久しぶりに道志の森キャンプ場へ突撃してきました。
息子がどうしても道志の湯に行きたいって言うのでそうしたんだが、考えてみれば道志の森キャンプ場じゃなくても良かった…。
10月なので、もうそろそろキャンパーも少なくなってきてるかなーと思ったんだが、そんなことはなく、結構な混雑っぷりでした。
朝晩は冷える頃なので、今回も薪ストを持っていきます。
そして、F-15さんのブログで見て憧れていたタープの加工を実行に移しました。
朝食をゆるゆると、その後息子と出発です。それほど道は混んでなかったが途中、持ってくるのを忘れた加工道具(カッター)を購入するために100円ショップやらに立ち寄り、到着したのは10時過ぎ。
道の駅前にある、きこりさんで薪を調達しようと思いましたが、もぬけの殻状態…。
まさか、全部売り切れ!?
と思いましたが、きっと工場で売ってるんだろうと思い、気を取り直してキャンプ場へ向かいます。
案の定、道志の森キャンプ場手前にある工場におじさんがいて、薪を4束購入。1000円也。
広葉樹が欲しかったんだが、切るのが追いつかず在庫が無いようです。仕方なく針葉樹の薪を貰ったんですが、乾燥不足との事…。
聞くと、薪を作るには木を切ってから2年置いて乾燥させる必要があるらしく、どんどん売れるので生産が間に合わずに、置いてある薪はイマイチ乾燥不足との事。
普段、amazonで売っている薪を見て、「薪って高いなぁー。」とボヤいてましたが、そんなに手間がかかっていたとは…。
皆さん、感謝しつつ心して燃やしましょう。やはり値段なりの手間と労力がかかっているものです。
遅い時間に到着したとは言え、場内には多数のキャンパーがいます。
当然のようにプールサイドは満員なので、いつものように川を超えて、ドゥンドゥンと坂道を登ります。
クルマを停めると、速攻で姿を消す息子。設営とか手伝う気はサラサラ無いようです(T_T)
仕方ないので、いつものように一人で設営開始です。
今回はコールマンのトンネルコネクトスクリーンタープを一人で立ち上げるぞ!
過去何回か家族キャンプで使いましたが、嫁と二人でやってもかなり時間がかかった記憶があります。それを今回は一人でやりますよ、挑戦こそ遊びの醍醐味です。(大袈裟)
少しばかり難儀しましたが、なんだかんだで30分ほどかかり、立ち上げました。
途中、腹を空かせた息子にチキンラーメンなんぞを食べさせて、また遊びに行かせます。どうやら早速一緒に遊べる友達をゲットしたらしい。
ほんと、彼の社交性を見習いたい。
で、早速、タープの加工に取り掛かります。
F-15さんは、本格的な感じで煙突を通す穴につける輪っかを作られていましたが、私はそんなツテも資金も無いため、自作しました。
ここで制作過程をご紹介w
まず、金属系がベストなのはその通りなのだが、加工ができないので耐熱性のある…コルクで代用しました。
形状的に、鍋敷きを思い浮かべたのは私だけではあるまい…。
IKEAで3枚セットの鍋敷きが激安で売られてたので、それをゲット。
直径が確か19cmくらいで、厚さも1cmあるか無いかという所。最適な大きさです。
で、これに直径120mmの煙突が入る大きさでコンパスで線を引いて、カッターで切っていきます。
出来たのがコレ。
切ったところはボロボロですが、いい感じです。
で、このままでは切った内側からボロボロと崩れていくのが予想できたので、補強のためにテープでぐるぐる巻にします。
一応、耐熱のテープを購入。
そこまで熱くなる事はないと思いますが、念のため。
色は目立つように赤にしました。
ぐるぐると巻きつけて、テント生地に当たる部分はF-15さんの方法を頂いて、100円ショップで購入したシリコン製の鍋蓋をチョキチョキと切って貼りました。
F-15さんは、タープにボルトで固定していましたが、私はタイラップで代用。どこまでもお金をかけずにやりますよ。
適当に8箇所を彫刻刀で穴を開けて、タイラップを通してみます。
ふむ…、なかなか良い出来なのではないでしょうか。
で、120mmの煙突に通してみます。
おおー、ピッタリ。
とりあえず、これで完成。あとはタープに固定して穴を開けるだけです。
念のために、煙突の高さが足りない時の事を考えて、煙突を買い足しました。
地上高250cmオーバー。これで「タープから煙突出ねぇ!」となる事は無いでしょう。
で、キャンプ場へと話しを戻しますw
早速、位置決めしてカッターでタープ生地に穴を開けて、固定してみます。
一箇所固定してしまうと、シリコンがすべり止めになるのか、比較的カンタンにタイラップを通す事が出来ました。
上から見ても、問題になるようなシワは無いですね。
全てのタイラップを固定した所で、いよいよタープへの穴あけです。
ここでミスったら、このタープは廃棄…という心持ちで望みます。
100円ショップで購入したカッターの切れ味が良くて、まさに紙を切るような感覚で切れます。
で、こんな感じに。
うむ…、いい感じだ。
ただ、思ったより斜めに取り付けてしまった…。煙突は垂直に立ち上がるので、うまく通せるだろうかと心配に。
