Yahoo!ショッピングでも地雷踏んだ。

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今年も波乱の幕開けだろうか、年初のおみくじで「凶」が出たことを思い出す。

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あんまりうんざりするような内容を書きたくないんだよなぁ…。でもたまには吐き出そう。

 

いつも朝にはご飯食べながらニュースを見ているが、イライラしたり「何だかなぁ」とため息をつきたくなるような事ばかり。

小倉さん始め、皆さん毎日こんなニュースばかり伝えなければならなくて大変ですねと言いたくなります。

今さっきは、相次ぐバス事故の原因として、規制緩和による競争の激化が原因?とか言っていた。

その通りだなと思って見ていたんだけど、コメンテーターが例の山本一郎氏で、競争があったりしてもお客の事を考えて営業・運行するのが大前提であって、いくら価格競争やダンピングがあってもそこは守らなければダメだ的な事を言っている。

その通りだよね、楽天銀行にも同じ事言ってくれないかなぁ…。

 

あと、バス事故って言うと、規制緩和原因説を言っている藤井氏に対して、上念氏が「原発のリスクとリターンは容認するのに、バス事故についてはゼロリスク論者になってるけど馬鹿なの?」とか言ってたのを思い出す。

原発事故とバス事故は同列で語るべきって事なんだろうか?

原発に規制緩和って、どう関係あるのか馬鹿な私には理解できず…。

イライラします。

 

極めつけは、先日Yahooショッピングで購入した商品が、注文から10日以上経っているのに、未だに到着しない事。

面倒臭いわぁ…。

注文時に間違った住所を指定してしまった事が発端だが、なんと注文したショップがamazon代行業者で、住所の変更が効かず。

方やamazonにもアップル製品の整備品購入代行業者がいるし、玉石混交で魑魅魍魎が跋扈跳梁である。
それにしても代行業者が横行しとるなぁ。代行するだけじゃ大して儲からないのによくやるなとも思うが、それでもやらざるを得ない状況の人がいるんだろうなと考えると、それはそれで悲しくなります。

で、数日間、ヤマト側で調査をしていたようなんだが、結局返品されてしまった。

時系列的にはこんな感じ。

1/21日:yahooショッピングで注文。

1/21日:ショップから注文完了メールが届く。

1/22日:ショップから発送完了メールが届く。しかしなぜか伝票番号の記載無し。

1/26日:ショップが言っていた到着予定日。しかし到着しないため、念のために伝票番号を教えてくれるようにメールする。

1/27日:ショップからの返信が無いので、yahooショッピングのショップページを見ると、なぜか「休止中」の表示。電話をしても留守電になってしまって繋がらず。メールの返信は無し。発送先指定の住所を間違って指定してしまった事に気付き、ショップへ住所の変更を依頼。これはヤマトから住所不明の連絡がショップへあった場合に、正しい住所を指定してもらうため。

1/28日:再度電話するが留守電。メールの返信もないため、ちょっと早いかなと思ったがyahooショッピングのカスタマーサポートへ連絡。

1/29日:ショップからメールの返信が来る。伝票番号を教えてもらったが、ヤマトの問合せサイトで確認すると、なぜか発送元が「市川AFC支店」となっていて、荷物受付が1/29となっている。

別の注文の伝票番号ではないのか?と思って、再度メールに返信する。

1/30日:ショップからメールが届く。間違った伝票番号を伝えてしまったとの事で、正しい伝票番号を教えてもらう。確認すると、なぜか発送元が「堺AFC営業所」。

完全にamazon代行業者です。

そして案の定、ヤマトの問合せ画面では1/27から1/30まで「調査中」のステータスになっていて、ヤマト側でも配送先住所について確認していた事が分かる。

なぜ27日には正しい住所を連絡していたのに、ヤマトに変更の依頼をしてくれなかったのかとショップの対応に疑問を覚える。きっとamazon発送なんでショップ側では対応できないんですね。

2/1:yahooショッピングのカスタマーサポートからメールで連絡が来る。曰く、「カスタマーサポートは一切関与しません。トラブルはお客様とショップ間で勝手に解決してください。」との事。なんのためのカスタマーサポート???

と思って、FaceBookを見てみたら、全然関係ないエントリのコメント欄が案の定プチ燃え上がってるw

https://www.facebook.com/YahoojpCS

まぁ、そういう事なんですね。(´Д`)ハァ…

 

そして今日は2/2ですが、ショップからの返信は来ていない。

もう二度とYahooショッピングは使わないなぁ。Tポイントが使えて良いなと思ってたんだが。

 

日銀がマイナス金利導入ですか…。

もうとっくに2年経ってると思うんだが、誰も辞めない…。出来なかったら辞めるくらいの覚悟でやるって言ってたような気がするんだが。

まぁ辞めたからどうなるって事でも無いんですが、辞めないって事は「いつまでかかるか分からない」って証明しちゃったようなもんだと思うんだけど、それには触れずにマイナス金利マンセーしてる人もいる。

まぁ、やらないよりはマシだと思うんだけど、異次元な金融緩和しても、思ったような効果が無いってのに、マイナス金利でどんだけプラスに振れるんだろうか?いっそ超次元緩和すべきだよね。

こういう事言うと、きっとリフレ派の人は「失業率は改善してるだろ馬鹿なの?それとも盲なの?きっと偽装右翼(コミンテルン)だね。」とか返すんだよね。

実質賃金が低下しているのは、若い労働者人口が増えて、高給取りだった世代が定年退職などで退いたからだと。

なるほど、だから失業率は改善しているのに実質賃金は低下しているのね。

なので、直ぐには効果が出ないけど、そのうち実質賃金も上昇してくるし金融緩和の効果はあったと。

但し、消費税増税の影響があったので、思うように進んでいないと…。

でも、定年退職する人って毎年いるわけで、今後も続くんだよな。
世代間の人口格差とかもあるんだろうけど、確かに若年労働者もある程度の期間を経過すれば徐々に賃金が上昇して、それが実質賃金の上昇へと繋がるというのは理解できるが、同時に高給取りの世代も辞めていくし、安い賃金の若い労働者も働き始めて増えていくわけで、結局、全体的な給与水準が上がっていかないと、いつまで経っても実質賃金は上がらないのでは?とか考える。
というかむしろ、給与水準が上がらないままに若い(低所得な)労働者が増えていって、高給取りの熟年層が退職するのが続くと、実質賃金は下がっていくのでは?とも思うんだ。

まるで土砂崩れのようだが。

裾野は広がるが傾斜がキツくなって格差は広がり、挙句に標高も低くなると。

 

確かに、失業状態でいるよりも、賃金が安くても仕事があった方が良いというのは、その通り。

ただ、それってアベノミクス大成功と言えるんだろうか?金融緩和大成功と言えるんだろうか?経世済民と言えるんだろうか?

仕事はあるけど、贅沢はできません。需要が増えて人出不足だから給与も上がるかと思ったら、外国人労働者がやってきて更に賃金が減りましたとか。規制緩和で競争を煽ったら、競争の激化に歯止めがかけられずに事故が多発。今はバス事故がその対象になってますが、電力自由化とか大丈夫か?と考えてしまう。

消費税増税の影響で金融緩和の効果が半減した的な事のようだが、もし消費税増税が無かった場合はどうなっていたのか、誰か示してくれないかしら。個人的には大して状況は改善してないんじゃないかと思うんですが、気のせいですかね。

「酷くなっている。」か、「凄く酷くなっている。」かの違い。どちらにしても政府がお金使わないと誰もお金を使わない状況には変わりないような。

 

ただー、今年に予定されている10%への増税さえ阻止できれば、アベノミクスは一応成功という事らしいです。

これから良くなっていくとの事です。

おっと、こんな事を言うと、

「え?いつ失敗したの?馬鹿なの?それとも(ry」

 

いろいろな指標で投資が落ち込んでいたり、消費が落ち込んでいたりしても、

11月の鉱工業生産指数1.0%低下、3カ月ぶりマイナス
市場予想下回る

11月の実質消費支出、前年比2.9%減 市場予想は2.3%減 家計調査

 

それは一時的なもの

であるという事みたいだな。

 

しかし、いつまで待てば良いのだろう。

それまで生きていればいいが。

Vagrant+VirtualBoxインストール備忘録

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ローカルの開発環境としては、今までVMwareを使っていたが、Vagrant+VirtualBoxはどうなのかと思ってやってみた備忘録。

とりあえず、VagrantとVirtualBoxのダウンロードとインストール。

Vagrantは仮想環境を簡単に構築するもので、VirtualBoxはVagrantを動かすために必要なもの。という曖昧な認識です。

とりあえず、ダウンロード

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「DOWNLOAD」をクリック

02

今回はwindowsへのインストールなので、Universal(32 and 64-bit)ってのをダウンロードです。

.msiファイルなので、ダブルクリックでインストール開始。

特に難しい事はなく、とりあえずデフォルトのままで進めば完了する。

次は、VirtualBox。順番が逆かも知れないが。

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これも.exeファイルなので、ダブルクリックでインストール開始。特に難しくは無い。

