クリスマス】
キャンプ前日はクリスマス。
一応ケーキ買ってきて、夕食です。
なんだかんだと買ってきて用意しても、結局食べきれずに終わるのが毎年のクリスマスなので、今年はピザとチキンだけ。
それでも、食べきれずに残してしまった。
子供たちは結局、ケーキとプレゼントが目当てなんだもんな。
子供用シャンパンジュース飲みながら無駄にはしゃぐ娘。
後ろのテレビに映るアニメの顔が父親の気分を象徴…。
プレゼントは、娘に3DSのソフト。
息子には、ちょっと早いかなと思ったが二子玉川で買ってきたアコギ。
ただジャカジャカ鳴らすだけですが、とりあえず喜んでおりました。
これでウクレレは卒業ですかね。
将来の桜井和寿目指してがんばってくれw
【キャンプ!】
明けて26日。誰よりも早く起きだして準備開始です。
とりあえず積み込み。
今回は、テントやタープは必要無いので、若干余裕があるかな。
ただ、その分コタツと4畳の電気カーペットを積み込んだので、ギリギリになってしまった。薪もあるしね。
コタツのせいで、バックミラーは用無し状態だが、まぁ何とかなるでしょう。
PICA富士吉田はチェックインが14時と遅めなので、ゆっくり出発です。
東名経由で行ったが、平日のためか渋滞も無くサクサクと到着。
キャンプ場に行く前に、とりあえず昼飯です。
キャンプに行くのに…、という感じですが、行って直ぐに食べ物にありつけるわけではないので、腹ごしらえです。
定番のビッグボーイ。
家族はムシャムシャ食べてますが、ワタシは出来るだけキャンプ場で食べたい派なので、食べ放題のカレーとかには手を出しません。
それでもお腹いっぱいになってしまって、何だかなぁという…。
御殿場で高速を降りて、30分くらい走ったのだろうか。
途中から雪が見え始めて、PICAに到着する頃には、雪道が広がっておりました。
ただ、チェーンが必要なほどではない。
結構時間ピッタリな感じで到着。
場内は一面雪が積もっておりました。
とりあえず、チェックインです。
受付は、今まで行ったキャンプ場の中では最高クラスのキレイさです。
自然の中に入っていくという感じがまるでしません。
喫茶店のようなスペースもあり、小奇麗な感じです。
いくらしたか見てこなかったが薪も売ってます。
ただ、確認はしなかったが使い放題の薪もあるようです。
(切りたてなので、いまいち燃えないと評判でしたが)
ガスやら売ってますね。
ワタシは着火剤を購入。
受付周辺のみですが、繋がるようです。
場内全体じゃないのが残念。
このキャンプ場は、受付時の精算なので、2泊分の料金を前払いして、早速場内へ。
雪が積もっておりますが、スタッフさんが雪かきしてくれているので、車は走りやすいです。
平日のせいか、ほとんどお客さんが見えません。
私達が泊まるキャンピング・パオも、他には人がいないようです。
外で焚き火しながら、ワインでも飲んでまったり…とか妄想してたんだが、
この雪景色を見て、断念しました。
しかも、キャンプ場の端にあって、目の前が別の会社の建物らしきものがあり、しかも何か大きな工場のようなものを建設中。
その向こうには富士山があるはずなのですが、全く見えないし、雰囲気ぶち壊しです。
あー、その切り倒した材木、一本でいいからおくれよ。
と妄想は膨らみつつ…。
キャンピング・パオですが、中は暖房が効いていてとても暖かい。
下はフローリングなので、素足だとちょっと冷たいけど、電気カーペット持ってきたので問題無しです。
コタツもセットして、早速焚き火。
今回、テントもタープも設営しないので、超楽でした。
いつもなら、この時間に到着したら、食事や焚き火できるようになるまでに暗くなっていた事でしょう。
持ってきた丸太を叩き割って…。
待ちに待った至福の時間です。
目の前の建設現場で働く人達を眺めながら、優雅にビールを飲みながら焚き火するというのも、あんまり気持ちの良いものではないですが、仕方ない。
本来なら、場内にはいろいろと遊ぶスペースが開放されているらしいのですが、
冬季のためか、お客さんが少ないためか、開いておりません。
なので、子供たちも焚き火に参加したり雪遊びしたりして、いつの間にか夕食の時間に。
食べ物はいろいろ持ってきたんだが、結局は焼き肉でした。
あんまり記憶が無いんだが、ほとんど炭水化物は摂ってないような…。
肉だけで腹いっぱいになって終了。
夜になると、雨が降りだして結構な寒さ。
ただ、パオの中は全く寒さを感じない。
