山登り好きな友人の勧めもあり、家族で高尾山に行ってきた。本当はキャンプにでも行こうと思ってたんだけど、前日の天気予報が芳しくなかったので中止にしたんだが、中止を決定した途端に晴れるというね…。
で、クルマで行って渋滞とか駐車場とかで頭を悩ますのも嫌なので、バスと電車を乗り継いで行くことに決定。
朝はゆっくりと8時過ぎに出発したが、到着は10時頃だった。高尾山て結構遠い。
高尾山を登るルートは1号路から6号路まであるらしく、今回は初めてという事で最も楽なコースである1号路に決定。
京王線に乗り換える駅で、ケーブルカー往復の券がついた切符を買う。大人1200円、子供600円だった。
高尾山口駅に着くと、本気モードな格好の人もいれば、ハイヒールで来ている女性もいたりして、まぁそういう所なんだなぁと。
とりあえず小腹が空いたので、何か食べられるものを探しますw
まだお店は準備中的な様子だったが、まんじゅうをリクエストすると、おもむろに10個入りとかの箱を空けて出してきた。
蒸したてとかを期待してたんですが…、普通のおみやげ用のまんじゅうで御座いました。
とりあえずガッカリな気分でケーブルカーの搭乗口に向かいます。
結構混んでいる感じで、10分程度並びました。
このケーブルカーは箱根の時と同じように斜めに電車が作られているが、勾配が半端ない。
最大斜度が31%とかで、進行方向に背を向けていると前のめりに落ちそうになる。
杖を付いているおばーちゃんとかが、混んでいるのに無理して乗ろうとしていたが、これは無理しない方がいいような気がします。
で、ケーブルカーで行けるのは山頂までではなく、降りてから更に徒歩で登ります。
山頂でなくても、結構眺めは良いですね。ビヤガーデンみたいな施設もあって、かなり魅力的でした。
かなり遠くまで眺める事ができます。まぁ霞んでいて肉眼では難しいですが。
少し歩くと、「サル園」なるものがあって、嫁子供の希望で見ていくことに。私は全く興味がありませんでしたが。
さる自体は特に興味が無かったんですが、飼育係員の人の解説が面白くて、長居してしまった。
猿は涙が出ないので、風が吹くとゴミが目に入るので、嫌がるそうです!
高尾山は何か信仰の対象なのでしょうか、全く予備知識がありません。
所どころに鳥居などがあり、それを通り抜ける感じで登っていきます。
天狗の伝説らしい。
立派な巨木が沢山そびえ立っております。
これはお寺なのか神社なのか。
登山道は全て舗装されていて、山道を期待していた子供達はガッカリしたようで、ダルそうに歩いております。曰く
「ただの坂道じゃん!」
と…。
40分ほど歩くと、山頂に到着します。既にレジャーシートを敷いて昼食を食べていたり、中にはバーナーでお湯を沸かして何か飲んでいる人もいますね。
とりあえず本格的にお腹が空いたので、お蕎麦屋さんに入ります。
結構な「山頂価格」ですが、背に腹は替えられません。なんせお菓子以外の食料を持ってきていないのです。
で、山菜そば、月見そば、ざるうどん、ざるそばを各々注文しました。全部で3000円オーバーです。
内容は立ち食いそばレベルです。
山菜そば。
味はともかく、そばが…。何というかコシがあるというのを通り越して硬い。
確か900円。
月見そば。
高級たまご使用との事。確か950円。
ざるそば。娘がオーダー。
不評でございました。理由は前述の通り。
ざるうどん。息子がオーダー。
残したので、私が処理したんだが、意外にもこのざるうどんが一番美味かった。
結論としては、高尾山に登る時はちゃんとご飯を用意して行きましょう!って事です。
で、ご飯の後もお菓子を食べたりして、お腹を満たして早々に下山します。
なんか、あんまり山頂からの景色というのは、それほどでもなかったような気がします。
帰りは、子供達の要望もあって、1号路ではなく4号路でケーブルカーの駅まで帰ります。
ただ、この山道でも期待していたようなものではなかったようです。どんな悪路を期待してたんだよ!w
私は当然のように普通の靴で行ったので、途中から脹脛やら太ももやらが痛くなってきました。
4号路は吊り橋などもあって、ゆっくりと歩くには良いですね。
ケーブルカーの駅について、一休み。ソフトクリームを頂いて、下まで降りてきました。あっという間。
次は一番トレッキングを楽しめると噂の6号路を歩きたいです。
あー、これでまたいろいろ物欲が…。