 

次に、コマンドプロンプトから操作。

とりあえず、Vagrantの設定ファイルを設置するディレクトリを作ります。今回はCentOSを入れるので以下のようにした。

mkdir MyVagrant

cd MyVagrant

mkdir mycentos

cd mycentos

ディレクトリを作った所で、仮想環境を作成する。

コマンドは以下。

vagrant init bento/centos-7.1

ちなみに、作成できる仮想環境(OS)は以下のサイトから参照しているようです。

https://atlas.hashicorp.com/bento

Linux系の主なOSは一通りあるっぽいです。Mintとかは無いみたいだがUbuntu入れとけって事ですね。

上記コマンドを実行すると、ディレクトリに「Vagrantfile」というのが出来てます。

この中の「# config.vm.network “private_network”, ip: “192.168.33.10”」のコメントを外します。

192.168.33.10というのは、OSをインストールしたあとでSSHなどでアクセスする際のIPとなります。

 

ファイルを編集したら、コマンドプロンプトに戻り、「vagrant up」を実行。

これで、OSが起動する。

ちなみに、シャットダウンは「vagrant halt」のようだ。

 

総じて、ものすごく簡単に仮想環境が完成する。ここで書くほどの事でも無いという感じ。
OSのファイルを別途ダウンロードしておく必要もない、というのがいいな。

 

さて、準備はできた。これからphp…は入れません。

アコギはサドルを削ってなんぼ。

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そろそろ練習しないとなーと思いつつ、重い腰が上がらない…。

とりあえず、大掃除のついでに引っ張りだしたギター(YAMAHA AEX500)なんぞを手にしてみたが、どうにも弾きにくい。

こんなに弾きにくかったっけか…。いや、単に(更に)下手になっただけという…。

ただ、オベーションの方は、何となく弾きやすい。

この違いは何だろう?と小一日考えたんだが、どうやら弦高にあるようだ。

よくもこんなに弾きにくいギターでバンドとかやってたもんだなぁと、若かりし頃の己の鈍感さに感心する。

 

とりあえず、アコギはサドルをどうにかすれば、弦高は簡単に変えられる…。

しかしながら、エレキギターと異なり、物理的にサドルを削るので、やり直しが効かないんだなコレが。

 

まぁしかし、失敗したら新しいサドルをポチればいいし(1000円程度)、とりあえず紙やすりでGOだ。

その前に、6本の弦を緩めて、サドルを引っこ抜く。

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もうちょっと面倒臭い事になるのかなと思ってたが、意外に簡単に取れました。

でもって、こいつを微妙に削って弦高を下げればOKなわけです。

そういえば、オベーションの方はサドルの下に弦高調整用のプレートが入っていて、それを取って弦高下げていたんだった。

そのせいで弾きやすかったのか。

 

とりあえず、日曜大工用の直角定規でまっすぐに削れているかを確認しながら削っていく。

片側だけ削れてしまうのを防ぐために、マジックで塗って、黒い所が均一に無くなるまで削って、また塗っての繰り返し。

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とりあえず、思い切って1mmくらい削ってみた。

プラスチックの粉が大量に出るので、室内ではやらない方がいいです。

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2度ほどブリッジに取り付けて、また外して削ってを繰り返し。2時間ほどかかってしまったが、最終的には弦高も下がり、弾きやすくなったように感じます。

ついでに、順反り気味でもあったのでトラスロッドを90度ほど回してみた所、更に弦高が下がり、オクターブも合って、始めてサドル調整したが大成功だった。

というか、プロに頼むほど難しい事では無いような気がした。

 

アコギはサドルをカスタマイズしてこそ、マイ・ギターになるのだ。

ま、俺が低い弦高のギターが好きなだけだけど。

 

あ…、練習しなきゃな…。

楽器が「お前、マジで俺を手放す気か?」って言ってるような気がする。

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昨年からの大掃除を兼ねたロフトスペースの片付けに伴う「いらないモノ使わないモノ大処分祭り」が絶賛開催中なんですが、

その中でギターの処分をどうするかと。

現在我が家にはエレキギターが2本、エレアコが2本、フォークギターが2本、ベースギターが1本あるんだが、使っているのはエレアコのオベーションと、子供用のフォークギターくらい。

なもんで、手始めにエレキでも処分するかなーと屋根裏から引っ張り出してきたのですが。

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Fender USA Telecaster

詳しい型番は不明。十数年前に買ってからほとんど使ってないw

フレットが少し錆びてるのか、少し引っかかる感じだ。

ネックのオイルフィニッシュな触り心地が気持ち良い。

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処分しようと思ってたが、見た瞬間に「うーむ…」と唸ってしまった。

特別な思い入れとかも特段無いのだが、手放すの惜しいなぁ…。

 

あと、yamahaのギター。これも型番不明。

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この塗装の無い木材感丸出しな感じが気に入って買った。

というのはウソで、とりあえずライブやるのにエレキが必要だったんだけど当時お金が無くて、お店にあったエレキの中でも激安だったから。

とはいえ、小ぶりなボディで引きやすく、なぜかライブなどで使う機会が一番多かった。

そのため、傷や汚れなどの勲章が目立つ。

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カバーがどっか行ってしまっている。

 

あとは、これもyamahaのエレアコ。

AEX500だったかな。

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ソリッドギターと同等の薄さを持つくせにFホールが空いたボディ。

フロントにハムバッカーのピックアップとピエゾの両刀使いで、ピックアップバランサーでミックス可能&3バンドのイコライザー搭載

やろうと思えば、エレキのようにも使えるため、当時ライブで重宝していた。

ただ、経年劣化なのかオクターブが狂ってる。ネックが反っているのかも知れない。もしくはフォーク弦張っちゃったからかな。

このギターはエレキ弦を張るべきなのかも。

 

こうして書いてみると…手放したくなくなってくる。

しかし、今欲しいのはコレ。

http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/guitars-basses/silentguitars/

そうです、またまたyamahaのギターなんだが、サイレントギターです。

良いなぁコレ、夜中でも練習できるし、フレームが取れるので可搬性抜群。

ヘッドフォンつけてリヴァーブでも効かせれば、何時間でも自分だけの世界に没入できそうだ。

しかも、チューナーも付いてるし、電源は単3乾電池でOK。エネループが使えるのはありがたい。

6万円か…。

【行ってきた】PICA富士西湖

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久しぶりに家族でキャンプです。

今回は寒いのでPICA西湖のコテージでした。

PICAはチェックインが14時と遅めなので、朝食を食べてからゆっくりと出発します。

中央道をサクサクと進み、河口湖に着いた時には既に昼。

とりあえず昼食だが、私の希望でハンバーガーに。

河口湖でハンバーガーと言ったら、ここしか無い。

ムースヒルズバーガー

今回もガッツリ行きました。

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嫁さんはチリチーズ。

 

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私はスペシャルスモークベーコンバーガー。

相変わらず美味かったっす。

 

お腹いっぱいになった所で、キャンプ場へ向かいます。

PICA富士西湖というと、前回来た時は突然の大雪で、ほとんど雪かきをしに来たようなものだった記憶がありますが、

今回はどうなる事やら。

コテージは前回の場所より手前にあるコテージSです。

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さすがに小さくて、狭い。6畳くらい?

