【読んでみた】原発ゼロの真実:三橋貴明著

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もう原発の問題については新たに語ることがないって感じで、個人的にもう結論は出てる気分なんですが、久しぶりに三橋さんの本を読んでみました。

内容的には、分かりやすく即時脱原発の誤りについて、これでもかと説明。

今までブログなどで発言してきた内容の総まとめ・総復習的な感じです。

以前に以下の本で読んでいたような、多少専門的な内容についても描かれていて、特に放射線による人体への影響と、細胞の修復機能との関連については「ほほー、なるほど。」と思った。

細かくは書きませんが、「この程度の放射線で悪影響ガーとか言ってたら、とっくに日常、生活するだけで全員死亡してるよ。」と。

「マスコミの印象操作に踊らされてないでガタガタ言う前にちっとは勉強してよ!」という感じです。

まぁそれはそうなんですが、一般の人達は学者さんや評論家さんと違って、そんなに本を読む時間も無いし、ヒマでもない。(ヒマがあってもそこまでしない)

特定のイシューについて考え、批判はすれど、それについて真面目に勉強するなんて人は極一握りであって、そういう「無知の愚」を責めるべきではない。

というような事を昔、小林よしりんが言っていたのを思い出します。

今回もそういう状況だなぁとつくづく思います。

私のように友人も少なくて誘いもあまり無く、本を読むのが好きで、本を読む時間が比較的豊富にあるような人間は稀ですw

 

ただ、やっぱり思うのは、全てを疑う必要は無いにせよ、目にする情報はやっぱり書いた人、発表した人の個人的主観や志向のバイアスがかかるし、何より自分の中の皮膚感覚として「これってみんな同じ論調だけど、なんか違うような気がする。」という第六感的な部分を鍛えて行かないとって思うんですよ。特に日本においては左派的な人達の言説は要注意という感覚が必要だと個人的には思っています。

原発事故からの一連の報道や脱原発運動の流れとか、よくよくニュースとか誰かの書いたブログとか本とかを読んでいくと、「どうやらこういう事らしいな。」と、自分の中で答えが見えてくる。

昨日も坂本龍一の咽頭がんのニュースで、「脱原発なので放射線治療を拒否」とか新聞に書かれてたが、「それはいくらなんでも誤報(飛ばし記事)でしょ。」と、気づけるような。

まぁ、あれ(スポーツ紙の飛ばし記事)はよくある事だけどw

 

本の中でも再三書かれていてブログでも何度も言われている事ですが、三橋さんが毎度言っている「反原発の人達に答えて貰いたい4つの質問」については、反原発派の人達は明確に回答するべきだと思います。

1.原発を再稼働させない場合の代替エネルギーはどうするのか? 自然エネルギーは蓄電技術が未発達な現状、代替にはなり得ない。
2.使用済み核燃料の処分はどうするのか?
3.外国からのLNG輸入金額が増え、貿易赤字が拡大し、電気料金が上昇を続ける問題をどう解決するのか?
4.エネルギー安全保障に基づくエネルギーミックスについて、どう考えているのか?

印象論や「なんかあってからじゃ遅いじゃん」「それは安全に対するコスト」的な、自分でも気づいていないが結局の所は自分だけが安全ならOKという回答ではなく、科学的で方法論的に筋の通った、真に日本国民の生活と将来を考えた解決策があるなら。

あるなら、とっくに出てるとは思うが。

 

これは反原発の人にこそ読んで欲しい一冊ですね。

 

それにしてもこの手の本のamazonのカスタマーレビュー(評価が低い方)は、大変参考になる。

どれだけ印象操作に必死かで内容の重要性が分かる気がする。

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