まぁここまできて心配しても仕方ないので、ズボッといきます。
で、こんな感じに。
ある程度タープの生地も自由が効くので、なんとか貫通致しました。
内側はこんな感じ。まだ106mm煙突の外側にある120mm煙突を固定してないので、重さで下に下がってます。
固定は二つ割という器具で行いました。
これで、重さで垂れ下がる事も無くなりました。
これで、ようやく薪を燃やせます。早速いきましょう。
と、そのまえに乾杯w
仕事の後のビールは格別です。
きこりのおじさんは「乾燥がいまいち」と言ってましたが、煙突効果のおかげかボンボン燃えます。
ただ、やはり太い薪はそのままだと水蒸気をモクモクと出すので、ほっとくと火が消えてしまいます。
ストーブの窓も全開じゃないと、消えちゃいますね。
というわけで、行きのスーパーで購入した餃子なんぞを頂きつつ。
投入予定の薪をストーブの上で乾燥。
火がつく一歩手前まで温めると、火の付きも良くなるような変わらないような。
とりあえず水蒸気はモクモクと出ていました。画像じゃ分からんか…w
そんなこんなでマッタリ過ごしていると、遊び疲れた息子が帰還しました。
テントの中でyoutube見てるかと思ってたら、いつの間にか熟睡。
家だったら、叩き起こすんだが、キャンプなので、放置です。
息子が寝てる間に、すっかり暗くなってきたので、おでんでも煮込みます。
と、この辺から薪の火が不安定に…。
いくら着火剤を投入しても、ちょっと目を離すと消えてしまいます。
とりあえず、おでんを煮込むくらいの火力はあるが、よく言われるような
「薪ストーブ焚いたら熱くて暑くて真冬なのにTシャツだぜ!」
的な気温にはなりません。
ただ、ネルシャツ一枚でも十分な感じではあります。
「今日は暖かいなぁ。」なんて呑気な事を言ってました。この時は。
で、息子も起きてきたので、おでんを食べさせて、私は酒を飲みつつモバイルプロジェクターでタープの幕に投影してスターウォーズを上映。
息子も楽しんでいました。
ただしかし、10時過ぎには追加投入する着火剤も底をつきてしまって、息子とトイレとか行っている間に完全鎮火。
油断している間に、タープ内の気温が急降下です。
周りのキャンパーは、普通にオープンタープで話し込んでいたが…。
モノスゴ寒くなってきたので、寝ることにしました。
寝ている間は全く寒くなかったです。
翌日は7時に起きて、朝食は手抜きパスタ。茹でてソースと混ぜるだけ。
バーナーでお湯を沸かして、コーンスープ。
キャンプなんて、こんなもんで良いのです。
「何を食べるかじゃない、誰と、どこで食べるかが重要。(30歳 無職)」
朝食を食べると、息子はそそくさと遊びに出勤です。
その間、私は片付けです。
気になっていたタープ生地も煤で汚れはしましたが、ダメージは無いようです。
これで厳寒雪中引きこもりキャンプも視野に入ってきました。
今年の冬は熱くなりそうです。
一人でモクモクと片付けていたら、飲みすぎたのか分からないが後頭部が異様に痛い。
そんなに飲んだかなぁという感じで、頭痛に耐えながら片付けました。
片付け終わって、少しクルマで休憩。
11時半頃にキャンプ場を出ました。
道志の森キャンプ場は、広くて予約も必要無くて設備もそこそこ充実していて「入れない」という心配も無く気軽に行けるのが魅力なのだが、「のんびりまったり静かに過ごす」というのが難しいのが難点。
そこらじゅうにファミリーキャンパーがいるので、ファミリーで来るのは良いかも知れないが、私のような偏屈な孤独好きにはちょっとうるさいかも知れないなぁ。まぁ上の方まで行けば誰もいないよって言われるかもだが。
その点、新戸キャンプ場は程よく寂れてて良い…。
帰りは息子の要望通り、道志の湯へ。
私は頭痛が激しいので、息子一人で入らせて、突っ伏して休憩。
ここって、持ち込みOKなんですね、知らなかった。
みんな家から持ってきたであろう、おかずとかを広げてパクついてたので、今度は私も何か持ってくる事にしよう。
とりあえず、昼飯。
私はポークカレー、息子はざるうどんとアイス。
多少生き返ります。
来たときは快晴だったのに、またちょっと曇ってきた。
でも、曇空もそれはそれで好きです。
「人生、毎日快晴じゃつまんねぇよ。いろんな天気があるから面白い。(30歳 無職)」
息子は疲れたのか、速攻で助手席で寝てしまったので、いつもの道を黙々と運転して帰ってきた。
家に着いて頭痛が酷いので、片付けもせず寝ていたら、嫁が片付けていてくれました。
いつもありがとうございます。m(_ _)m
さて、使った食器と鍋を洗って(私は基本、キャンプ場の炊事場では洗い物をしない)、ボンベにガスを補充して、マントルやら着火剤やらをamazonで注文して…。
帰ってきても次回キャンプのためにやることが結構あります。が、それもまた楽しいw
次はどこに行こうかなぁ、一週間くらいキャンプ場を渡り歩いてみたいなぁ。
とりあえず今度は着火剤だけは満載して行くことにしますw