そして、駐車スペースが狭すぎて、クルマ停めると焚き火もできません。

なので、荷物を降ろして、一旦クルマは管理棟そばの駐車場に停めます。ちょっと面倒です。

 

キャンプ場にいても、あまり遊べないので、外に出ました。

富士五湖近辺は遊ぶ場所が豊富にあるんですが、とりあえず時間も無いので、以前に行ったワインセラーへ。

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言葉巧みに勧められて、ジュース1ケースにオープナーやらお菓子やら購入して、試飲したのにワインを1本も買ってないw

そして、全て配達でお願いしてしまったので、キャンプ場で楽しめないという痛恨のミス。

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ジャスミン茶が美味しゅうございました。

 

西湖周辺はあまり来ないので、薪を売っている場所とかよく知らない。

道志なら走ってれば、ポツポツと看板があるんですが。

PICAで買うとなると、さすがに高規格キャンプ場の代名詞だけあって、ちょっと高すぎて手が出ません。

どんだけ高いかって言うと、

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最高級山梨産の樫の木が一束で1280円だそうです。

確かに広葉樹で火持ちは抜群なのかも知れませんが、さすがにこれは高すぎる。というか我が家の経済事情では手が出せません。

という事で、こうなる事は予想していたので、事前に調べていました。

すると、西湖キャンプのブログに「渡辺製材所」というキーワードが。

なんでも、木材製材所で薪となる木を安価で譲って頂けるとの事。

早速行ってみました。

場所は、鳴沢の道の駅から少し走った所にあります。

クルマを停めると、感じのよい男性が迎えてくれました。

もう、私を見て一発で薪目当てで来てるというのが分かってる感じですw

製材所の奥に入ると、針葉樹と広葉樹の束が重ねて置いてありました。

広葉樹が300円、針葉樹が200円との事。

 

激安です。

 

完全に儲け度外視でやってるようです。思わず沢山頂いてしまいそうになりますが、ぐっと堪えて広葉樹を2束に針葉樹を1束頂くことにしました。

すると、大根やキャベツを持ってきてくれて、おまけに針葉樹もサービスしてくれたのです。

 

ご主人は顔を木の粉で真っ白にしながら仕事をされている、本当に気の良さそうな方でした。

これはリピーターにならざるをえない。

 

ただ、これ。あんまり情報が拡散すると変な輩が押しかけないかなーと心配になります。

「なんだよ、サービスしてくれるんじゃねーのかよ。」

みたいな馬鹿が湧いてこない事を願います。

 

帰る途中、ホームセンターに寄ったんだが、ここでも薪が売っていた。

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先程の製材所の薪がどれだけ安かったか分かるだろうか。

ただ、薪って切り出して束ねればOKというものでもなく、乾燥やらの手間もかかっているので、まぁ量的な部分だけでは値段が付けられないのは事実です。

 

キャンプ場に帰ると、いい感じに暗くなってきました。

焚き火開始です。

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今回もたっぷりありますね。翌朝の分まであります。遠慮無く燃やしましょう。

で、焚き火を始めて思ったんだが、凍えるような寒さでも無いが、チェアに座っているとケツがものすごく冷たい。

嫁は耐えられずにコテージ内へ避難。

私は一人で焚き火していたが、やっぱりケツが冷える。

これは何とかしないといかんなー、とまた物欲がムラムラと…w

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そして、今回も忘れ物。

まずは調味料。それ忘れたらご飯作れない!!

とりあえず買ってきた焼き鳥を塩も掛けずに食べました。美味しかった。

この季節は外にワインとか置いておいても、ぬるくならずにいつまでもキンキンに冷えてるのがいいな。

で身体が冷えてきたらコーヒーを飲む。

 

PICAはお風呂が充実していて、無料で入れるのが最大の魅力かも知れません。

という事と子供を連れてお風呂へ。

熱くて広くて最高ですわ。

サッパリと温まって、再度焚き火です。何のために身体を洗ったのか謎ですが、気にしませんよ…。

透き通った冷たい空気。上を向くと星がすごい。

遠くで笑い声が聞こえる。かすかに音楽が聞こえる。

周りは真っ暗で、物音も無く、焚き火の燃える音だけが聞こえる…。

 

子供たちは普段煙草の煙とは無縁な環境にいるが(私は家では吸わないので)、圧倒的に焚き火の煙は他の子供より吸っている。

やっぱり発がんのリスクって高まってるんだろうか?

太古から人間って火を燃やしてきて煙を日常的に吸い込んでいたと思うが、やっぱり昔の人ってガンで死ぬ確率が高かったのかな?

それとも煙草の煙だけが悪くて焚き火の煙は悪くないんだろうか?

そういえば、先日読んだGARVYの記事で、「地球温暖化が進むので焚き火は遠慮しよう」とか焚き火特集の号で書いているトンチンカンな人がいたなぁ。

俺は、木が大気中から吸い込んだ二酸化炭素を、燃やすことで元に戻してるだけなんだが。逆に焚き火でもして燃やさなかったら、この木はどこへ行くんだと。

あえて逆の事を言って、俺って考えてるだろ?って主張しちゃう人なのか。そういう人いまでもいるのか。

 

焚き火していると、こんなどーでも良い事が頭のなかを堂々巡りします。

結局、ワインを2,3杯飲んだだけで、持ってきたビールには手を付けずに就寝。

コテージの中は暖房が効いてて、ちょっと暑いくらい。

子供たちはパジャマに備え付けの毛布を掛けただけで寝ていた。

 

翌朝は私が最初に起きだした。

顔洗って早速焚き火です。

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焚き火が好き、というよりも余っても持って帰れないので、燃やしてしまわないと的な。

しかし、PICAのチェックアウトは11時なので、そんなにゆっくりしていられない。

調味料もオイルも無いので、朝食はパンケーキのみw

バターあるから卵焼きでもと思ったが、パンケーキだけで良いそうです。

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寂しすぎる朝食www

 

食べて歯を磨いて、そそくさと撤収。

PICAはゴミを出せる所もいいところだよね。

 

撤収を終えて、すこし湖の方へ行ってみた。

丁度、他のファミリーがカヌーに乗る所だった。

今度来るときは早朝カヌーやりたいね、なんて嫁と話す。

寒いけど気持ち良いだろうなぁ。

 

何だかキャンプ場にいる時間はあっという間だが、帰途につきます。

帰りの昼食は名物ほうとう。

これまた定番の「ほうとう不動」へGO。

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ちょっと量が多いんだよね。あと肉が入ってないのが俺的にマイナスポイント。

そんなに肉が食いたければ焼き肉にでも行けって事だけどね。

 

嫁に甘えてビールとか飲んでしまって、お腹パンパン。

運転代わってもらってグースカ寝ながら帰ってきました、嫁さんすんません。

 

道志も近くていいけど、西湖もいいな。

その理由のほとんどは、あの渡辺製材所さんのお陰であります。

また来ようっと。

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子育てが終わる前に

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そろそろ寒くなってきたから、今月のキャンプが最後になりそうです。

だけど、週末の天気は雨模様…。

ま、私だけなら雨が降っても、土砂降りでなければ問題無いんだが、子供を連れて行くとなると事情が違ってくる。

雨が降っても大人ならタープの下で焚き火したり酒飲んだりして過ごす事が出来るけど、子供はとにかく雨が降ってもバトミントンや鬼ごっこなどで遊ぼうとします。

うーむ、一人で行きたい…。

孤独を楽しみたい…。

そんな事を考えながら、どうしようかなぁ、雨の中で子供の相手して遊ぶくらいなら行くの止めようかな、なんて仕事帰りのバスの中で考えてました。

 

家に帰って玄関を開けると、家の中は真っ暗。

すでに子供達も寝ていて静まり返っています。

カバンを下ろして、上着を脱いでいたら、寝ていた息子が起きてきて

 

「パパ、おかえり。」

 

と。

ニッコリ笑って、おやすみと言ってバイバイと手を振って、寝室に消えて行きました。

その瞬間に。

バスに乗りながら、俺はなんて事を考えていたんだろうと思い、涙が出てきました。

親が、一人で遊びに行きたいと身勝手に考えていた時に、子供は親の帰りを待っていて、玄関の開く小さな音を聞いて起きてきた。

一緒に遊びたがるわけでもなく。

ただ「おかえり。」と言うためだけに。

 

上の娘は、いつからかもう、私が帰ってきても階段を駆け下りてくる事は無くなった。

ちょっと寂しいなとは感じていたけど、まぁそんなものだろうと思っていた。

だけど、息子の起きてきた姿を見て、あぁもうこんな瞬間は今しか見ることは出来ないのだと。娘のこんな姿はもう見れないのだと、痛切に感じた。

 

もう、あと数年もすれば、パパと呼びながら抱きついてくる事も無くなるのだろう。

駄々をこねたり、甘えたり、いたずらをしてイライラさせる事も無くなるのだろう。

何だかそんな事が急に愛おしく感じてしまって、ビール飲みながら嫁の前で泣いてしまいました。

親のクズです。

 

そうしたら、嫁が「今日、(息子が)こんな手紙書いたんだよ。」と言って、小さな紙切れを見せてくれた。

 

「ままあとでいっしょにあそぼう

びぢんでやさしくて

かわいいまま」

 

ふざけんな、号泣だ

 

そこ泣く所か?と思われるかも知れない。ちょっと疲れてるのかなー。

 

もうこの瞬間の子供は二度と見れない。

そう思うと、キャンプが何だ、自分の時間が何だと思えてくる。

そんな事があってせいで、先日のディズニーランドは人生で初めてと思えるくらい、楽しむ事ができました。

もう40年以上も生きてきたというのに、10年以上も子育てしてきたと言うのに、こんな事も分からなかったのかと。

 

ここは俺が楽しむ場所じゃない、子供が楽しんでるのを見て喜ぶ場所なんだと。

 