で、構造上の問題なんだが、このキャンピング・パオってのは基本、帆布がメインで出来ている。
そのせいで、雨が降ると雨音が結構響くのです。
備え付けのマットレスを敷いて寝床の準備。
前回のキャンプでは、-27℃対応の寝袋も威力を発揮せず、寒さに震えながらの睡眠となったが、今回は暖房もあり、電気カーペットもありの万全の体制のおかげで、全く寒く無かった。
というか、暑すぎて家族全員のたうち回る事態に。
とりあえず電気カーペットをOFFにしたが、暖房は配管の凍結防止のために切ることができず、汗をかきながらの睡眠でした。
おまけに雨音が響いてあんまり眠れずでした。
家族は皆ぐっすり眠っておりました。
このキャンプ場は当然のように温水が出ます。
朝起きてまずすることは、前日使った食器を洗うことなので、すげー助かる。
というか、温水が出ないならこの季節には来てないか。
ここでも凍結防止のため、チョロチョロと水は出しっぱなしです。
何だかもったいない気がしますが、凍結して配管が破裂する事を考えたら安いものなのでしょう。
【スキー@ふじてん】
キャンプ場からスキー場までは、車で30分程度。
googleが弾きだしたルートは国道を通る遠回りのルートと、最短ぽいルートの2つ。
ちょっと迷ったのですが、タイヤチェーンもあることだし、最短ルートを選択してみた。
結果、ちょっと怖い思いもしたが、途中でチェーンを装着してなんとか到着。
スキー場に向かう坂道で、ノーマルタイヤの車がバンバン抜かしていきました。
国道ルートだったら、ノーマルでも問題無かったみたい…。ノーマルに見えたがスタッドレスタイヤだったのかな?
スキー場は、もっと混雑していると思っていたがそれほどでもなかった。
外国人観光客がジーパンとかの普段着で歩きまわってます。
何しに来てるんだろうか…。
嫁と娘はスキー。
ワタシは息子とソリ遊び。
スキー場に来て、ソリ遊びなんてと思われる方も居るのかもしれないが、結構楽しいw
まぁワタシがスキーできないやらないだけなんですが。
最初は息子と二人で滑ってたけど、途中からワタシひとりで滑ったりしてました。
その間、息子は雪遊び。
昼食は、場内にあるセルフなレストランで。
富士山をイメージしたのかも知れないが、どう見てもモッコリなカツカレーを食べる。
エガちゃんのコレを想像しながらの昼食となりました。
来た時には晴れ間も覗いていたんだが、午後にはドカ雪となり、帰りの際のチェーン装着をアナウンスされるほどになっていた。
帰りはチェーンいらないかなと思っていたんだが、外さなくて良かった。
それにしても、タイヤチェーンの効果は絶大だな。
全く危険を感じることなく走れます。
調子に乗って、運転しながら撮影。もう二度としません。
夕食はチーズフォンデュと焼き鳥。
焼き鳥を焼くのに、パオの中で焼こうと思ったら案の定、煙がすごいことになったので、ワタシだけ外に出て焼くことに。
しかし、ガスコンロは極寒の中ではほとんど効果が無くて、一本焼くのに結構な時間を要する事態。
おかげで、しっかりと風邪を引いてしまったようです。
風呂は22時まで入れる所があって、予約不要で開いている時間帯なら何度でも自由に入れる。
息子と入ったが、2日ともに誰もいなくて貸切状態だった。
浴槽も広くて、いままで行ったキャンプ場併設の風呂の中では最高かも知れない。
石鹸やシャンプーが無いのは当然としても、キレイにしてあって好印象でした。さすが高規格キャンプ場の代名詞だけはあります。
夜も結構冷えたが、昨日の教訓を元に、電気カーペットOFF、暖房はLOW設定で寝た。
ところが今度は、唯一外に出ている顔部分が冷えてしまって、何度も起きる事に。
しかも、風邪を引いてしまった影響なのか、頭痛もしてくるし鼻水出るし、なぜか閉所恐怖症的にシェラフの中に入っているのが嫌になって、うわー!って感じになってしまったりでw、結局またぐっすりとは眠れなかった。
冬季キャンプは睡眠環境の充実が課題なのは変わらずという感じです。
というか、家族がぐっすり寝ているのを考えると、単にワタシがデリケートなだけなのかも知れない。
朝起きて外に出てみると、雪は止んでいたが、出したままだったタンクの水が凍りついていた。
タンク右側に氷となっている部分が分かりますでしょうか。
同じく、車も凍りついていて、ドアが開かないw
雪が付いたままだったホイール回りには巨大な氷塊が出来ていて、氷柱も出来ている。
まぁ、日が昇って気温が上がれば溶けるだろうと放置…。
