キャンプするようになって、GARVYとか雑誌を買って読むようになって、時々著者が登場するので気になっていた。
で、いつの間にか大好きな芸能人になっていましたw
この本は、自伝的な感じで思い浮かんだ事を書き留めた感じなんだけど、正直言って私は「10年の空白期間」とかにはあまり興味が無い。
この人の「難しい事考えないで人生楽しもう!」みたいな所が、もう40歳を超えた私のようなオヤジには響くんですよね。
でも、ただ単に言っているだけじゃなくて、その裏にはそこに至った苦労とか苦悩が垣間見えるので、共感できてしまう。
大きな怪我をしたり、芸能界から実業家へ転身したりする中で得てきた著者の人生観は、やはり読んでいて深く頷けるものがあります。
でも、本当はこういう自伝的なものじゃなく、「遊び」について書かれた本が読みたいんですよ。
著者の「遊び哲学」みたいなのが、本当好きなんで。
他にも、所ジョージとか哀川翔とかいるんだけれども、著者の違う所は、一人で遊ぶのがメインって所だろうか。
本の中でも触れているが、トライアスロンの大会に出るのも普通はチームに所属して参加したりするが、著者はあえて単独で参加するそうな。
すげー分かる(T_T)
まぁ、私のようなぼっちとは異なり、著者の場合はあえて避けているのだと思うが、この「群れたくない」という感じがものすごく好感が持てるんですよ。
釣りも一人、キャンプも一人。
だけど仲間は沢山いる。
なんというリア充っぷり…。
単純に、純粋に、憧れます。
カッコエエ…。
私もこんな大人の男になりたいと、心から思わせてくれる一冊です。