そんなわけで、またがんばって働いて、今度は俺の方からディズニーシーに誘ってみようかなと思ってますw

【やってみた】自分で役員変更申請

Posted by yonezo in 仕事, 日記 | 8 Comments

弊社も何とか9期目へ突入しました。
お世話になった方々へ心からの感謝を申し上げます。

決算を機に税理士と相談し、役員変更を行うことになった。いろいろと理由はあるのだが、ここでは割愛。

で、今回その登記変更を自分でやってみたので、備忘録です。

面倒な人(ほとんどそうだと思うが)は、お金を払って行政書士とかに依頼するみたいですが、

  1. お金がもったいない(お願いすると数万円かかるらしい)
  2. 自分でやってみたい

という二点の理由から、今回自分で申請を行ってみた。

ネットで調べれば、申請方法は簡単に分かります。

意外に簡単だなー、こんなんで行政書士は何万も取るのか。とか思ってしまうほど。

ただ、やってみると案の定面倒でしたw

 

まずは、必要書類の準備があります。

今回は役員変更(役員の追加)なので、それに限った話。

 

必要な書類は以下。

  1. 株式会社変更登記申請書
  2. 臨時株主総会議事録
  3. 就任承諾書
  4. 互選書
  5. 追加役員の印鑑証明書
  6. 定款のコピー

それぞれのフォーマットは法務局のサイトでも載ってるし、テンプレートは探せば沢山出てくる。

記載事項を満たしていれば、書き方はそれほどうるさくはないようだ。

但し、私が参考にしたいくつかのサイトでは、これら全ての必要書類の記載が無かったり、サイトによって異なっていたりした。

実際、調べてみて必要だと思って用意したのは、1,2,3,5だけであった。

3の就任承諾書については、追加役員分のみ。4については、そもそも必要無いと書かれていたサイトもあった。

 

で、これらを用意して社判を押印して、川崎にある支局に持って行きました。

ところが、もう川崎支局では法人登記は行っていないようで(不動産登記のみ)、桜木町の本局へ行けという事でした。

川崎支局でも受領は可能だが、結局本局へ転送されるだけみたい。間違っていた場合は結局桜木町へ行ってもらう事になるかもとの事だったので、トボトボと桜木町へ向かいました。

ただ、これは予想だが、申請書に連絡先として電話番号を書いておけば不備があった場合は電話して問合せてくれるので、わざわざ再度本局へ行く必要はなさそう。

今回も、不備書類については全て郵送で済んだので、川崎支局へ出して転送してもらうのでも問題は無いかも知れない。

但し、その場合は転送に時間がかかるようなので、急いでいる場合は直接本局へ持って行った方が良いみたいですね。

 

途中、駅でクライアントに呼びだされてホームで仕事。

簡単に済んで良かった、と胸をなでおろし、桜木町へ。

 

桜木町から少し歩くと、横浜地方法務局があります。

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素敵な建物ですな。

 

警備員に法務局へ行くと告げると、首から下げるやつを渡されるので、それを下げて法務局へ向かいます。

いきなり提出するのは怖いので、とりあえず相談窓口で必要書類に間違いが無いか、確認してもらいました。

すると、案の定、足りない書類を指摘されます。

まずは、6.定款のコピー。

コピーして割印して、最後に署名して押印して出す必要があるとの事でした。

そして、定款の内容にも依るらしいのだが、役員変更の場合は互選書というのが必要らしい。

 

臨時株主総会において、新規の役員に対して

「あなた、会社の取締役になってね。」

「うん、いいよ。」

となって、取締役になってもらうんだが、その後

「取締役になったので、今後はあなた(代表取締役)を取締役として認めてあげるわ。」

「うん、ありがと。」

という形で、選んだ側が逆に選んでもらう形とするようです。「互いに選ぶ」という意味でしょうか。

なので、この互選書という書類と共に、代表取締役の就任承諾書も必要となるとの事。

なので、就任承諾書については、新規の役員の分と共に、既存の役員(代表取締役)の分も必要になります。

 

なんというややこしさ。

 

プリンターを持ち歩いているわけではないので、スゴスゴと帰りました。

帰社して、定款は電子定款からプリントアウトして、割印して署名して押印して完了。

就任承諾書と互選書を作成。

よっしゃ、これで再度リベンジ!という感じで、再度桜木町へ。

今回は相談窓口はスルーして、直接申請窓口へ持って行きました。

約1週間で登記は完了するとの事。

何もなければ連絡が無いので、新しい謄本の請求が可能となるようです。

 

で、1週間経過するのを待っていたら、法務局から電話が。

 

「申請書に記載してある株数の数字が実際に発行されている株数と異なっているようです。」

「は?」

 

ほんと、馬鹿ですが、自社の株数を間違って記載しておりました。

で、割愛してますが、他にも凡ミスがあり、2度ほど書類を郵送しました。

 

とりあえず、これで大丈夫かなと思いながら、法務局から連絡が無い事を待っています。

※変な日本語だが、法務局への申請処理的には合っている

 

桜木町へ出向く手間(神奈川県も広いし遠くの人は大変だろうなぁ)、書類不備などで再度郵送する手間、その他の調べる時間や書類を用意する時間などを勘案すると、ある程度の会社ならプロに任せたほうが良いと思うのも分かる気がしました。

ただ、これはこれで経験として面白かったかなと思います。

 

とりあえず、注意点は。

  1. 川崎支局では法人登記は扱わないようになった
  2. 定款コピー、互選書は忘れるな

という二点ですね。

 

まぁ、次に同じ申請するのはいつなんだという話ですが、川崎で役員変更する方がいたら参考にしてください。

【読んでみた】史上最強の哲学入門

Posted by yonezo in 日記, 書評 | Leave a comment

以前からamazonのレコメンドに出てきていて、レビューとか読んでも面白そうな本だなとは思っていたんだけど、ようやく買って読んでみる事が出来た。

私はこの本で起用されている「グラップラー刃牙」ってのを全然知らないんだが、それは全く関係なく、内容が最強に面白かった。

なんというか、この「哲学・思想についてテーマ別で時系列的に書く」という、この手法が大変分かりやすい。
そして「対戦」という前提があるため、単に時系列に並べた歴史教科書的な書き方よりも、それ以前の思想と対比させながらなので面白く読める。

勿論、飲茶氏の書き方も大変読みやすく、分かり易いのだ。

内容は大きくテーマが分かれていて、以下のような感じだった。

第1ラウンド:真理の「真理」

第2ラウンド:国家の「真理」

第3ラウンド:神様の「真理」

第4ラウンド:存在の「真理」

こんな感じである。

どれもこれも、時系列的に過去から現代へと、有名な哲学者や科学者の思想を取り上げて、徐々にその哲学が覆されたり、発展したりという書き方で、その哲学をわかりやすく説明してある。