顔洗って目を覚まし、炊事場出て歩いていると目の前に富士山が。
雪煙が舞っているのがよく見える。
スバルラインに近いとあってか、かなり圧倒的な迫力で拝めます。
工事のおかげで木が切り倒されているからかも知れません。
それにしても、美しい。
場内を散策すると、オートキャンプでテントを張っているサイトをいくつか発見。
どうやら薪ストーブを使っているようです。
この極寒の中、テント泊というのは、まさしく「猛者」という感じ。
まだまだ真似できないなぁ。
この日は土曜日という事もあり、お客さんが朝から続々と来ていました。
さすがの高規格キャンプ場という感じです。
朝食はお餅と饂飩で軽く済ませる。
画像では網に乗せて焼いてますが、これはNGでした。
途端に表面だけ焼けてしまって、食べられません。
コンロで焼く場合は、遠赤の網で焼きましょう。
食事後は、さっさと撤収です。
チェックアウトは11時なので、あんま時間はありません。
ただ、今回はテントやタープの撤収は無くて、片付けて積み込むだけなので非常に早かった。
薪も全て焼いたし、食材も食べてしまったので荷物自体が減っていて、楽に積めた。
しかし、これキャンプって言うのかなぁ。
あまりにも用意されすぎていて、どうも自然の中に飛び込んだという感じがしない。
天気が良くて雪が無ければもうちょっと違う印象になったのかも知れないが、冬は仕方ないのかなぁ。
場内は、雪景色。
日差しもあって、キレイな景色でした。
奥に見えるのが受付棟。
コテージはもう普通の平屋建て家屋ですね。
若いころだったら、女の子連れて大人数で泊まりに来たりしてたんでしょう。
いつからか、夜中まで騒いでる若者を見て、うるさいと思うより先に懐かしい眼差しで見てしまうようになっている自分に気づいたです。
帰りはチェーンも必要無く、中央道でサクサクと帰りました。
あっという間に雪景色は無くなって、帰ってきた。
昼は恒例の回転寿司。
今回は「はま寿司」へGO。
新しくできたばかりなのか、googleのmapにはまだ記載が無いようです。
さて、前回スシローのリベンジとなるのか。
ちょっと早い時間に入ったので、それほど並ばずに着席できた。
ここも、パネル注文方式です。
注文した寿司は、専用の台に乗って流れてくる。
ただ、スシローと違って、どのテーブルの注文した寿司なのかは台からは判断できません。
流れてくる直前に注文画面からアナウンスされるので、それで判断するしかないのだが、
そもそも、注文した寿司がどういうものか分からないと、「これ、俺が注文した寿司?」という感じです。
まぁ回転寿司に来て自分で注文してるんだから、分からないという事は無いだろうと思うのですが、モノによって「これ、ハマチ?見た目が違うような…」という事もあり、この辺は改善が求められるかなと。
それ以外は文句無し。
まず、ここの特徴として醤油のバリエーションが豊富。
なんと、5種類の醤油が用意されています。
まぁほとんど味の違いは分からないのですがw
そして、ほとんどのネタが105円みたいです。
一部、違う値段の皿もあったようですが、ほとんどこの値段。
その代わりなのか、ウニやアワビなどは無いようですね。
味も普通。普通に美味しいです。
で、ワタシはちょっと具合が悪かった事もあり、6皿ほど食べて先に店を出て車で休んでいたんだが、戻ってきた嫁に聞くと全部で2700円だったとか。
いくらノンアルコールだったとは言え、経営が不安にあるほどの安さ。
いいお店なので、颯爽と姿を消さない事を願う。きっとまた来ます。
今回のキャンプは、冬季という事でいつもとはちょっと違い、満足できない部分もあったが、これも経験ということで。
スキーは、見てるだけだったけど、今度はやってみようかなぁ。
ただ、基本的にブレーキの無いモノってダメな性格なので、そこを40過ぎた親父が克服できるかどうかだ。
つくづく思ったが、俺がキャンプに求めてるのって、焚き火なんだなーと再認識。
自分の家の庭とか近所で焚き火が自由にできれば、キャンプなんて行かないのかも知れない。
あと、このPICA富士吉田は北麓公園にすごく近い。
北麓公園は富士ヒルクライムのスタート地点なので、来年のレースはここのキャンプ場に泊まって参加するというのもアリかなと思った。
まぁ、あっという間に予約で取られちゃうと思いますが。
また暖かくなってNEWアイテムと共にキャンプに行く日を夢見つつ、来年もがんばろう。