例えば、真理の「真理」はこんな感じだ。

プロタゴラスが「絶対的な真理なんかない」と言えば、その後のソクラテスが「いやいや、俺は死んでも真理を追求するよ」と反論し、だけどその後も真理と言えるようなものは見つからず、いつしか信仰に走るようになった中世を通り抜けて、デカルトが「もうちょっと闇雲に考えるのではなくて、方法論的に真理を追求しないか。とりあえず、これだけは疑いようがないというものを見つけよう。」と言い出して、結果「何もかも疑ってみたけど、疑っている自分だけは疑えないよね。」となって、一応の出発点を見つける事はできたんだけど、それじゃ、その「原理」からどう発展して真理に至るの?という部分で、結局「私の存在は疑えないのだから、私の認識も疑いようがなく。なぜ認識が正しいかというと、それは神様が私を作ったからなんだよね。」と、なぜか斜め上の方向へ突き進んでしまって、なんじゃそれな展開に。
その結果、ヒュームが「そもそも、デカルトの言ってた”私の認識とか存在”とかって、何なの?認識なんて結局のところ、経験や知覚の集合体じゃん」と反論。
火が熱いのも、太陽が眩しいのも、全部本当にそうかどうかなんて分からなくて、ただ単に「経験上、そう感じてるだけ」なのかも知れないじゃん。と。
そこで現れたのがカントで「個人個人の経験から認識しているというのなら、なんで異なった経験をしている人同士で共有した認識を持つのだろう」と反論。
それを発展させ、「やっぱり人間は生まれつき持っている共通の認識というのがあって、それによって異なる経験をしてきた人間同士でも共通の認識を持つことができるんじゃないだろうか」と結論した。
ただ、結局の所これも「人間同士では当てはまるかも知れないが、異種族や宇宙人となると、それは違うんじゃないか」となって、やっぱり真理ってのは人間が規定するものであって、今まで真理と言っていたものは、「人間にとっての真理」なんだよね、という所に落ち着くのであった。
しかしながら、人間にとっての真理があるという事は分かったが、どうやってその真理を見つければ良いのかという方法論は分からないままだった。
そこにヘーゲルが現れて、弁証法の果てに真理へと到達できるはずだと提唱。それは歴史にも当てはめられて、人類の歴史・社会というのは試行錯誤の末に段々と良くなっていくものなのだという考え方となっていく。
しかしながら、このような考え方は「いつか真理や理想の社会は見つかるよ」という事になり、いつになったらその真理や理想社会が訪れるのかは、誰にも分からないという事になってしまった。
そのような受け身の哲学姿勢に異論を唱えたのが、キルケゴールで、「そんな、いつ分かるか分からないような真理なんていらない、私は私だけの真理が知りたいのだ」と唱え始めた。
その後に現れたのが、サルトルで、「待つばかりではなく、自らの選択で未来を切り開くべきじゃないか。例えその選択が間違っていたとしても、それは自分が引き受けるべき未来であって、その選択と追求を止めるべきじゃない」と言い出した。これは当時の主流であった資本主義社会から、いつかもっとそれよりも良い理想の社会制度が出来るはずだという思想につながり、当時の若者をマルクスによる社会主義へ傾倒させる事へと繋がっていったとの事。
しかしながら、これに対してレヴィ・ストロースは、「そんな、人類が共通して理想と考えるような社会なんて、本当にあるのか?」と反論。
人類学者でもあったレヴィ・ストロースは、西洋人の影響を受けていない未開人やその文化に触れ、今まで理想と言っていたものは、西洋人が勝手に考えていたものであって、それは決して「誰にとっても理想である」とは決して言えないのではないかと唱えた。
この頃から、時代は混乱の様相を呈してき始めて、「何だか、真理とか理想の社会って人間の理性を基本にして求める事が出来るって近代の哲学者は言ってたけど、人間って結構愚かな存在だよね。」という空気になっていく。
ここから現代哲学が始まり、それまでの「信仰」や「理性」に頼って真理を見つけようとするのではなく、実践主義的なものを求めるようになっていく。
つまり、「真理とかどうでもよい、実際に人間や生活・社会に役立つことについて考えよう。」というプラグマティズムが発生し、その代表的な哲学者がデューイであった。

というような感じで、上乗せ上乗せで被せてくる感じ。
哲学史がストーリーになっているようで、非常に分かりやすく構成されています。

この他の「国家」「神様」「存在」についても同じようになっていて、特に「国家」の部分は、現在の日本社会の問題を考える上でも大変勉強になるように感じた。

 

そして、読んでいるうちに感じるこの感覚…。

小さい頃から、ぼんやりと一人で外の景色を眺めながら考えていたこと。

考えたって自分なりの答えしか見つからないし、それが何の役に立つのかと問われれば、全く意味がないような思索。

そういう、ある意味で「自由」な時間がその頃は沢山あったという、懐かしいような、なんとも言えない記憶を呼び覚ます。

もうこれは、人類のDNAに刻まれている問題提起、解決したいという基本的な欲求なんでしょうね。

 

一人でぼけーっと、多摩川の川辺で物思いに耽るために最適な本かも知れません。

【観てきた】「日本と原発 4年後」

Posted by yonezo in 日記, 書評 | Leave a comment

先日、友人と飲みに行った席でいろいろと話していて、エロいお話から政治経済哲学倫理に至るカタい話までまぁいろいろ話したんだが、その中に原発に関する話題もあり、「日本と原発」という映画について紹介された。

今度、友人の会社で上映会をやるらしく、来ないか?との事だったので、それは良い機会だと思ってお願いしたのです。

で、帰宅後に「どんな映画なんだろう?」と調べていたら、上映会でやる予定の映画の続編が既に渋谷で公開されているとの事なので、早速仕事を抜けだして観に行ってきました。

「日本と原発 4年後」 監督:河合弘之

その筋では有名な弁護士の方らしく、原発再稼動の禁止を司法に訴えて活動されているようです。

で、それだけならば特段珍しくもなく、反対派の一人なのだろうという感じでしかなかったのですが、
わざわざお金出して時間割いて観に行ったというのは、超映画批評の中でのこんな一文を見たからだった。

この映画はそんな弁護士が、「これ一本で推進派の主張を完全に論破し、原発問題のすべてがわかるように」と作ったもの。脱原発派よりも、御用学者や推進プロパガンダに汚染された裁判官、一般国民、政治家、そういった人たちの洗脳を2時間強でどこまで解けるかという、壮大な挑戦というわけだ。

なんというか、正直言って「やっとこういう映画が出てきたか。」という嬉しさがこみ上げた。

今まで「うーん、いろいろ考えてみたけど、今直ぐ原発の稼働を全停止しろっていうのはマズイんじゃないかなー。将来的に代替エネルギーや廃棄物処理の問題が片付くまでは動かす必要があるんじゃないか?」という、自称”緩やかな脱原発派”だった私としては、それでも「推進派」と呼ばれてしまう部分があり、その推進派の論拠を喝破してくれる存在がやっと現れたかという気持ちでした。

以前は、小出 裕章氏の本とかも読んでみたけど、推進派を論破できるほどの内容じゃなくてガッカリした記憶がある。

この映画にも登場しますけどね…。

というわけで、映画館に行って、チケットを購入。

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まだ時間があったので東急の本屋に行って、監督の著書を購入。

時間まで読んで待ってました。

要するに、東電は責任を取ってない!原子力規制委員会はマトモな仕事をしていない!という感じで、それを裁判に訴える事で現在の再稼働の動きを阻止してやろうという事らしいです。

で、時間になり、そそくさと席について上映開始。

お客さんは平日の昼間とあって、30人ほどでしょうか。

小さな映画館なので調度良い感じです。勿論変な人とかはいませんでした。時間帯的に当然だけど、若い人はあまりいない感じ。

 

で、映画としてはよく出来ていると思いました。だってこれ、素人監督ですよね?

構成とかよく出来ていて、ちゃんと不快感無く観れるのです。

 

特に、所々「河合塾」と呼ばれる、推進派論破のための解説シーンがあって、これは良かった。

この内容は前掲の著書にも書かれていて、本を買った人は内容を後から確認できるようになってます。

「推進派の人達はこんな屁理屈を言って、再稼働の理由とするけど、そんなのはこうやって論破できるんだよ」講座です。

早速だが、ざっと列挙してみよう。そして、それに対しての私の個人的な感想などを書いてみたいと思う。

 

1.原子力ムラ

電力会社を中心とした政府・学者・銀行・関連企業等との癒着構造による、原発安全神話のプロパガンダや、総括原価方式への批判などでしょうか。

原子力村 相関図」などでググると、沢山画像が出てくるので、見てみるとわかると思います。実際のところ、この相関図を見ても、どんな風に「悪しき癒着」があるのか分からないのですが、正直この相関図を見て思ったのは

こんなん、どの大企業でも同じような構造なんじゃないの?

という事でした。
それなりの会社であれば、広報活動だってするだろうし、銀行から融資を受けるでしょうし、下請け会社との強固な結びつきもあるでしょう。
大企業ともなれば、電力会社に限らず政府・政党、官僚とのやりとりなどもあると思います。
なぜ電力会社だけが問題になるのか?

ここで、元経産省官僚の古賀茂明氏が登場するんですが、「電力会社には誰も逆らえない」的な事を言ってました。
確かに電気を止められたら大変です。
企業活動どころか、日常生活も困難な状態になってしまうでしょう。
だけど、「誰も逆らえないから、何をやっても許される、誰も批判しない構造だ。」というのは、飛躍し過ぎてるような気もしないでもない感じ…。
要するに、代替となる会社(消費者が購入先を選択できない)が無いから、言うことを聞くしかなくなるという事なのでしょうか。で、これを言い出した結果が、電力自由化の流れなんですかね?
私は別に東電の株主でもないし肩入れするつもりもなく、どうしても東電から今後も電気を買い続けたい!とか全く思っていません。
ただですね、「電力自由化で電気の購入先が選択できるようになって、イイじゃん!」とは全然思わないのです。

もし自由化されて、各企業が参入してきたらどうなるでしょう?
きっと他の企業・事業と同じように価格競争が起きるのではないかと思います。
価格競争が起きるとどうなるか?
電力会社はコストを抑えるために設備投資を抑制する他無くなります。
このコストは人件費かも知れないし、純粋な設備投資費用かも知れない。
もし、人件費を抑制するとどうなるか?当たり前だが優秀な人材は流出するでしょう。
そうなると「安全」という担保が希薄化するというのは容易に想像できる。
そして、もし設備投資が抑制されるとどうなるか?
これは「安全」ばかりでなく「安定した供給」という部分でもサービスの品質を毀損する事は免れないと思います。
実際、自由化されて価格競争が起こった結果、自分が購入していた先の電力会社が倒産とか撤退とかしたら、どうなるんでしょうか?
電力会社は発電だけではなく、送電も重要な仕事の一つです。
「今まで購入していた電力会社が電力事業から撤退したから別の電力会社に変更しないといけないけど、その会社の送電網はここに来てなかった…。」とか、そういう事があり得るのではないかという話。
実際にこんな事が起こったら、別の会社が送電網を引き継ぐなどして消費者の利便性を損なわないような措置が取られるとは思います。
ただ、その結果、今までと同じような品質のサービスが享受できるかどうかは起きてみないと分かりません。
これは携帯電話などで例えるとわかりやすいかも知れない。

こう考えると、確かに一社独占な状態であって、影響力は大きいのかも知れませんが、直接国民の生活や生命に関わるであろう「電力」という商品の「安全」と「安定供給」を担保するためには、会社が安定して経営できるように独占や総括原価方式という価格設定の方法を容認したり、場合によっては税金を投入するというのも、必要な事なのではないかと思うのです。
というか本来なら水道のように官がやるべき事なのかなとも思います。ただそれはそれで問題もあり、その上での試行錯誤の結果として「総括原価方式」という方法で安定的な経営と、それによる電力の安定供給を図るという結果になったのかと思います。

ってこんな事を書くと「こいつやっぱり共産主義者だったか。」とか思われるのだろうか…。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

という訳で、原子力ムラって言うけど、各企業の強固な結びつきとか、独占状態になるという事なども、こと「電力」に限った話で言えば、そんなに悪い事なのだろうか?
とも思えてくるという部分については、どうもこの相関図だけでは納得出来なかった感じが残念だった。

 

2.自己完結型永久エネルギー構想

まぁ確かにプルサーマル計画など、夢のエネルギー構想かも知れません。
技術的な問題が沢山あって、これって実際の所、制御が難しすぎて人類には無理なんじゃないの?と思われている事も事実だと思います。
だけど、推進派が言っているのは、その先の話だと思うんですよ。

別に、永久機関のような無尽蔵のエネルギー源が絶対に必要だなんて言ってなくて、国家の生命線の一つであるエネルギーの供給をいつまでも外国に頼ってばかりじゃダメだろう。という話。

一言で言うと「エネルギー安全保障」の問題ですよね。

現在の火力発電で使われているガスや石炭・原油等の燃料は、そのほとんどが外国から購入しているもので、これが万が一購入できない、もしくは値段が跳ね上がる、もしくは輸送手段が無くなるなどの事態が発生した場合に、日本はどうなるのか?
実際にそのような事態に陥って国内が混乱した経験もあるし、それが遠因で戦争にまで至った経験もあるというのに。

これだけ中東情勢や海上輸送上の問題(シーレーンの安全確保や中国による南沙諸島への攻勢等)があるにも関わらず、このような緊急事態を考慮せずに原発を即時停止しろというのは、あまりにも国際情勢に無頓着だと思われても致し方無いように思われる。

現実的には、もしそのような非常事態が発生した場合、日本国内に備蓄している分だけで、数ヶ月。
そして、海上を輸送中の燃料が無事に到着して利用可能になる事を含めても、現状と同様の生活水準・生産活動を保とうと思ったら、多分1年も持たないのではないだろうか。

日本のエネルギー安全保障の現状と課題

とかく脱原発の人達は、目の前の危険性ばかりを取り上げて批判する傾向があるんだが、国家レベルでエネルギー安全保障というものを考えると、どうしてもこのような「外的要因」について考慮せざるを得ない。
これについては、どのように考えているのかという部分についても、解説して欲しかった。

なので、純国産のエネルギーがあれば、別に危険を冒してプルサーマル計画とかやる必要は無いのかも知れない。
国産のエネルギーと言うのには、太陽光などの自然エネルギーなども含まれます。
勿論、メタンハイドレートとかが安定的に大量に供給できるようになれば、それはもう最高だと思います。
その時に初めて「原発の時代は終わった」となるのかも知れない。

この映画の中でも太陽光発電や風力発電を賛美するような描写(デンマークの洋上発電など)があったけど、それ自体は成功しているのかも知れないし、良い事なんだけど、それをそのまま日本でもやろうとした場合に考慮しなくてはならない地政学的な要因についても触れないとフェアじゃないような気がした。
要するに、日本とは違い、安定した偏西風と、遮る山などが少ないという意味での広大な平地の存在ですね。日本には台風などもあるし。

それと、安全保障という観点から言えば、太陽光発電に代表される自然エネルギーの供給面での不安定さについても、「それでも問題無い」とする論拠が欲しい所でした。
月明かりでも発電できるような月光発電とかあればいいんだけど、そこまでの技術はまだ世界的に見ても無いのではと思います。
日差しの少ない日や夜間、風の吹かない日、そんな日は「頼ることができない発電方法」となってしまう。
蓄電技術についても、原発の代替となるようなレベルで言えば、実用に耐えられるものはまだまだ先の話のようです。

原発なんて無くても自然エネルギーと水力火力でやっていけるじゃん、と言う人もいるんだけど、自然エネルギーについては、この「不安定さ」の克服が大前提という気がします。
そういう意味で、「原子力の安定的な供給能力というのは不安定なエネルギー源に比較して大きなメリットであり、代替となる安定的なエネルギー源を確保できるまでは稼働する必要性があるんじゃないか。」と推進派の人達は言っているんですよね。

停電のほとんど無い日本の電力事情というのは、そこに暮らしている我々にとってはもやは「当たり前」の環境になっているのかも知れないが、それは電力会社の人達の努力と技術によって支えられていて、もしそれが要らないというのなら、そういう環境を失った、その先の世界、状況というのを想像しないとダメなんじゃないかとは思います。

 

3.核兵器開発

原発でウランから生産されるプルトニウムには、濃縮した兵器級プルトニウムとなると3~4kgで核爆発を起こさせるだけの力があり、要するにこれが対外的な抑止力になるのだという主張を国会議員や新聞、元自衛官の原発推進派が取った事を批判しています。
昨今、中国がこれについて批判していたのは記憶に新しいところ。というか、やっぱり抑止力になっているんだなと思ったw

で、反対派としては、こんな核兵器開発のために原発を稼働するなんてトンデモナイという感じです。
その論拠としては、「世界で唯一の被爆国である日本が核兵器開発能力を持つなどということは断じて許されない」という事みたいです。
「世界で唯一の被爆国」というのも、今ではガチで(核実験のために)被爆されている国・地域の方々から「日本だけじゃないぞ!」と指摘されているようですが、反対派としては、そんな事は問題ではありません。

勿論、原爆の犠牲になった方々は大変な思いだったと思うし、苦しんだ方々も大勢いるとは思います。
だけど、いくらなんでも「原爆」と「原発」とを同じ観点で論ずるのは、どうなのかと思ってしまうのです。
これは逆に原爆による犠牲者の方々に対して失礼な気もします。

別に抑止力が必要ならば、プルトニウムを持つ必要もなく、単純に軍備を増強したり、日米安保の強化とかいろいろ方法はあると思います。
プルトニウムが抑止力になるからと、原発を稼働させ続けるというのは愚の骨頂のような気がしますね。ただ、上記プルトニウムの抑止力について指摘した人達は、原発稼働の副産物としてプルトニウムが生産されてしまうとしたら、それはそれで意図せずとも抑止力となるはずだから、強かに利用すれば良いのではないか。という事を言っているのだと思います。
いきなり「どうせプルトニウムがあるんだから、原爆作ろうぜ。」という話に飛躍して考えて批判材料にしてしまうのは、反対派としては避けなければならないし、安直な発想しかできないのかと逆に批判されるような気がします。

 

4.原発における科学・技術の進歩を問う

推進派がよく言う事として
「1回や2回の失敗で諦めてはいけない。失敗してもそこから改善し、更に良い技術を開発することで科学・技術が発展していくのだ。自動車や飛行機などもこれまでに大量の犠牲者を出しているが、諦めずに技術開発を行ってきたお陰で今日の恩恵があるのではないか。」
というものがあるそうです。ある意味で、これはこれで真っ当な意見だとは思います。
ただ、河合氏に言わせると、これは「個」の死であって、「種」の死では無いと。

確かに、飛行機事故などで沢山の犠牲者が出る事については悲惨だとは思うが、それによって人類が滅亡するわけではない。
あくまでも、その飛行機に搭乗していた人達や巻き込まれた人達に限定された犠牲であって、原発事故のような国家、人類への影響をもたらすものとは、次元が異なる、といういうような事でした。

私も個人的には、「何でもかんでも諦めずにチャレンジすべきだ」、とは思いません。
あまりにもリスクがあり過ぎるならば、やめといた方が良いという選択は場合により正しい判断だと思います。ただ、そう思うのも、あくまで「個人的には」です。
これ、リスクがあり過ぎるからと言って、やめてしまっても良いのだろうか?ある意味では、いま我々が安全で快適な生活を送る事ができているというのも、過去に生きた先人達がリスクを背負って多大な犠牲を払いながら築いてきた技術やモノのおかげです。
当然だが、原発の事故が起きるまでは、原発由来の電力の恩恵を享受しながら生きてきたわけです。
そういう意味で考えると、今ここで原発技術の発展が停止してしまう事によって、未来の日本人へ禍根を残す事にはならないだろうか?と。
まぁ、それは考えすぎかも知れませんが。

あと、これとは別に、あくまでも個人的に思う事があって、それは、原発事故における危険度や影響の基準について、というもの。
緩やかな反対派としてのこのエントリを根本から覆すような話なんだけど、「そもそも放射線て、どんだけ危険なのか?」という問題です。
ベクレル、グレイ、シーベルトという放射線量の単位は散々ニュースなどでも解説されてきたので、ほとんどの人はその違いについて理解していると思うんだが、
まだまだ「半減期」とか、そもそも放射線てのはどういうものなのか、という事については、それ自体が肉眼では見えないという事もあり、理解が進んでいないような気もするのです。
とは言え、私も理解は出来ていないのですが。

この映画の中でも、放射線量における発がん確率のグラフについて、「しきい値なしモデル」を採用するべきという主張があったような気がします。

しきい値のない直線仮説って何?

これを読むと、とにかく、「低線量でも影響が無いという事が証明されてない限り、安全とは言い切れない」という主張だという事が分かる。
ただ、そうは言えども昔からラドン・ラジウム温泉とかで人工的な低線量の被爆は身体に良いという事で、みんなそういった施設に行ったりしていて、それでガンになったという話は聞いたことが無いし、もし低線量でも身体に悪影響が出るという事なら、飛行機に多く乗る人は発がん確率が高まるはずだし、世界を見渡せば現在の福島を上回る線量を記録する場所・地域はいくつも存在する。
しかし、そこで何か特別な健康被害があるという報告は無いとの事。

2013-03-02 環境放射能調査 (ブラジル・ガラパリ)
世界の高自然放射線地域

また、半減期については、それが数万年にも及ぶ放射性物質については、「何万年も汚染されて人が住めなくなる!」という議論になりがちだが、数万年かけて放射線量が半減するという事は、すなわち単位時間辺りに放出される放射線が極端に少ないという事になる。
これはよく推進派が肩たたきに例えるんだけど、「1トンのパンチと、1回当たりの圧力が1kgの肩たたき1000回では、どちらが危険だろうか?」と。
受ける圧力の総量は同じなわけです。

実験するまでもなく、前者では肩が崩壊し、後者では人にもよるが肩こりが改善するかも知れない。
放射能についても、半減期が短いものほど危険であり、長期に渡るものについては、それほど危険ではないのではと思うのです。

【放射能】福島第一原発から飛散した主な放射性同位体(核種)全31種・放出量・具体的な人体への影響など
長い半減期の放射能は危険、という誤解

そう考えると、原発事故後の初動対応というのがいかに重要かと思うのです。
「とにかく逃げろ」というのは、津波に限った事ではなく、原発の事故についても同様という事ですね。
但し、その避難期間は長くても数ヶ月で十分であって、現在のような数年間もの長期間、避難するというのは、どう考えても放射能からの影響よりも、避難生活から来る苦労・心労の悪影響の方が勝るように思うのです。
実際、チェルノブイリの事故報告でも、その後の避難生活によるストレスが原因で亡くなった、もしくは病気になってしまった人の方が、放射線による影響よりも大きかったというような事が報告されていたというような事を聞いたような無いような。

映画の中でも、避難生活の苦労から自殺してしまった人達について取り上げられていましたが、当事者でなくても、「なぜなんだ!」という気分になります。
遺族は東電を訴えて、結果、東電には賠償金の支払いが命じられました。
しかし、これは東電を訴えるべきなのだろうかと思ってしまいます。
訴えるべきは、避難生活をいたずらに長引かせている政府なのではないか?と。
こんな事書くと、猛烈な批判が来そうだが、正直なところ、ニュースとか見ていてそんな風に思ったのです。

で、こういう事を鑑みると、果たして現在の福島は広範囲に避難しなければならない程に危険なのだろうか?とか、土壌汚染や汚染水の問題なども、もう少し冷静に評価する必要があるのではないかとも思えてくるのです。
福島に限らず、隔離された避難区域では、動物達の楽園になっているとの事です。

チェルノブイリ立入禁止区域、動物には事故以前より快適? 福島のイノシシ野生化と関係はあるか

放射線というのは、人間には危険だけど、動植物には害がないのか、それとも、これから数十年経った頃に繁殖した動物たちはバタバタと死んでいって文字通り、死の土地となるのか。

福島の原発事故に関わらず、それまで世界中で行われた核実験によって飛散した放射性物質が降り積もっていて、何を今更な状態という話も聞きます。

反対派としては、上記のような事について一つ一つ反論を展開する必要があるのではないかとも思うのです。
少なくとも、科学的・医学的に証明されていない事や、局所的な調査や統計だけで、いかにも放射線によって被害が発生しているというような意見・報告はするべきではないと思います。

 

5.国富流出

経済的側面についての解説が登場しました。
全原発の停止によって、現在の日本はその代替電力の確保を行うために火力発電の割合を増やしています。
そのために、追加購入されている化石燃料の費用が、年間3,6兆円との事です。
これは多分ですが、2013年通年での対カタールに対するLNG購入の貿易赤字額が根拠かも知れません。
これは、公表する団体・組織によってバラつきがあるようですね。また、実際には円安や価格高騰の影響などもあるので、それを差し引くと実際には1,5兆円という試算も出していました。
果たして、円安や価格高騰の影響があるとして、それを差し引いた「実は1,5兆円」という金額にどんな意味があるのか分かりませんが、
現実に出て行っているお金は3,6兆円との事。また、過去には貿易赤字の主要因となっている事を取り上げて原発停止を批判する記事などもありましたが、この際、貿易赤字が原発再稼動の理由とはならないと考えるので、無視です。

推進派が、毎年これほど巨額の追加燃料費が外国に流出しているという事に対して、「だから、原発は稼働するべきだ」という論法を取っているという。
それに対して映画の中では批判していました。
で、批判の根拠なのですが、現在の日本のGDPは約500兆円であり、追加の燃料費とは言え、1%にも満たない。
原発を停止することによって安全と安心が確保されるのなら、GDPの1%にも満たない金額を追加で支払うとしても、問題は無いだろうとの事でした。

また、国富(日本の資産から負債を引いた純資産:原文ママ)は約3000兆円もあるので、代替燃料や自然エネルギー技術の発達を待つまでの間、毎年追加の費用がかかったとしても特に問題は無いとの事です。

とりあえず、著者の河合弁護士は財政破綻論者ではない事が分かりました。それはそれで嬉しいw

まぁ問題は無いのかも知れません。
ただ、もしもこのお金が、逆に国内で使われていたと考えると、GDPを1%近く引き上げる事になっていたのではないかという推測が働きます。
あくまでも推測です。

日本は経済規模が大きいために、この程度のお金を追加で請求されたって特に問題無いという。
3.6兆円。
人口が1.3億人とすると、一人あたり年間27,000円くらいですかね。
うちは4人家族なので、毎年108,000円払えば、原発の恐怖から逃れられるという事か。
自然エネルギーの実用化や国産代替燃料の確保に目処が付くのが10年後だとして、約100万。意外に安いものです。

日本国民は文句言わずに一律でこの金額を負担すべきだと思いますね。

 

6.浜岡原発と南海トラフ巨大地震

今後30年間の間に約87%の確率で発生する巨大地震が原発を襲ったらどうなるのかという問題です。
現在、中部電力は静岡県御前崎市にある浜岡原発に、22メートルの防波壁を建設し、その他地盤改良工事や補強工事を行っているようです。
もう終わってるのかな?

しかし、浜岡原発差し止め訴訟団の弁護団は、原子力規制委員会の作成した津波審査ガイドを分析した結果、津波の高さは63メートルに達するとして、中部電力に警告しているようです。

63メートルの津波というのは、決して非現実的な数字ではなく、もしそのような巨大な津波が押し寄せたら、22メートルの防波壁なんて木っ端微塵なのでしょう。
しかも、もし63メートルもの巨大な津波が襲来したとして、それに匹敵するような巨大な防波壁に激突すれば、100メートル近い高さまで達する可能性があるようです。
もうこれだけで、沿岸部への原発建設は止めたほうが良いだろうと思ってしまいます。

というか、63メートルの巨大津波が来る事を想定するならば、原発反対よりも先に、周辺住民・施設をどうするかという議論の方が緊急性がある気もします。
南海トラフは太平洋側なので、日本海側で…とも思いましたが、日本海側でも地震は発生するし、津波も発生する。
では、そもそも沿岸部ではなく、山間部では…とも思ったが、どうやって冷却水を確保するんだという問題があるみたい。
うーむ、やはり本当に津波の影響を免れたいなら、大きな河川の周辺に…。
日本ではどうやっても無理という事ですね。

 

7.汚染水問題

福島の原発は高台を掘り下げて作られた施設らしく、そもそも地下水が流れ込みやすい地形になっているようです。
そして現在でも毎日400トンの地下水が建屋内に流れ込んで汚染され、一部が海へ流れ込んでいた事から、大変なニュースとなりました。

これは4.原発における科学・技術の進歩を問うの所でも書いたんだけど、そもそも汚染水ってどの程度の汚染なんだろうか?

この映画や本には、「汚染水」とだけあって、それがどのような放射性物質による汚染なのか、具体的にどの程度の汚染度合いなのか、海洋へ放出した場合にどのような影響があるのかについては言ってないように思います。
ネットの情報を確認してみても、見るソースによってバラつきが激しくて、数百億ベクレルとか、◯京ベクレルとか、見ると驚くような数字です。
しかし、これも「問題なし」とする推進派の意見もあって、この映画で言うような「屁理屈」とも言い切れない説得力があるのです。

フランスの、ラ・アーグ再処理施設では、2012年の1年間で、1京1600兆ベクレルの汚染水を排出。
カナダのブルース発電所でも、2012年の1年間で、1280兆ベクレルを排出しているが、全く問題にはなっていないとの事。
これについて、反対派としては、どのように説明すれば良いのでしょう。

そこの所も掘り下げて説明して欲しかった。
なので、「汚染水が太平洋に流れだしてそれがアメリカや欧州にまで到達して迷惑をかける」という京大の先生もいましたが、それ本当ですか?という気もするのです。

本当ならこういった情報や、汚染水といっても問題のない放射性物質である、という事をもっと政府が言うべきだと思うんですが、まぁ政治的な理由か何か分かりませんが、言ってないですね。

汚染水に限らず除染作業にしても、なんだか業者が儲かってるだけという気もします。この辺の
「放射線による人体への影響を放射性物質だからと一括りにして論じる事はできない」
「そもそもベクレルで論じるのは不適切でありシーベルトで論じるべき」
など、放射線の影響を語る上でのマナー的な作法があると思うんですが、この辺は反対派も気をつけるべきじゃないかと思います。

 

8.テロ対策

これ、先日山本太郎氏が国会で詰め寄ってた件ですかね。

私はあんまりこの人好きじゃなかったんですが、この質問は的を得てるなと思いましたです。

本の中では大きく3つの脅威について書かれていて、以下のようなもの。
1.ミサイル・戦闘機・潜水艦による攻撃
2.サイバーテロ
3.テロリストの侵入

いずれも、北朝鮮からの攻撃を想定しているようで、実際にこんな事が起きたら、原発でなくても大変な事になります。
海外(アメリカ)では、こういった脅威に備えて、原発専門の特殊部隊・組織があるそうです。
日本でもそういった措置を行えばいいと思うんですが、なぜしないのか謎ですね。もしかしたら既にあるのでしょうか?

山本氏の指摘のように、まずは試算して有事計画を立てるべきなのではと思うのですが、よく分かりません。
この辺は、何か他の要因があるのかも知れません。憶測ですが。

そして、「それじゃ、そういったテロ対策を行えば原発稼働も容認するのか?」と言われたら、決してそうはならないでしょう。
どこまでやっても「想定外の事態が発生する確率はゼロにならない」という、ありがちなゼロリスク幻想を言い出す人達がいるからです。
そもそも原発がそういう事、ほんの少しのリスクをも許さない施設だからでしょう。

あと、「ミサイルが飛んできたら自衛隊が迎撃すれば良い」とか、そんな事を今時言う推進派っているのでしょうか?
動画の中では総理が発言しているみたいですが…、実際にどれだけ有効なのか分からないですよね…。

 

と、以上、本当にざっくりとですが、映画・本で言われていた反原発の理由について考えてみました。
あくまでも、上記は私の認識なので、事実と反する部分もあるかと思いますが、まぁ市井の戯れ言と思って頂ければと思います。

推進派の言うことも理解できる部分はある。
だけど反対派の「何かあったらどうするんだ」という一言には、どんな経済的、安全保障上の理由も敵わないような気がしてきますね。

いくら対策しても、非常事態を想定して、訓練して、設備や技術の開発・改善を行おうとも、稼働の理由にはならない。

「何かあったら、もう一度起きたらどうするんだ。」

この一言で論破です。思考停止です。

 

これまで送ってきた生活・生産活動などのレベルが下がろうと、技術開発や人材の育成が遅れて既存原発の廃炉や廃棄物の処理に時間がかかろうと、長期間に渡り国富が順調に外国へ流出して経済活動が滞ろうと、外国にエネルギー供給を依存して安全保障を失おうと、その他モロモロ不都合や不便が生じて、国民生活のレベルが昭和、大正の時代に逆戻りするようになっても

原発が事故を起こすよりマシだ。

という事です。まさに

安全のためなら死んだほうがマシ

という事でしょうか。

悔しいかな、反対派としては、「それは言いすぎだろ。」とは言い切れません。
なんせ、どれだけ対策しても、何が起こるか分からないという前提で再稼働に反対をしているのですから、推進派の前提だけ「それはあり得ない。」とは言えません。

映画の中でも描かれていますが、戦後原発の稼働を実現して電力供給のバランスが取られ、安定した電力の供給が実現した事によって復興や発展を成し遂げたという事は認めています。
そう考えると、文字通り発展のエネルギー源となった一翼である原発を、今後も稼働しなかったために日本が数十年という長い期間をかけて没落していくという事態もあり得ないわけではなく、その可能性を100%は否定できないからです。

結局のところ、それだけのような気がします。

 

映画は、新垣隆氏の素晴らしい音楽で締めくくられていました。

そして、上映後には河合弘之氏本人が挨拶のために舞台に登場していました。

私は本にサインも貰ってしまいましたw

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11月に観る予定の「日本と原発」も楽しみです。

カセットテープ整理

Posted by yonezo in 日記 | Leave a comment

最近、昔のカセットテープを聴いている。

ロフトの奥にしまっておいたんだが、子供がいたずらしてテープがメチャクチャになっているのを発見して以来、そろそろ何とかしなきゃと思って、いっそMP3にしてしまおうかと。

で、amazonでUSB接続できる再生機を購入。

30年前に使っていたウォークマンの方がよほど高機能・丈夫でキレイな作りと思うほどだが、まぁちゃんと使えます。

さすがに電池駆動で外に持って行こうとは思わない。

「Cassette Mate」という録音ソフトが付いてくるので、それをインストール。

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再生しながら録音します。

小難しい機能は無くて、普通に再生して録音ボタン押下です。

 

ものによっては、30年以上も前、小学生の頃のテープとかもあるので、懐かしさ満載。

ただ、YMOとかマジで好きだった音源はほとんどCDで買い直したりしているので、それほど新鮮ではない。

 

まだ一部しか聴いてないが、その中でも特に懐かしいのは甲斐バンドである。

特に、これとか。

実際には兄貴の持ち物で、ドサクサで俺が奪ったテープ。

兄貴が部屋のステレオで聴いていたのを、小学生の俺は何となく聴いていた。

中学・高校に入って音楽好きになった頃に、借りてちゃんと聴いてみたら、なんだコレすごくイイじゃん!となって、それから甲斐バンドが好きになった。

なので、これ聴くと小中学生の頃を思い出す。

あのくそ狭いアパートの部屋で聴いてた…「シーズン」「MIDNIGHT」とか懐かしい。

好きな女の子にフラれた時に聴いて泣いてた思い出がw

 

テープならではの、この音が揺れる感じも懐かしい。

ガチなアナログ感がレコードの比ではありません。

 

テープの中には、自分で演奏して4トラックMTRで録音してたモノもある。

これはさすがにB面が逆再生になってしまうので、どうしようかと。

屋根裏にしまっておいたFOSTEXのMTR X-26を引っ張り出してきたが、さすがにぶっ壊れていた。

うーむ、どうしよう…、中古の完動品を買うほどの事でもないような気もするし。

フリーソフトで何とかなるかな…。今度試してみよう。

 

そして、テープの次はレコード。

そしてVHS。

結構なお値段しますよね…。

またプレーヤー買わないダメなのか…。